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第3話

こんなに短くても書くの結構疲れますね。いつまでこのペースで更新できるのやら(汗)

 俺は耳に入ってくる喧騒で目を覚ました。

 まだはっきりとしない頭で周囲をを見渡すとどこかの宿の一室のようだ。

 どうやら謎の声の主は無事に送り届けてくれたようだ。


(さてと、これからどうするかねぇ)


 と、頭の中で呟くと突然今までうるさかった外が急に静かになった。

 そして聞こえて来る声、ついさっきまで自分たちに話しかけていた謎の声であることがわかった。

 その声の主が紡ぐ言葉は、先ほど自分が説明されたこの世界(ゲーム)の目的とクリア条件だ。

 そしてその次に説明するは自分たちイレギュラーのこと。

 

「君たち参加者にイレギュラーと呼ばれる者たちを4名混ぜた。イレギュラーたちは他の参加者に比べ強い力を持つ、どうするかは君たちの自由だ、有効活用してくれ」


 などと言っている。

 確かに名前、所在、レベルなどは公表されていない、こんなことをしている割には以外と律儀なやつであるなどと変なところで感心する光一であった。





 しばらくして説明が終わるともうそこはひどい状況だった、まさに阿鼻叫喚である。

 ある者は自分をもといた場所に返せと怒鳴ったり、ある者は泣き出し、ある者は呆然と立ち尽くす。

 しかし、そんな中でも割とのんきなことをしていた者もいた。



「しっかしこれからどうするかねぇ」


 などと言いながら考える。

 様々なことを考えていたが光一はふととあることに気づいた。


(あり?何か目の高さ低くね?)


 そう疑問を感じた彼はとあることを失念していたことに気づく。

 

(あれ?そういえば俺ってカルドニアオンラインのキャラをそのままの性能でもらってるんだったよな?)


 彼は気づいたのである、いや気づいてしまったというべきか。

 そう、彼、光一のゲームで使用していたキャラクターは女性キャラクターだったのである。


(いやいやいやいや、謎の声さん?いくらキャラの能力そのままくれるったって男を女にしちゃダメでしょ!)


 彼はてっきり自分のゲームのキャラクターの能力だけを貰うと思っていたのである、そのため自分に力をくれると言われた時も嬉々としてそれを受け入れたのだ。がしかし、現実はこうである。

 そしてパニックに陥っている彼は偶然にも今いる一室の鏡を真正面から見てしまった。

 今の彼は銀色の髪の毛を持ち耳が長く、身長も150cmそこそこで肌の色も真っ白なそれはそれは可愛らしいエルフの「女の子」であった。


「い~やぁぁぁぁぁぁtg▲×dbyu¥□~~」






 ■■■■■■■■■

 




「大丈夫だ俺落ち着け俺。そう、こんな格好でもステータスが高けりゃこんな場所でも生き残れるんだ、何ももらってない一般の参加者たちよりはましなはずだ。よし、とりあえずステータスとかアイテムとか確認しとこう」






Name:RAITO

class:カーディナル(枢機卿)

種族:ハイエルフ

Lv:240

HP:16000/16000-1000

MP:2000/2000+500

物理攻撃力:940-200

物理防御力:120+100-50

魔法攻撃力:2500+500

魔法防御力:3000+1000

器用度:650+100

詠唱速度:98

速さ:1200

幸運:240


 






「、、ふむ、俺が最後に見たステータスと変わらんな、あいつ何かよさげなものくれるとかいってたんだけどなぁ~。ん?なんだこれ?使用可能魔法欄に何か知らない魔法があるぞ、これか?」



魔法100MP:「イリュージョン」使用者は一定時間決められた姿に変身できる。

魔法2000MP:「サモンユニコーン」使用者はユニコーン一体を一定時間召喚できる。



「おぉ~、上の魔法、イリュージョン?これは便利だな、こんな姿で出歩いたら一瞬で参加者たちに見つかるだろうし。したのこれはマジでえげつないな、ユニコーンってこのゲームでボスを除いたモンスターでの最強の一格だぞ?まぁその分MP消費もすごいみたいだけどさ」



 そしてその日彼は一歩も外に出ることもなく自分の能力を一つ一つ調べていくのであった。



2013年8月16日

決められた姿に返信できる→決められた姿に変身できる に修正。

ご指摘ありがとうございます。


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