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同じエリアの人間…?

この特殊なものの見え方は一種の僕だけのものだと思っていた…


そして事件は起こった…


ある時、雰囲気を操作できる…僕は自分のその特殊な能力に恐れを抱いていたのだが…

自分がそれをもしやったとして、いつものように誰もそれを悟れないだろうし、

別にやったとして、それは良いことでも悪いことでもないことだと踏んでいた。


僕は、ある意味空気を集めることにした。


僕はペットをいっぱい飼っているんだ~っと回りにうそぶいた…

その時僕はクラスで人気者だった…


回りは僕の席に集まってヤンヤヤンヤ騒いで集まってきた…

僕は、何だろう?

そう…その時特殊なそのセンサーで、どういったりどう振る舞ったら、

その雰囲気をこの行為で愛らしく切り替えられるか分かっていたし

そうしていた…


その時手の平の中にほら?…と


かたつむりを出して見せた…


みんなは、ワー可愛い~と言ったり、見せて?見せて?と言ったり

色々な人たちが色々な観想を言ったりした…


それはそれで、僕はもったいぶって、こいつは暗くしてやると

とってもいい子にするんだ!って言った…


そして、小学生校低学年だった僕は、その時手で被って静に中を覗き込んだ。


そして、みんなはワー…と言ってそして静になった。

僕は、その場の言葉、その場の雰囲気、その場の何かを操る事が出来たが

それが何だったのかは当時は分かっていなかった…


しかし、思いのままだったし、それはどんな時だって手に取るように予測が出来たし

だから、危険な時も分かったし、雰囲気というか、

その流れというか、その場の運命的な力にアクセスが出来た…


当然僕はそれを悪い方には使わないでいたし、それはタブーだと信じていた。


だから…それが出来ると分かっていても怖くてしないでいた…


しかし、事件は起こった…

僕の手が大きな威力によって、ピタンと叩かれて、中のカタツムリが!!!


僕はそれを知ったとき…ぞっとして、一瞬…

手を開けられなかったし、起こった事が理解できないでいた…


そして、当時理解は出来ないでいた、ボーダーと言う類の?

よく分からないが、いわゆる感情面で何かしらの特殊な感情的個性を有する

友達が居たのだが、その子が手をさらに、つけて、僕の顔の前で

広げて…


目を合わせた…


そして、目と目があったとき、その友達はにやっとした…

あたかもその目は僕を見透かしている目だったし…


僕がどうして?…か


そのとき怒り?と言うか…


その時だけは、正真正銘の、怒りと言うものがこみ上げていた…


それは何だろう?


何だったのかは分からない…

しかし、僕は悪くない!


といわなくてはならない、一歩も引けない気がしたからだった…


その時その子はハサミを僕に向けていた…

その子も僕に大して、何かしらの洞察力を持って居たのだろうし

もし怒りもなくハサミを持ち出したのなら、それはありえないだろう…


なんだろう…僕は、その時点で、その子の言おうとしていることが、

いわゆる昔から僕が一般的に抱いていた。孤独感を

その少年も持っていて、

それに対する何かの安心感をその笑みに見たのかもしれない…


何だろう…?


同じエリアの人間に出会ったのは、それが始めてだった気がする…

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