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149話:休日の過ごし方

 翌日の午前中。

 屋敷の調理場の片隅で、リーゼはしゃかしゃかとボウルの中身を木のヘラでかき混ぜていた。

 いつものドレス姿と違い、長袖のシャツにスカートというラフな格好の上からエプロンを付けている。

 腕まくりをして鼻歌交じりに生地を混ぜる姿が、実に楽しそうだ。

 リーゼの傍らでは、エイラとバレッタ、そしてジルコニアもお菓子作りにいそしんでいる。

 皆で作っているのは、カッテージチーズを使ったベイクドケーキだ。


「ふんふーん、ふふーん。はい、出来上がり。エイラ、次のちょうだい」


 チーズケーキの生地を混ぜ終え、リーゼがエイラにボウルを手渡す。

 エイラも今日は侍女服ではなく、私服である。

 バレッタがお菓子作りをすると聞いて、リーゼと一緒に参加を申し出たのだ。

 マリーも今日は休みなのだが、ハベルとともに実家に帰っている。


「はい、どうぞ。そろそろ代わりますか?」


「んーん、大丈夫。これくらいどうってことないって。ていうか、あとどれくらい作るの? もう5杯目だけど」


「えっと、今日が夜勤の使用人と、夜遅くまで仕事をしている文官のかた全員に配りたいので……全部で何人くらいでしたっけ」


「え、もしかして、夜勤者全員に配るつもり? 100人、200人どころの話じゃないよ?」


 リーゼがぎょっとした顔をエイラに向ける。


「あ、いえ、お屋敷で働いているかたたちだけです。軍事区画の人たちにまではさすがに無理なので」


「それでも100人近くいそうだけどなぁ……まあ、1人1ピースくらいなら何とかなるか。日勤の人たちから文句出ないかな?」


「今度昼食の支度をする時にみんなで作ることになっているので、大丈夫ですよ。臨時のおやつとして皆に配る予定なので」


「そっか。じゃあ、何人かは今日のと合わせて2回食べることになるんだね。『前に食べたやつのほうが美味しかった』って言ってもらえるように頑張って作らないと」


「ふふ、そうですね」


「バレッタ、何だか元気がないわね。どうかしたの?」


 背後のジルコニアの声に、リーゼとエイラが振り向く。


「あ、いえ。そんなことないですよ」


 お湯で戻したドライフルーツを黙々と切っていたバレッタは、顔を上げるとジルコニアに微笑んだ。

 その顔にはやや疲れが見て取れる。


「そう? 何だかずっと黙ってるしため息も多いから、心配になっちゃったわ」


「すみません、ちょっと考え事をしてて」


「もしかして、男に言い寄られて困ってる、とか?」


 リーゼの言葉に、バレッタが驚いた顔で彼女を見やる。


「あ、やっぱり? まったく興味がない相手にしつこく言い寄られると本当に困るよね。気持ちはよく分かるわ」


「あなた、どうして分かったの? 何か聞いてたとか?」


「いえ、ここ最近そんな顔してるなって思っていたので。たぶんそうなんだろうなって」


「ええ……そんなの普通分からないでしょ……」


 やや引き気味なジルコニアをよそに、リーゼがバレッタに心配そうな顔を向ける。


「バレッタはいつも職人たちのところに出入りしてるし、大変だよね。真面目に相手しても疲れるだけだから、適当にあしらっておけばいいよ。でも、相手のプライドを傷付けないように注意してね」


「う……はい」


「……もしかして、もう手遅れなことやっちゃった?」


「はい……」


 力なくバレッタが頷く。


「あー、そっか……それじゃあ仕事やり辛いだろうし、その人のいる工房は私が代わりに行くようにするよ。どこの工房?」


「いえ、その……アロンド様なんです……」


「「「えっ!?」」」


 驚きの声を上げる一同に、バレッタが深くため息を吐く。


「アロンドって、ルーソン家のアロンドよね? あなたにちょっかい出してたの?」


 顔をしかめるジルコニアに、バレッタはおずおずと頷いた。


「でも、あの人って女相手にはかなり紳士的だって聞いてるんだけど……強引に口説かれたりしたの?」


 リーゼは合点がいかないのか、不思議そうにバレッタに問う。


「口説かれたというか……少し前に、カズラさんのところを離れて自分のところにこいって言われて。その時は丁重にお断りしたのですが、その後も毎日のように後を付いてこられるようになってしまって……食事とか買い物にも毎回のように誘われたんですけど、すべて断っていたら怒らせてしまって」


「え、全部断ってたの?」


「は、はい」


「そりゃ怒るよ。あの人も貴族なんだし、バレッタの立場なら断るにしても完全に拒否するんじゃなくて、付き合い程度の関係は持ってあげなきゃ。面子ってものがあるんだし」


「そ、そういうものなんですか……知らなかったです……」


「私も知らなかったわ……」


「わ、私も……」


 へー、と頷いている3人に、リーゼは「ああ……うん……」と頷く。


「それで、かなり怒ってる感じなの?」


「た、たぶん……私も頭にきてしまって、街なかで怒鳴りつけるような真似をしてしまったので……」


「そ、そう。バレッタがそこまで怒るなんて、よっぽどしつこかったんだね。でも、怒鳴るのはダメだよね。相手が相手だし、ましてや仕事で付き合いがあるんだから」


「うう……反省してます……」


 へこんでいるバレッタの肩に、ジルコニアがぽんと手を置く。


「まあ、今度私が注意しておくわ。二度とちょっかいを出さないように、きつく言っておくから」


「い、いえ! そこまでしていただかなくても!」


「お母さま、その対応は最悪手です。やめてください」


「そ、そうなの? この先、嫌がらせとかしてこないように釘を刺しておくべきだと思うんだけど」


「相手のプライドの問題です。おそらく彼は、『上級貴族である自分が平民にコケにされた』、と考えていると思います。そこからさらにお母様ほどの立場の人物から叱責を受けたとあっては、バレッタが告げ口したと考えて余計に恨まれます。男とはとても面子を気にする生き物なんです。顔を潰すような真似は避けるべきです」


「そ、そう。そうなの……潰しちゃダメなのね……」


 思い当たるフシが多々あるのか、ジルコニアは冷や汗をかいている。


「あの人には今度私から話しておくよ。悪気はなかったんだって言っておくから」


「あ、いえ……その……」


「ん、まだ何かあるの?」


 おずおず、とバレッタが上目遣いにリーゼを見る。


「怒鳴ったのもそうなんですけど……喧嘩腰で暴言を吐いてしまって」


「えっ、暴言って、あなたが? アロンドに?」


「はい……」


「どんなこと言ったの?」


「……『私はあなたが大嫌いです』、とか、いろいろと」


「「「うわぁ……」」」


 揃えて声を上げた3人に、バレッタは「あうう」と頭を抱える。


「そこまで言うなんて、いったい何されたのよ。無理やり手籠めにでもされそうになったとか?」


「い、いえ、その……カズラさんのことをバカにされたので、カッとなってしまって」


 バレッタがそう言うと、他の3人がぴたりと動きを止めた。

 ジルコニアとエイラは顔をしかめており、リーゼにかけては目つきが鋭くなっている。


「……ちょっと待って。カズラのことをバカにしたって? 何て言ってたわけ?」


「え、えっと……大した男じゃないとか、いろいろと……ごめんなさい、あまり言いたくないです」


「あんにゃろう……よく働くし、カズラやお父様がいつも褒めてるから私も認識を改めてたのに、そんなこと言ってたんだ」


「酷いですね……」


「はあ。ハベルといい、アロンドといい、あの家の連中は……」


  疲れたため息をつくジルコニアに、バレッタが顔を向ける。


「ハベル様にも、何かあるのですか?」


「ちょっとね。マリーのことで上手いことやりこめられたことがあって。まあ、結果的にいい方向に進んだからいいんだけど」


 そんな話をしながら、4人はお菓子作りに精を出す。

 しばらく作業を続けていると、昼食の時間が近づいてきたのか使用人たちの出入りが激しくなってきた。

 そんな彼らを見て、ジルコニアが作業の手を止めた。

 今日の食事はすべて自分たちで作ることになっており、そろそろ用意をしなければいけない頃合いだ。


「そろそろ食事の支度をしましょうか。ケーキも窯に入れちゃいましょ」


「私は食材を取りにカズラさんの部屋に行ってきますね」


「あ、私も一緒に行っていい?」


 リーゼが作業の手を止めて、バレッタに顔を向ける。


「いつもどんな食材を使ってるのか気になってたんだ。いいかな?」


「あ、はい。いいですよ」


「よかった。お母様、エイラ、後のことはお願いします」


 食事の準備を2人に任せ、バレッタとリーゼは調理場を出た。




 廊下を進みながら、リーゼはバレッタにすっと近づく。


「ねね、アロンドに言い寄られてたって言ってたじゃない? どんな感じだった?」


 小声で囁かれ、バレッタはきょとんとした顔で小首を傾げた。


「えっ、どんな感じって、何がです?」


「ほら、あの人って顔もいいし話も上手いじゃない? お金持ちで気前いいし、それに地位もあるから普通は口説かれたら舞い上がっちゃうと思うんだけど。バレッタはどうだったのかなって」


「い、いえ、別に何とも……」


「何ともってことはないでしょ。ちょっとくらい、いいなとか思わなかった?」


「いえ、全然。お誘いを受ける前までは、いい人だな、とは思ってましたけど」


 即答するバレッタに、リーゼは疑うような視線を向ける。


「えー、ほんとに? あの人、結構人気あるんだけどな」


「リーゼ様こそ、アロンド様からアプローチはなかったのですか?」


「あったよ。少し前までだけど、ちょこちょこ面会にきてた。今は全然だけど」


「そうなんですか。その時は、いいなって思わなかったんですか?」


「うーん……なんか生理的に受け付けないのよね。何考えてるのか分からない感じがしてさ」


「あー、確かに。今考えれば、そういった感じはしたかもしれないです。飄々(ひょうひょう)としているというか」


「でしょ? バレッタも意識してなくても、実はそこが気になってたとかなんじゃない? ああいうタイプの男って苦手?」


「いえ、別に苦手とか、そんなことはないですよ」


「え? そうなの?」


「はい。カズラさん以外の男の人なんてどうでもいいだけです」


「そ、そう」


 そうこう話しながら、一良の部屋にたどり着いた。

 部屋に入ると、一良とナルソンが向かい合ってソファーに座り、互いに難しい顔をしていた。

 ソファーの間のテーブルには、木製のチェス盤が置かれている。


「お、バレッタさん。それにリーゼも」


「おじゃまします。お昼の食材を取りに来ました」


「ちょっと、ついでみたいに言わないでくれる?」


「悪い悪い、別にそんなつもりじゃないって」


「あはは……チェスやってるんですか?」


「ええ、さっきナルソンさんに誘われて始めたんです。ハンデつけてもらったんですが、どうにも旗色が悪くて」


 どれどれ、とバレッタとリーゼが、チェス盤を覗き込む。

 現在、ナルソン邸ではチェスがひそかなブームとなっていた。

 しばらく前に雑談をしていた折に、室内遊びにはこんなものがある、と一良がナルソンにチェスを紹介したのが始まりだった。

 ナルソンが興味を示したので職人に一式を作らせて遊んでみたところ、これは面白い、となったのだ。

 ナルソンはたいそう気に入ったらしく、武官や文官にもチェスを紹介した結果、今では侍女や警備兵といった使用人たちまでもが暇さえあればチェスに興じている状態だ。

 連日降り続いている雪のせいで外出がしにくいというのも、ブームの拍車に一役買っているのだろう。


「うわ、ズタボロじゃん。首の皮一枚って感じ」


「だよなぁ。これもう無理じゃね?」


「私なら諦めるね。バレッタと交代すれば、まだ何とかなるんじゃない?」


「い、いえ、私もナルソン様には一度も勝ったことがないので。というか、ここまで追い込まれたらもう無理ですよ」


 今のところ、屋敷内ではナルソンがぶっちぎりの強さを誇っていた。

 バレッタもかなり強く、一度だけかなり惜しいところまでナルソンに喰い下がったことがあるのだが、結局負けてしまっている。

 一良の腕は普通より少し下といったところで、ジルコニアとどっこいどっこい。

 リーゼは一良たちよりやや上といった感じだ。


「ですよね。ナルソンさん、投了します。すみません、全然相手にならなくて」


「いやいや、とても面白い戦いでした。いくつか手駒を落として始めるというのも、楽しいものですな」


「どれくらいハンデつけたの?」


「ナルソンさんがクイーンとナイト落ちだ」


「「うわあ」」


「2人ともその反応酷くない!? そうだ、夕食後にみんなでトランプやろう。ババ抜きなら実力関係ないし」


「トランプ、ですか? それはどういうものなのですかな?」


 興味があるのか、ナルソンが食いつく。

 ナルソンには堅いイメージを一良は持っていたのだが、意外と遊びごとも好きなようだ。


「数字の書いてあるカードの束を使ってやる遊びです。持ってきてないんで、夜に向けて今から厚紙で作りましょう。そっちのダンボール箱に、確か厚紙が……」


 いそいそと工作作業の準備に取り掛かる一良とナルソン。

 バレッタとリーゼも、冷蔵庫に向かって食材選びを始めるのだった。




 その日の夕食後。

 皆で一良の部屋に集まり、ぐるっとテーブルを囲んでいた。

 それぞれ、手には一良とナルソンが手作りしたトランプを持っている。

 現在、ババ抜きの真っ最中だ。

 ババのカードには、リーゼが描いたかわいらしいアルマル(森に生息する真っ黒な毛の長いウサギのような動物)のイラストが描かれている。


「あ、私上がりです!」


 隣に座っているエイラからカードを引いたバレッタが、揃ったカードをテーブルの中央に捨てた。

 バレッタの最後の1枚を一良が引いて、バレッタが一抜けとなった。


「うわ、バレッタさん早いなぁ。……うーん、揃わん。誰がババ持ってるんだ? リーゼか?」


「私じゃないよ。そう言う一良が持ってるんじゃない?」


 リーゼが一良から、カードを1枚引く。

 1組揃い、テーブルの中央にぽいっと捨てた。


「はい、お父様」


「うむ」


 すっと、ナルソンがリーゼからカードを引く。


「む、揃わないか。ほれ、ジル」


「ええ。どれにしようかしら」


 ジルコニアは迷いながらカードを選び、一枚引いた。


「ふひっ」


 口元を歪ませて変な声を出したジルコニアに、皆の視線が集まる。


「ジルコニアさん……」


「ふふ、お母様、分かりやすすぎです。エイラ、気を付けてね!」


「うう、引きたくないです……」


「ち、違うわよ! 引いてない! ババなんて引いてないから!!」


「くっくっく。ジル、そんな分かりやすい反応をするようでは、これは勝負ありなんじゃないか」


「ナルソンがそれ言っちゃダメでしょおお!? あぁもー!」


 ジルコニアは顔を真っ赤にして、後ろ手でカードを混ぜる。

 ふんす、と鼻息も荒くエイラにカードを差し出し、エイラが1枚つまむ。


「あ、あの、ジルコニア様。指の力を抜いてください。カードが取れません」


「あ、ああ、ごめんなさいね。ちょっと待っててね」


 そう言って、ジルコニアは再び後ろ手にカードを混ぜている。


「今、エイラが引こうとしてたのはババじゃなかったんだろう?」


「そそ、そんなことないわよ! ていうか、ナルソンは黙っててよ!」


「くっくっく」


 エキサイトしているジルコニアに皆が笑うなか、バレッタが席を立った。


「ふふ。私、お湯の準備をしてきますね。お茶がぬるくなっちゃってるんで」


「バレッタ、お菓子とかおつまみもいっぱい持ってきて! あと、残りのケーキも冷蔵庫から出して!」


「はい、たくさん持ってきますね」


 きー、となっているジルコニアに頷き、バレッタはケーキをテーブルに出すと部屋を出た。




 びゅうびゅう、と窓の外から風の音が聞こえる。

 今日は昼間から風が強く、夜になってからは吹雪になってしまっていた。

 吐く息が白くなるほどに冷え込んでいる廊下を、バレッタは調理場へと速足で歩く。

 曲がり角を曲がろうとしたところで、聞き覚えのある声に気付いて足を止めた。


「ハベル、あまり勝手な真似をするんじゃねえぞ。お前は俺の言うことを聞いていればいいんだからな」


「今さら何を。あなたの指図は受けません。私なんかに構わず、兄上は自分の好きにすればいい」


 角を曲がったすぐ先から、何かを言い争っているような声が微かに聞こえる。 

 その声からするに、ハベルとアロンドのようだ。


「この前の件は、まあ、俺が悪かったよ。酔っぱらってて、ついバカなことを言っちまっただけなんだ」


「あれが本心なのでしょう。私はあれで、踏ん切りがつきました。もう何もあなたの指図は受けません」


「そう言うなよ。謝ってるじゃないか。それに、俺はかわいい弟のお前のことを思ってだな」


「ですから、どの口がそのようなことを言ってるんだと先ほどから申し上げているではないですか。もう私たちのことは放っておいてください」


 思わず、壁に身を寄せて聞き耳を立てる。

 どうやら、年越しの宴の時の一件について話しているらしい。


「いいや、放っておけるわけないだろ。前にも言ったことがあるかもしれないが、お前は視野が狭すぎる。昔みたいに、俺の言うとおりにしとけば間違いないんだよ」


「子供の時のことなど持ち出さないでください。私は私のやりたいように……」


「ん、どうした?」


 コツコツ、と近づいてくる足音に、バレッタは慌てて周囲を見渡した。

 隠れられるような場所など、どこにもない。

 その時、がちゃりと扉が開く音が廊下に響いた。


「あ、あの……」


「……何だよ。少しは待ってられねぇのか」


「も、申し訳ございません」


「いえ、もう話はおしまいです。お引き取りください」


「ったく……ハベル、信じる相手を間違えるなよ。俺はお前の兄だ。お前の味方だからな」


「はあ、そうですか。マリー、中に入ろう」


「は、はい」


 ばたん、と扉が閉まり、アロンドがため息をつく。

 ふと、先ほどハベルが向かった曲がり角に行き、廊下を見渡した。

 そこにはもう、誰の影もなかった。

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