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第2話

初めは更新頻度高めでいけたらなと思います。


気がつくと俺は白い何もない場所にいた。


(はっ?どこだここ?)


 そう考えながら周りを見渡してみても目に入るのはただただ白い空間。


(いやいやいや、意味分かんねえよおい)


 などと軽いパニックを引き起こしていると、突然声が聞こえてきた。


「ようこそ、選ばれし者たちよ。突然なのだが、全員意識はあるようなので説明を開始させてもらう」


 と、唐突にそのようなことが聞こえたかと思うといきなり何かの説明とやらを開始した。


「まず君たち参加者をここへ転移させた目的なのだが、君たち参加者には今回用意したこの世界(ゲーム)をクリアしてもらう。この世界(ゲーム)は君たちで言うところのVRMMORPGを参考に作られたため魔法、魔物、剣、等の世界と考えてもらって結構だ。君たち参加者はここで冒険者という位置についてもらい、この世界(ゲーム)をプレイしてもらう。無事にクリアすれば君たちをきちんと元の場所に返すと約束しよう」


 などなどとずらずら謎の声は説明を始める。


(は、はぁ!? 参加者?転移?ゲーム?)

 

 俺の頭の中は疑問で満たされていた。しかし、その間も謎の声は説明をやめない。


「この世界(ゲーム)のクリア条件だが、それはこの世界(ゲーム)に存在するボスと呼ばれるものの殲滅だ、単純明快であろう?」


(いや、しらんがな)

 

 と、俺は心の中でつっこみをいれる。

 よし、まだ少しパニック状態ではあるが少しずつ落ち着いてきた。


「だがこのような単純明快なシステムでも今までクリアした参加者たちはいなかった。そこで今回は4人ほどイレギュラーな存在を参加者たちに混ぜてみようと思った。そしてそのイレギュラーな存在に選ばれたのが君たちだ」


(へぇ、さいですか、じゃあ他の3人はどこにいるんだろ?。あぁ、そんなことはどうでもいいや、いいから寮に返してくださいな。まぁ無理だとは思うけど)


 自分でも驚くくらいに俺は冷静になっていった。

 正直まだ人ごとのように聞こえてしまうが。


「よって君たちにはイレギュラーたる力が与えられる。以上で説明は終わりだ、短時間ではあるが質問を受け付けてやろう」


 なんだよ偉そうに、まぁこんなことができるなら十分すごくて偉いやつなんだろうけどさ。

 すると質問されたのかそいつは答える。


「無論、この世界(ゲーム)内で死亡したものはそなたたちの世界でも死亡したものとなる。そして君たちのことだが、存在自体は公表するが名前、所在、レベルなどは公表しないと言っておこう。 、、、、、、、、、、、、、、さて、それでは質問もないようなので君たちに力を与え他の参加者たちのいる場所へ送ろう」


(え、皆これ以上質問ないのかよ)

 

 てかやられたら死ぬのか、他の人たちには悪いけどイレギュラーの4人の内の1人に選ばれてよかったわぁ、強ければそれだけ死ににくいわけだし。

 と、そんなことを考えながら俺はよくわからない光に包まれていたが、突然謎の声に声をかけられた。


「ほう、お前は今回参考にした物語をプレイしているな」


「え?」


 俺は訳が分からずに素っ頓狂な声をあげる。


「面白い。それならばお前にはその物語で使用していた強さを与えてやろうではないか」


「え、、、まj、、本当ですか?」


 え、マジ?俺がプレイしているゲームってここに来る直前までやってたあのカルドニアオンライン?

 それならその強さって俺が使ってたキャラクターの強さをそのままくれるってこと?なにそれ超嬉しいんだけど。

 機嫌損ねないように敬語使っとこ。

 てかこの声他のイレギュラーにも聞こえてるわけ? それは良くないな


「はっはっは!イレギュラーの中に更にイレギュラーか!これは楽しいことになりそうだ!それとお前が考えている心配は無用だ。この会話はお前にしか聞こえていない」

 

 よかったぁ、他のイレギュラーに敵意とか悪感情とかもたれたりしたらたまんないもんなぁ。

 てか何かよくわからんが謎の声さんは機嫌がいいようで、このまま俺のキャラの強さをくれそうだ。


「でわ、お前にはその力を与えよう。ついでだ、その他にも力をいくつかやろう」


 そういうと、俺を包んでいたよくわからない光がさらに強くなりそこで俺の意識は途絶えた。





 


 ■■■■■■■■







「さて、今回はどのように楽しませてくれるのかな?参加者諸君」


 そう言って謎の声は消えていった。




2013年8月15日

まず君たちを参加者を→まず君たち参加者をに修正。

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