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24話:台所事情は火の車

 蝋燭の明かりに照らされた石造りの一室で、ナルソンは椅子に座ったまま、執務机の上に広げられた領内の大地図を真剣な表情で見つめていた。

 机を挟んだナルソンの正面では、彼の妻であるジルコニアが立ったまま机に左手をつき、右手に持った皮紙に目を通している。

 ジルコニアは薄紅色のチュニックを纏っているだけのゆったりとした服装だが、ナルソンは襟の張った柄入りのシャツに上質な布のズボン、更に薄茶色のマントを着けており、いつでも来客の応対が出来るような服装である。


 ここはナルソンの執務室で、先日アイザックからグリセア村の報告を受けた部屋と同じ部屋である。

 時間帯は昼過ぎで、外では太陽が猛烈に自己主張しているのだが、この部屋には窓が無いために日の光は入らない。

 机の隅には、先程ジルコニアが棚から引き出した領内の直近の情報や他国の動向が載った資料が数枚広げられている。


「北側の防壁の完成度は6割といったところよ。西と東は4割。南は3割出来ているかどうかってところね」


 ジルコニアはそう言うと、手にしていた皮紙を机の隅に置いてある他の資料に重ねて置いた。


「全ての防壁が完成するのは、休戦条約の期限切れ直前か」


 ナルソンが呟くように言うと、ジルコニアは、そうね、と頷いた。


「他領からの移住で毎年数千人ずつ領内の人口は増えているから、労働力的に見れば防壁の完成は間に合うと思うわ。西のグレゴルン領と南のフライス領からの食糧支援、それに王家への納税の一部免除と支援金が続けばだけど」


「……続くと思うか?」


 ナルソンは見つめていた地図から顔を上げ、正面に立つジルコニアを見上げた。

 ジルコニアはナルソンの視線を受けると、机の端に重ねられた資料から数枚を抜き出してナルソンの前に並べる。


「フライス領からの支援量は若干増えているわ。でも、グレゴルン領からの支援量は急激に落ち込んでいるの」


 ナルソンが並べられた資料を見てみると、ジルコニアの説明したとおり、グレゴルン領からの食料支援量が急激に低下していた。

 資料には支援量低下の理由も補足されており、どうやらグレゴルン領でも飢饉が発生しているようである。


「ダイアス殿も苦労しているようだな……これは、工事に回している人手を食糧生産に回さざるをえないか……」


 バルベールと休戦条約が結ばれてから現在に至るまで、ナルソン領では農地開拓などの内政よりも、バルベールとの国境付近に建設している砦の工事や、イステリアを取り囲むようにして建造している防壁の工事に力を入れている。

 昨年までは比較的順調にいっていたのだが、今年は日照りによる大規模な飢饉の所為で領内は食糧不足となり、ここ数ヶ月の間は王家の勅命で他の領地から食糧支援を受けていた。

 それ以前にも、増加する領民分の食料は他領から無償で送られてきていたのだが、かつてない規模の大飢饉が発生したため、それだけでは足りなくなってしまったのである。

 しかも、ここにきて隣のグレゴルン領からの支援が減ってしまい、防衛設備の工事を最優先するという当初の方針を転換するか否かの判断を下さねばならなくなったのだ。


「そうね……でも、国境の砦に当てている人員だけは引き抜かないで。砦無しじゃバルベールの大軍を止める事は出来ないから。それどころか、今作ってる砦の他にも最低2つは砦が必要よ。もっと人員を回して貰わないと、4年後に地獄を見る羽目になるかもしれない」


 資料を見て呻くように言葉を吐き出したナルソンは、ジルコニアの言葉を聞くと大きく溜め息を吐いた。


「折角の意見だが、そんなことをしていたらバルベールと戦争が再開される前に領内は飢餓地獄と化してしまうよ。食料が圧倒的に足りないんだ。領民は来年からも数千人単位で他領から入ってくるし、自給できなくなってしまったら元も子もないじゃないか。それに、休戦条約が切れる前に和平を結べる可能性だってある」


「……クレイラッツからの食料輸入量を増やすことは?」


「試算はしてみたよ。木材を大量に生産したり、銅やすずの採掘量を増やして輸出に回し、食料を大量に輸入したとしても、中長期的に見たら今度は領内で使う物資が一時的とはいえ不足してしまう。それに、その場凌ぎで食料を買ったとしても、また今回みたいな日照りがくる事があったらもう持たないぞ。森の木は手当たり次第に切ってしまったら雨期には取り返しの付かない事になるしな。ジルの言い分も分かるが、万が一戦争が再開した時に食料がなかったら話にもならないだろう。ここは納得してくれ」


 ナルソンの言葉に、ジルコニアは目を閉じて暫く考えている様子だったが、一つ小さく溜め息を吐くと再び目を開いた。


「軍備を優先して領内の内政を後回しにしたツケが回ってきた、か……私の責任ね」


 バルベールとの休戦条約締結後、イステール領は内政よりも防衛拠点構築や兵力の充足といった軍備増強を第一に政策を推し進めてきた。

 ナルソンとしては、領内の食糧生産や各地の復興支援を最優先としたかったのだが、彼の妻であるジルコニアが軍備増強を第一とするべきだと強固に主張したのである。

 当然のように、ナルソンを含めたイステール領の他の重鎮達……一部の軍人以外は揃って反対したのだが、ジルコニアは自身の主張を頑として譲らなかった。

 結局、バルベールとの戦力比や自国の継戦能力、休戦条約切れ時点で領内の軍の規模が現在と変わっていなかった場合の危険性を粘り強く説いたジルコニアに、当初は反対していた大部分の者達も、ナルソンが首を縦に振ったために渋々納得した。

 そのおかげで軍関連への予算が当初よりも大幅に増やされたのだが、ジルコニアとしてはこれでも不足していると考えている。


「いや、ジルの主張はもっともだったよ。それに、今までにも何度か飢饉は発生したが、ここまで酷い飢饉は初めてだ。何百年か前に今回のような飢饉はあったらしいがな。こればかりは予測できんよ」


 毎年、アルカディア国内ではちょっとした日照りや洪水はよく起こっていたのだが、今回のような大規模な飢饉は数百年ぶりである。

 内政を第一に推し進めていれば、今より状況は多少はマシだったかもしれないが、どっちみち各地で大きな被害は出ていただろう。


「そうね……後悔の前に何か対策を打ち出さないとね。それに、ここまで酷い飢饉なら、言い伝えみたいにグレイシオール様が現れて私達を助けてくれるかもしれないし」


 少し冗談めかしてジルコニアがそう言うと、ナルソンは座っている椅子の背もたれに背を預けて苦笑した。

 

「おいおい、その話だと領主は農民に殺されてしまうんだぞ。勘弁してくれ」


 苦笑しているナルソンにジルコニアはくすりと笑うと、机の端に置かれた資料からバルベールの情報が載った資料を一枚抜き出した。


「大丈夫よ。言い伝えと違って、イステール家は農民に恨みを買うような事は殆どしていないわ。それより、これを見てくれる?」


 ナルソンは差し出された資料を受け取って一通り目を通すなり、眉間に皺を寄せて小さく唸った。


「蛮族の一部と和平を結んだか……まずいな。実にまずい」


 蛮族とは、バルベール領の北方一帯に住んでいる部族の総称である。

 この蛮族は各部族ごとに纏まってしか行動せず、部族同士で頻繁に領土争いが起こっているため、国という概念が殆ど無い。

 その領土争いの余波がバルベールにも押し寄せ、生存圏をバルベール領土に求めて攻めかかってくる蛮族に、この数十年の間バルベールはずっと悩まされてきたのだ。

 しかし、バルベールはここにきて一部の部族と和平を結ぶ事に成功したらしい。


「ええ、北方の圧力が少なくなっているうちに、南方のアルカディアを含めた国々に一気に侵攻してくるでしょうね。前回の戦争の時みたいにバルベールは二正面で戦わなくていいから、次の戦争は私達にとってかなり厳しいものになるわ」


「我々を制圧すれば南は海。バルベールは背後を気にせず、大陸側にだけ意識を向ければいいからな……わかった。国境の砦建設に当てている人員は現状維持だ。他の砦の建設に当てる人員も可能な限り捻出しよう。ただし、街の防壁工事は全面的に休止して人員を食糧生産に回すぞ。武官にはジルから話を通しておいてくれ。文官には私が話そう」


 その言葉を聞き、ジルコニアはにっこりと微笑んだ。


「ありがと。砦があればそう簡単には負けることは無いわ。後は私に任せておいて」


 ジルコニアはそう言うと、腰を屈めてナルソンに口付けをする。

 そんなジルに応えつつも、ナルソンはやれやれと苦笑した。


「全く、これではどっちがアルカディアの盾なんだか分からんな。むしろジルがそう呼ばれるべきなんじゃないか?」


「何言ってるのよ。私には内政と軍事と外交を同時にこなすなんてことは出来ないわ。軍事だけじゃ国を守ることなんて出来ないもの。その二つ名は貴方のものよ」


 ジルコニアはそう言うと、じゃあね、とナルソンにもう一度微笑んでから部屋を出て行った。

 ナルソンは少しの間ジルコニアの出て行った扉を眺めていたが、一度大きく深呼吸して気合を入れなおすと、部下に出す指示書の作成作業に取り掛かるのだった。




 ナルソンとジルコニアが各々の仕事に奔走している頃、一良はバレッタと一緒に屋敷の庭先にしゃがみこんで、鉢に入ったペパーミントの苗に肥料を与えていた。

 2人の傍らには、一良が日本で買ってきた空の植木鉢やハーブの種袋などが入った紙袋が置いてある。


「乾燥させる前からいい香りがするんですね。昨日飲んだハーブティーとは違って、何だかスースーします」


 バレッタはペパーミントの植木鉢に園芸用シャベルで肥料を入れながら、その独特の香りに鼻をひくつかせている。


「乾燥させなくても、このままでもお茶に使えますからね。採りたてで淹れるとこれがまた美味しくてねぇ」


 肥料の効能が変化しているのかを確認するために、買ってきた2種類のハーブの内、ペパーミントにだけ肥料を与え、レモングラスはそのままの状態にしておく。

 こうすることで、お互いの成長を見比べてみるのだ。

 一良はバレッタがペパーミントに肥料を与え終えたのを確認すると、傍らに置いてある紙袋から空の植木鉢とハーブの種袋を取り出した。


「さて、次は種を植えますかね」


「あ、私が土を入れますね」


 成長具合を見る実験だけならば苗だけでもいいのだが、折角種を沢山買ってきたので、こちらも一緒に育ててみる事にした。

 種の種類が多いので、植木鉢の方には肥料を与え、肥料を与えない方は地植えである。

 地植えした種が万が一大量に繁殖したとしても、広がり過ぎないように板か何かで囲って花壇を作ってしまえばいいし、採れれば採れただけ村の人たちにもおすそ分けが出来るから、爆発的成長を遂げてくれたほうが一良としては嬉しい。


「んー、夏に植えることが出来る種って少ないな。バジルとルッコラくらいか」


 ハーブの種袋に記載されている種まき時期の目安表を見ながら、植えることの出来る袋を仕分けする。

 殆どの種が4月から5月、もしくは9月から10月が種まき時期で、8月に種まき出来る種は少ないようだ。


「カズラさん、こっちの紙にはローズマリーやレモンバームは夏でも日陰で涼しいところなら種植え出来るって書いてありますよ」


 一良がバジルの種袋を開封しようとしていると、紙袋からハーブの育て方が記載されている紙を取り出して読んでいたバレッタが、地面に置かれているローズマリーとレモンバームの種袋を手に取った。


「えっ、ほんと?」


「ええ、ここに書いてあります」


 バレッタの横から紙を覗き込んでみると、確かに手書きの綺麗な文字で「夏でも日陰で涼しいところなら種植えできます」と書いてあった。


「おお、本当だ……ってか、バレッタさんいつの間にそんなに私の国の文字が読めるようになってたんですか。まだ勉強を始めてから10日しか経ってませんよ」


「ふふ、覚えれば覚えるほどカズラさんの持ってきた本が読めるようになるから楽しくて、夜も少しだけ夜更かしして勉強してたんです。驚きました?」


 バレッタの言葉に、一良は内心舌を巻いた。

 全く見た事のない文字を、僅か10日でここまで読めるようになるとは驚異的な学習能力である。

 しかも、日本語はひらがなの他に漢字とカタカナも混じってくる難解なものである。

 よっぽど記憶力がよくて、尚且つやる気が無ければ、ここまで短時間で学習する事は出来ないだろう。


「あれですか、やる気が違いますか」


「やる気が違います」


 そんな掛け合いをしながらも、2人は並んでせっせと鉢に肥料を入れたり、庭の日陰になっている部分を掘り起こして土を耕す。

 ハーブの事や村の事を話しながらのんびり作業を続けていると、話が一段落したところでバレッタが一良の方に顔を向けた。


「カズラさん」


「ん?」


「何か、凄く楽しいですね」


「うん、楽しいねぇ」


 そうして2人は微笑み合うと、再び雑談をしながら種植え作業を続けるのだった。




 その日の夜。

 いつものように一良は村長親子と共に囲炉裏を囲み、夕食を摂っていた。

 今日のメニューは白米に梅干、山菜とキノコとウインナー(一良の持ってきた缶詰)の炒め物である。

 食事のお供に、ジャーマンカモミールがベースのハーブティーも淹れてある。


「では、もしかしたら今日植えたハーブが沢山増えるかもしれないのですかな?」


「この国の土に合えば、もしかしたら凄い勢いで増えるかもしれないですね。でもまぁ、ただの草だし普通に育つとは思いますよ」


 話している内容は、昼間に一良とバレッタが植えたハーブの事である。

 昨晩はハーブを植えることを村長に詳しく説明していなかったので、食事をしながら話しているのだ。


「カズラさんの植えたものだから、きっと元気に育つと思うよ」


「うむ、そうだな」


 そう言って美味そうにハーブティーを飲む二人を見て、一良は苦笑した。

 確かに一良が持ってきた肥料を与えた作物は急激な成長を遂げたが、今回持ってきたハーブたちにまでそれが適用されるとは限らない。

 しかしまぁ、こちらの世界の作物のように急激な成長はしなかったとしても、普通の草と変わらないハーブたちだったら、それなりに育ってはくれるだろう。


「あ、そうだ、バリンさんにいいものを持ってきたんですよ。ちょっと待っててくださいね」


 一良はそう言うと立ち上がり、自分の部屋へと向かう。

 そしてすぐに目的のもの……日本酒を手にして戻ってきた。

 ラベルには、「真澄―純米大吟醸―」と書かれている。

 真澄とは長野県の地酒なのだが、群馬のスーパーに何故か売っていたので買ってきたのだ。

 一良は酒にあまり強いほうではないが、真澄は比較的飲み易いので選んだというのもある。


「お待たせしました。これ、私の国のお酒なんですけど、バリンさんはお酒飲めますかね?」


「おお、酒ですか! 勿論飲めますとも!」


 酒という言葉に、バリンはそれはもう嬉しそうに顔を綻ばせた。

 相当酒が好きと見える。


「それはよかった。お口に合うかどうかは分かりませんが、とりあえず少しだけ飲んでみてください」


 一良の言葉に、村長は水の入っていた木のコップをぐいっと飲み干して空にした。

 一良はビンの蓋を開けると、さっとコップを差し出してきたバリンに苦笑しつつ、コップに一口分だけ注いでやる。


「もし身体に合わなかったら大変なので、とりあえずは一口分だけです。平気そうだったら続きを飲むってことで」


「む、そうですか。では一口……ん! これは美味い!!」


 酒を口にしたバリンは、膝を叩いてその味に大喜びしている。


「おお、美味いですか。それはよかった。それでは、暫く様子を見ましょうか」


 一良がそう言ってビンを引っ込めると、バリンは心底不満そうな表情になった。


「いや、大丈夫ですぞ。絶対大丈夫です。大丈夫ですので是非もう一杯……」


「お父さん、ダメよ」


「いや、しかし」


「ダメ」


「……むう」


 バレッタにぴしゃりと言われてむくれる村長に、一良は吹き出しそうになるのを必死に堪えながらハーブティーを飲んで誤魔化した。


「そういえば、村で飲むお酒はどんなものなんですか?」


 一良が問うと、一良の脇に置いてあるビンを凝視しているバリンの代わりにバレッタが口を開いた。


「私は少し飲んだだけで気持ち悪くなってしまうので殆ど飲めないんですけど、ふんわりといい匂いのするお酒ですよ。お祭りの時などに、街で買ってきてみんなで飲んだりしますね」


「うむ、カズラさんの持ってきてくれた酒とは違って、私達の飲むものは白みがかってましてな。これがまた美味いのです。他にも、貴族様などは果物から作った酒を飲んでいると聞いたことがありますな」


 2人の話に、一良はふむふむと頷いた。

 この世界にも酒ぐらいはあるだろうとは思っていたが、どうやらどぶろくのようなものや醸造酒は存在しているようである。

 先にも述べたが、一良はあまり酒が強いほうではないのだが、折角なので機会があれば一口飲んでみたいところだ。


「なるほど、機会があれば一口飲んでみたいですねぇ」


「ええ、その時には是非カズラさんも飲みましょう……さて、そろそろいい頃合ですな。もう一杯……」


「まだダメ」


「……」


 こうして、約一分ごとに繰り返される村長とバレッタのやり取りを一良が60回ほど見物した後、いよいよ村長が涙目になってきたところでようやく解禁となり、今度はコップに半分の酒に村長はありつけることができた。

 しかし、嬉しそうに酒を飲む村長を見ながら、


「(コップ半分っていうと結構な量だし、続きは2時間後かな)」


 と悪魔的なインターバルを一良が設定している事を、酒に夢中になっている村長は知る由も無いのだった。

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