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夢追人  作者: 北西みなみ
説明・紹介
2/175

人物紹介・設定 詳細版(見なくても平気)

詳細な設定など。この設定が小説で使われるかどうかは分からない。



◆世界観

□天界

  他世界からは覗けない、他世界への共鳴は思いのまま、実世界に干渉できる、

  と、他世界とは異なる性質を多く有する世界。人だけではなく、有翼人種や

  異形もいるが、大抵、同形の住む世界を見守りたがるため、このお話では

  リザードマンだのコボルトだのが出てくることはない。唯一、世界が無数に

  あること、世界の底に記憶世界が存在することを住民が知っている。

□地界

  天界が他世界を呼ぶ際に使う名称。別に、実際の位置的に上下に配置されて

  いるということは特にない。この物語でいう場合、基本舞台であり、計人や

  美奈が住んでいる地球を指すことが多い。

□実世界

  生物が生き、暮らす場所。単に世界、ともいう。記憶世界が揺れ、その記憶が

  世界に突き抜けると、化け物、怪異といった事象として現れてくる。

□記憶世界

  生物の生が終わる時、その身に刻んできた記憶を全て刻み込む場所。通常の

  夢人は、こちらにしか共鳴できない。眠ったりして記憶の整理が行われたり

  すると、一部の記憶がここにきたりする。


□夢人

  他世界を覗くことができる(共鳴するという)者。世の中にいる小説家、漫画家、

  脚本家等、画家、等の文学作品を生み出す者は、夢人である事が多い。

  ちなみに、夢人には、自力で自分の望む世界と共鳴する者と、自分で見つける

  ことは出来ないが、他人の共鳴を感じ、同じ場所に意識を飛ばせる(同調)者が

  おり、同調者が多い作品は、大ヒット作品となる。

□夢追人

  地界を見ていた天界人が、夢人による世界の崩壊を嘆き、他世界からの介入に

  よる影響を減らそうと(勝手に)守ることにした人たちの呼び名。最初はそうだが、

  大きな組織になったのは勿論、それが天界の利益に繋がるから。他世界に

  干渉するための大義名分とか、技術の習得とか。(梨亜達がやっている様な)

  現地調整の他、他世界の有益な技術を自世界で適用できるかを考え、天界で

  利用できる技術に変換したり、様々な世界から得た情報を上手く統合して、

  新たなる技術を生み出したりもする。その場その場での判断能力も必要、自身

  の常識が通じない他世界で立ち回るための柔軟性や適応力も必要とされ、総合

  的に高い能力が要求される。能力・才能のある者が一時的にやる事が多く

  (学生の体験ボランティア的なもの)、長く続けるものは多くない。専任で

  ずっと続けられる者は、エリート中のエリートであり、各方面に多大な影響力

  を持つ。

□夢守隊

  夢追人をやっている人達の隊。その中でも一~十番隊は、隊員自身が他の隊の

  隊長を務めるという特殊な隊である。また、一時編成隊は、千番隊から採番

  されていく。つまり、三番隊の隊員である梨亜は、実はめちゃくちゃ偉い。

  当然、その三番隊を率いる木崎隊長はものすんごく偉い。地球で言えば、米国

  大統領をあごで使えるレベル?

□共鳴

  夢人が、他世界の様子を覗くこと。共鳴によって覗けるものは記憶世界であり、

  既に起こった記憶であるため、何度も同じシーンを見ることが出来る。

  自分自身で新たな世界を覗く共鳴と、他人の共鳴した道をなぞって同じものを

  見ることの出来る同調共鳴が存在する。

□念

  夢人の、共鳴世界への想いが、世界に引き寄せられて集まったもの。

  それに触れた者は、感情を引きずられる場合があるため、意識が途切れると

  支障のある場所に溜まる念は、見つけ次第消すのが望ましい。

□害夢

  夢人が、共鳴する世界に対して強い感情を抱き、その激情が記憶世界を波立たせて

  実世界にまで波紋をもたらすと、大抵世界に害なす存在となる。それを害夢と

  呼び、夢追人の討伐対象となる。

□術

  世界の構成要素の一つである『力』に志向性を持たせること。『力』を扱うために

  唱えられる文言自体を術と呼ぶこともある。


◆登場人物

 主要な登場人物は、四人。名前考えるのが面倒という訳ではない。


□五十嵐 計人

  ひょんなことから夢追人なんぞをやる事になった。口は悪いが、基本良いやつ。

  美奈とは幼馴染みでツーカーの仲。よく恋人同士と間違われるが、面倒だし、

  自分には誤解されて困るような好きな相手もいないし、美奈の虫除けにも

  なるしで、特に訂正しようとはしなかったため(肯定はしないが)、梨亜が来る

  まで公認カップルだった。実はかなり人気があるが、美奈と付き合ってると

  思われているため、諦められているだけなのを本人は知らない。

□結城 梨亜

  夢守隊三番隊隊員。地球にて、現地人(計人)を乗っ取って暴走しようとする

  化け物を無理矢理自分に移して退治中。それにより、通常業務はきちんと

  出来なくなったため、計人に代わりをお願いしている。現在、計人の補佐を

  しつつ、計人の家に居候中。背が高いのを気にしており、小さく可愛らしい

  美奈が羨ましい。

□山口 美奈

  幼馴染みの計人が何かやっているので、くっついていって、小器用さを遺憾

  なく発揮して、自分の出来そうな部分を助けている内に、本人よりも活躍して

  いたり。知識欲旺盛で、色々な事を知り、考え、整理するのが得意。梨亜を

  気に入っている。最近、喜んで食べてくれる人がいるため、料理の頻度が

  上がってきた。

□木崎 要(隊長)

  夢守隊三番隊隊長。真面目で幸薄そうな苦労人。その実力は皆に認められて

  いるため、他人に気にするものはいないのだが、自分だけは姿が小さいことを

  気にしている。美奈の監視のため、理由をつけて美奈の家に居候中。出される

  食事が豪勢で美味すぎて困る。

  天界では名前を呼ばれることもあるが、このお話の中で名前が呼ばれることは

  殆どない。名前、忘れないでやってください。


□鳥谷 香織

  夢守隊三番隊副隊長。隊長は尊敬しているが、小さい子供の着ぐるみ姿が

  大好きで、隊長にもしてほしいと思っている。が、お子様柄を薦めるのみで

  我慢している(本人は物凄く我慢している)。梨亜に関しては、最初の教育係を

  務めた関係上、可愛がっている。ところで、フルネームが呼ばれる日はくるの

  だろうか?その前に、二話以降、出番はあるのだろうか?

□川岸ゆかり

  計人と美奈の幼馴染み。高校は別だが、美奈としょっちゅう遊んでいる。一度

  も出てきたことないのに、名前があるという。さて、出てくることはあるか?

□クラスメイトA

  計人の友人その一。その二とも仲良し。名前は呼ばないですむ限り呼ばない

  方向で。きっと、ずっと名前はない。要領いいタイプ。計人が梨亜と美奈の

  どちらを選ぶのか、楽しく観察している。

□クラスメイトB

  計人の友人その二。通称「バカ」。計人とAに、バ可愛がられている。モテない

  我が身が憎い。モテるのに気付きもしない計人も憎い。でも、一緒に遊べなく

  なるのは嫌なので、計人には自分がモテるということを気付かないままいて

  ほしい。


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