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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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神社解放前の最終確認と勇者

「勇者さま、昨晩も境界の地へ行かれたのですか?」


黒竜とネラから報告があったようで、まぁ行ってしまったものは仕方ないので向こうで羽を伸ばしていたと正直に申告。


社長や校長とは顔を合わせることも無く、三人でぶらぶらしていたと説明。


「勇者さまの体調がよろしければ今夜…」


久々に映画館でラージソードガールの劇場版を見たという話をしたら食いついてきた。


そういえばみなさんで入ったことなかったよな。映画館。


ちなみに昨日一日何もしなかったせいか体調は元に戻っている。


「たしか今日でしたよね。神社での合同練習」


さすがに僕が不在というわけにはいかない。


社務所でおとなしくしているという約束をして、ひとまず洗顔と朝食を済ませ、神社へ向かうことに。


---


「勇者さまはここでお待ちください」


姫さまの圧力で社務所の応接間にある黒いレザー張りのソファに座らされ、飲み物とお菓子が用意された。


見張りはシロさん、どりあーどさん。三人掛けのソファで二人に挟まれて接待を受けている。


行ったことは無いけれどそういうお店の待遇だよなとふと思ったり。


飲んでいるのがド〇ペですが。


今日は孤児院の子供と各ギルドの職員、そして例によって非番の兵士が駆り出されている。


参拝者役となる兵士には仮の入場券を持たせて鳥居をくぐれるかの確認、そして部外者の立入が出来ないことなども合わせてテストを行う。


ソファーの前にあるローテーブルにはさいせいくんRXが数台設置され、各セクションの映像が流れている。


社務所販売コーナーのシャッターが上がる様子を確認。


今からお守りとおみくじの販売チェックを行うとの事で、物販担当の少女たちが緊張しつつ準備を進める。


ちなみに皆さん巫女装束に着替え済み、ギルド職員も雰囲気を壊さないよう着替えをしている。


僕は今回傍観者ということでいつものアロハとジーンズという姿ですが。


「シロさん、見張りだけで良いです。腕を組む必要はありません」と姫さまからなりませぬが飛んできた。


「こうしておかないとサブローはすぐ手を出すにゃ。仕方なく拘束してるにゃ」


巫女装束のシロさんはいつもとちょっと雰囲気が違う。


ちなみにどりあーどさんは巫女型バニーとでも言おうか。


バニースーツに巫女服のパーツが付いた特注の服を。


いつの間に用意されたのか本当に謎なのですが。


属性多すぎて頭が混乱しますけど。


「では、販売確認を開始します」


---


今日参加している非番の兵士は前回とは異なる方々の為、勝手が分からないという点ではテストにうってつけと言えよう。


おまもりは窓口が5つあり、事前におまもりの効能を確認したうえで専用の窓口へ並ぶ仕組みとなっており、頒布も滞りなく進んでいる。


おみくじはダイスロールが必要となり、参拝者役の兵士がボタンを押すと児童的に2色のダイスが回り、そのダイスを確認して販売役のお子様がボタンを押すとおみくじが発行される。


このあたりはカタハマ山頂神社での販売方法をフィードバックした形となり、おみくじに関しては若干のアップデートも行われている。


いっそのこと完全無人にしても良いのだが、やはり雰囲気というものは必要と思われ、巫女装束の愛らしい少女から手渡しされるという点はカットしてはならないと。


「勇者殿、ここまでで何か問題は?」


冒険者ギルド長のユースィアさんが尋ねてきた。


「問題は無さそうですね。兵士の方々が協力的だという点がありますけれど」


中には空気を読めない参拝者もいるだろうが、さすがにそれを練習で再現するのは難しい。


一応カタハマ山頂神社に来た例の転売屋に関しては伝えてはあるが、ここライスリッチフィールドでも発生しないとは限らない。


ひとまず午前の1ニール、2時間の通しテストが終わり昼食を挟んで境内の清掃を行う事になった。


---


参拝客役の非番兵士を境内から退出させている間にお昼を食べるみなさん。


「ちょっと手狭ですよね…。休憩室を作りますか」


社務所内に入りきれない子も居るのでバックヤードに入って急ごしらえの休憩室を隣に建てることに。


見た目は和風だが中は100人程度が利用できる長机と椅子、自販機があるだけの待機所みたいな感じで。


時間も無いので割と適当に出力を。


何もない場所に突然聳え立つ平屋にみなさん目を丸くする。


この敷地の中であれば設計図さえあればどんなものでも生やすことが出来るので。


姫さまが「今日は何もしないという約束でしたのに」という表情を。


ちなみにエネルギーは僕ではなくサブリアクターから供給されているので僕自身には何も負担はかかっていない。と説明したが、働くなと言われているのに働いたという点が解せないと。


お子様達が立ちっぱなしでお弁当を食べるとか見て居られないじゃないですか。


社務所から休憩所に移動した皆さん、おちついて食事が出来るように。


いや、落ち着いているのかな?ちょっと不安ですが。


追加で大型モニタを出そうかなと動こうとしたら姫さまから待ったがかかった。


今日はもう働いてはダメだそうで…。

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