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200字小説

金メダル

作者: コスミ

「噛んでくださーい!」


「えと……、嬉しいでふ!」


「そういうことじゃありませーん!」


「こちらお願いしまーす! 金メダルを、噛んでくださーい」


「はい……、金メダリュ」


「あー! そうじゃないんですよねー!」


「こちらに! もう噛まないでいいんで、顔の横に掲げてくださーい」


「こう、ですか……?」


「なぜ縱なのか! あの、柄が見えないのでー!」


「こっち! もう普通で! 首にかけて!」


「はい……」


「いやなんで服の中にイン!」

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― 新着の感想 ―
[一言] コイツ絶対わざとですよね。
2011/10/04 23:56 退会済み
管理
[良い点] 面白い。 [気になる点] 電話で話すと、自分の考えばかりを前に押し出す性格を持つ作者自信は非常に悪い。悪質である。 [一言] 会話のみの手法は200に合っている様に思います。 俺自信は書…
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