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103話:もやもや

 次の日の朝。


 2人は朝食を済ませると、一良の部屋で1枚のメモ紙を前に話し合っていた。

 メモ紙は、バレッタが昨晩のうちに書いておいた、一良に調達してきてほしい品物のリストだ。


「ええと、鋼鉄の円刃と肥料と釘と……お、耐火レンガですか。もしかして、鉄を作るつもりだったりします?」


 書かれている『耐火レンガ』という文字に目を留め、一良は顔を上げた。


「はい。カズラさんに貰った本に色々と書いてあったので、作ってみたいなと思って」


「なるほど、それで炭を焼いていたんですか。でも、近くに森もあるし、わざわざ山で炭焼きをしなくてもよかったんじゃないですか?」


「えっと、炭窯を作るのにカマツチというものを使わないといけないんですけど、その材料となる土は山のものを使うんです。なので、わざわざ村まで土を運ぶのが面倒で……走って移動する分には大して時間がかからないので、山で全部やってしまうことにしたんです」


 カマツチとは、珪酸分を多く含む土をモルタルに練りこんだ耐火モルタルのことだ。

 山で見つけた白みがかった土を使って作ったもので、炭窯作りには必要不可欠なものである。


 今回バレッタが一良に耐火レンガを頼んだ理由は、日本の耐火レンガのほうが自分で作るものよりもはるかに高品質だからだ。

 鉄鉱石から鉄を精製する塊鉄炉かいてつろを作るだけならば、カマツチを整形して焼成した耐火レンガでも問題ない。

 だが、バレッタの思惑は別のところにあった。 


「ああ、走って1時間で山まで行けるんでしたっけ……てことは、山で鉄鉱石を見つけたんですか?」


「はい。鉄の大鉱脈を見つけました」


「……マジで?」


「マジです」


 目を剥いて驚いている一良に、バレッタが微笑む。


「山の川沿いで偶然見つけました。砕けた鉄鉱石も、河原に沢山落ちてましたよ。たぶん鉄砲水か何かで砕けたものが、少しずつ貯まっていったんだと思います」


「そんなところがあるんですか……どの辺りにあるのか、教えてもらえますか?」


 一良が地図の入ったファイルを差し出すと、バレッタはぱらぱらとめくって山岳地帯の地図が入っているページを開いた。

 地図は、A3用紙にコピーした複製品だ。


「この川沿い一帯に鉄鉱脈があります。本に載っていた『縞状鉄鉱床』の写真と外観が完全に一致していたので、間違いないと思います」


 バレッタは地図に描かれている一本の川に指を這わせると、傍らに置いてあった『金属精錬の歴史』というタイトルの本を開いた。

 開いたページには、『縞状鉄鉱床』と名が付いたカラー写真が記載されている。

 赤黒い縞模様の岩壁を撮影したものだ。


「だいたいこの辺りです。川の上流まで鉱脈が続いていて、片側にある河原には砕けた鉄鉱石が沢山落ちてました」


「ふむふむ、この川は村まで繋がってるのか……埋蔵量がすごいことになっていそうですね」


「岩肌を切り崩せばかなりの量が採掘できると思います。河原に落ちてるものだけでもすごい量なので、使い放題ですよ」


「それはすごい。製鉄技術の導入をどうしようかと考えていたので、近場に材料があると知ってほっとしました。もし採掘することになったら、少し手伝ってもらってもいいですか?」


「はい! 最近山の中をあちこち探索してるんで、今度色々と案内しますね!」


 やたらと嬉しそうに頷くバレッタに一良は頷くと、再びメモ紙に目を落とすのだった。




「うお、こりゃすげえ……」


 日本への出発準備を整えた一良は、屋敷の玄関を出たところで驚嘆の声を漏らした。

 昨晩は暗くてよく分からなかったのだが、明るい今なら村の全容がはっきりと見て取れる。


 村の中を流れるモルタル製の水路を初めとして、あちこちに設置されている大小さまざまな水車。

 村をぐるりと取り囲むように作られた木柵と、その四方に設置された見張り塔。

 新しく建築中の建物も何軒か見られ、柱や壁板とみられる木材が大量に地面に横たえられていた。


「カズラさん、お弁当です」


 一良が村の様子を眺めていると、バレッタが木の弁当箱を持って屋敷から出てきた。

 朝食を作るときに、一緒にぱぱっと作って詰めてくれたものだ。


「お夕飯までには帰ってこれそうですか?」


「そうですね、特に時間がかかりそうな予定もないですし、戻ってこれると思います」


 その返事を聞き、バレッタは嬉しそうに微笑んだ。


「よかった。ごちそう作って待ってますね」


「なるべく早く戻ってくるようにしますね。リストに書いてあったもの以外に、追加で買ってくるものはないですか?」


「たぶん大丈夫だと思いますけど……あ、そうだ。お父さんが、『あの酒がもう一度飲みたい』ってうわごとのように言ってました」


「酒ですか。そしたら日本酒以外にも色々と買ってくるか」


 そうして、いってらっしゃい、と手を振るバレッタに見送られ、一良は屋敷を後にした。




 一良を見送った後、バレッタは村の中の水路で洗い物と洗濯を済ませると、村の外の野営地へとやってきた。

 手近にいた兵士にアイザックを呼んでもらい、野営地内の景色に目を向ける。


 兵士たちは私服の者が多く、鎧を着込んでいる者は少数だった。

 のんびりとした雰囲気が野営地には流れており、皆が臨時休暇を楽しんでいるようだ。

 釣竿を手に持って川の方へと歩いていく者たちや、近場の森に向かう者たちの姿もちらほらと見られる。

 森に向かう者たちのお目当ては、この付近の特産品であるアルカディアン虫だ。


 そんな光景をバレッタが眺めていると、ほどなくして鎧姿のアイザックが歩いてきた。


「アイザックさん、おはようございます」


 バレッタがぺこりと頭を下げると、アイザックは笑顔を見せた。


「おはようございます。カズラ様はもう神の国へ行かれたのですか?」


「はい、今出かけたところです」


「そうですか。では、早速始めますか?」


「お願いします。でも、その前にいくつか相談したいことがあって……」


「分かりました。私の天幕でお聞きしましょう」


 アイザックはそう言うと、バレッタを連れて野営地の中を進み始めた。

 途中、2人を見た兵士たちが、「アイザック様、かわいい娘連れて来たな」とか、「アイザック様もやる時はやるんだな。俺も声掛けに行ってこよう」などと、あからさまに勘違いした台詞をぼそぼそと漏らしていた。


 アイザックは気にする素振りも見せずにさっさと歩き、自分の天幕へと移動する。


「こちらへどうぞ。入り口は開け放っておきましょう」


 アイザックは天幕に入ると、入り口を開いて紐でしっかりと固定した。

 奥にある簡易テーブルの椅子を引き、バレッタに勧める。


「それでは、用件を聞きましょう。できる限り協力しますので、何でもおっしゃってください」


 バレッタを座らせてから自身も椅子に座り、アイザックは朗らかな笑顔を見せた。

 少し緊張気味だったバレッタは、そんなアイザックの様子に肩の力を緩めた。


「ありがとうございます。まず1つ目の相談なんですが、『ろう石』の手配をお願いしたいんです」


「ろう石ですか。文字を書くのに使うのですか?」


 ろう石とは、蝋のような乳白色をしたやわらかい鉱石のことだ。

 石筆としても使われ、チョークのように石板などに線を引くことができる。

 イステリアの街中で、店先の石板に書かれている文字はろう石で書かれたものだ。

 風雨によって数日でかすれてしまうので、長期間設置する看板などには利用されない。

 イステール領では、黒曜石が採掘された場所からろう石も採掘されている。

 わりとありふれた鉱物で、非常に安価である。


「いえ、あるものを作るのに使います。できれば、荷馬車1台分くらい手配していただきたいです」


「あるもの、ですか。それも、カズラ様から教えていただいた技術のものですか?」


「そうです。ただ、まだどんなものなのかとはアイザックさんにも言えなくて……ごめんなさい」


「いいんですよ。カズラ様のお手伝いをするために使うんですよね?」


 申し訳なさそうにしているバレッタに、アイザックは笑顔を向けた。


 バレッタが作ろうとしているものは、ろう石を粘土に混ぜて作るろう石レンガだ。

 型にはめて整形し、窯で焼き上げれば耐火レンガになる。

 一良に持ってきてもらう耐火レンガを使って丈夫な炉を作り、高温で焼き上げれば、かなりの高温にも耐えられる高品質な耐火レンガをいくらでも製造することができるだろう。


「はい。もしカズラさんがその技術をアルカディアに導入すると決めた時のために、今から準備しておこうと思って。カズラさんにも、私が準備していることは言ってないんですけどね」


「えっ、カズラ様にも言ってないのですか?」


「はい、あまりカズラさんの手をわずらわせたくなくて。心配もさせたくないですし……」


 準備とはいえ、一良に秘密で作業を進めると言うバレッタにアイザックは驚いた。

 だが、すでに一良はバレッタにその技術を教えている様子である。

 未知の技術を先んじて教えられるほどに、バレッタは一良から信頼されているのだ。

 それならば、自分がとやかく口を出すべきではない。


 ちなみに、バレッタが言った「一良の手を煩わせたくない」や「心配させたくない」は、半分本音で半分嘘である。


「ふむ……分かりました。私もカズラ様には何も言わないでおきましょう。ろう石の手配も任せてください」


「ありがとうございます。それと、2つ目の相談なんですが、現在カズラさん主導で行っているイステリアでの作業の内容を詳しく教えていただきたいんです。あと、今後行う作業計画と、作ろうとしている道具の種類も教えていただきたいです」


「それは構いませんが、カズラ様に直接聞いてみたりはしないのですか?」


「カズラさんにも色々と話を聞いてはいるんですけど、あまり細かい内容を聞くのは、その……悟られてしまいそうで……」


「悟られる? 何をです?」


 歯切れ悪く口ごもるバレッタに、アイザックは不思議そうに首を傾げた。

 バレッタは机の上に視線を泳がせながら少し黙っていたが、少し顔を上げると口を開いた。


「私、カズラさんの傍でお手伝いがしたいんです。でも、親しいからという理由だけで、傍に置いてもらうのは嫌なんです」


「……ん? どういうことです?」


 言っている意味がよく分からず、アイザックは再度問い返す。


「カズラさんに、実力を認めてもらいたいんです。お願いして傍に置いてもらうんじゃなくて、必要とされて傍にいたいんです。もう足手まといには、なりたくないから……」


 顔を赤くしながら恥ずかしそうにうつむくバレッタに、アイザックは少しの間首を捻って考えていた。

 だが、すぐに「ああ、なるほど」と頷いた。


「そういうことですか。なるほど、なるほど」


 うんうん、と頷いているアイザックに、バレッタはうつむいたままさらに顔を赤くした。


「しかし、バレッタさんのやろうとしていることは……いや、すみません。バレッタさんならやってのけるでしょう」


「はい、絶対にやってみせます」


 バレッタは顔を上げると、真剣な表情で頷いた。


「なので、色々とアイザックさんにも協力してもらいたくて……お願いできますか?」


「もちろんです。私にできることなら、何でも協力しましょう。是非とも頑張ってください」


 頼もしく返事をするアイザックに、バレッタはほっと息をついた。


「よかった。あと、最後の相談……というか、もし知ってたら教えて欲しいことがあるのですが……」


「遠慮はいりませんよ。何でもおっしゃってください」


「えっと……」


 バレッタは再び机に視線を泳がせながら口ごもっていたが、やがて口を開いた。


「リーゼ様とカズラさんって、その……親しい間柄なんですか?」


「……」


「……あの?」


 表情を失って彫刻のように固まっているアイザックに気づき、バレッタが心配そうに声をかけた。


「あ、すみません……そうですね、とても親しくされているように見えます」


 アイザックはバレッタから視線を逸らすと、遠い目をした。


「その、お付き合いしてたりは……」


「……そこまでは私も分かりません。ただ、リーゼ様はカズラ様のことをとても気に入っているように見受けられます」


「そ、そうですか……あの……何かごめんなさい」


 急激にローテンションになってしまったアイザックに、バレッタはどうしていいか分からず謝った。

 すると、アイザックはバレッタに真剣な表情を向けた。


「バレッタさん」


「は、はい」


「頑張ってください」


「が、頑張ります」


 妙な迫力に冷や汗をかきながら、バレッタは何とか頷いた。




 一方その頃。


 ハベルとマリーは川べりに並んで腰をかけ、釣りの準備をしていた。

 釣竿はハベルが自宅から持ってきたもので、餌は付近の石をひっくり返して出てきた虫である。


 ハベルたちの他にも、部隊の兵士や従者たちが川辺に腰かけて釣りをしている。

 遠くの下流では、川に入って水浴びをしている者たちもいるようだ。


「今日こそは沢山釣らないとな。カズラ様やアイザック様にも差し入れできるように頑張ろう」


「ハベル様、前回もそうでしたが、やはり奴隷の身分の私が仕事を休むわけには……」


 ハベルが差し出した餌付きの釣竿を受け取りながら、マリーは困ったような表情をしている。


「せっかくのカズラ様のご好意なんだ、ありがたく休ませてもらっておけよ。それに、休める時には休んでおかないと、うちにいた頃みたいにまた倒れるぞ」


 マリーは幼い頃、よく熱を出しては寝込んでいた。

 奴隷という身分のせいで連日休みなしで働かされていたのと、元々病弱気味だった上にストレスが重なったというのが原因である。

 ストレスの主な要因は、異母兄であるアロンドだ。


「で、でも、全部他の方に任せっぱなしというわけにも……」


「いいんだよ。それに、遊んでこいって言ってくれたのに、それを断って働くのもどうかと思うぞ。厚意に感謝して、しっかり遊んでおけ」


 今朝方、いつも通り仕事を始めようとするマリーに、他の従者たちは「遊んでこい」と声をかけてくれた。

 ナルソン邸で働いている使用人の中ではマリーが最年少で、一番年の近い者でも3つ上である。

 そんな中、文句1つ言わずにせっせと働くマリーは、皆から妹のように可愛がられていた。

 先輩の言うことには絶対に逆らわず、常に周囲を手伝おうと動き回る姿勢も高評価だったようだ。


「ナルソン様の屋敷には兄上もいないんだし、もう少し気楽に構えていてもいいんだぞ」


 ルーソン邸にいた頃、兄のアロンドはことあるごとにマリー対して難癖をつけては、罵倒したり時には暴力も振るっていた。

 そのため、マリーは極力アロンドの機嫌を損ねないように、常に周囲に目を配って動くような性格になった。

 一生懸命働く姿勢の裏には、他人に対する恐怖心が存在する。


 幼い頃から何故かマリーを気にかける素振りを見せていたハベルは、軍に入る以前に1度だけアロンドにマリーへの暴力行為を止めるように直言したことがあった。

 だが、その直後激昂したアロンドに思い切り殴り飛ばされてしまった。

 普段は比較的友好的に接してきていたアロンドの突然の行為にハベルは完全に萎縮してしまい、その後はマリーを遠巻きに見守るだけになってしまった。


 他の使用人たちも被害の飛び火を恐れて見て見ぬふりをするなか、母だけは身を挺してマリーを守ってくれていた。

 その母も、5年ほど前に病気がちなのを理由に、父のノールによって売り飛ばされてしまった。


 ハベルが軍に入隊したのは、その直後だった。

 戦時中の入隊ということもあって、入隊後は軍部で速成訓練を受けた後に戦場へと赴き、休戦まで家に戻ってくることはなかった。

 戦地から戻ってからは、ハベルはアロンドがマリーに対して辛く当たっているのを目にすると、堂々と庇うようになった。

 当然のように何度も殴り合いの喧嘩になったが、見かねたノールに2人とも殴り飛ばされてからは、暴力沙汰は起こっていない。


 ちなみに、殴り合いの喧嘩をした次の日には、アロンドは喧嘩などなかったかのようにけろっとした様子でハベルに接していた。

 といっても、癇に触るような軽口を叩いてきたりからかってくることも多々あったので、ハベルとしてはもやもやしっぱなしであったのだが。


「はい……」


 複雑そうな表情で頷くマリーを気にするでもなく、ハベルは川に顔を向けたまま釣竿を振るう。


「毎日かなり忙しそうだが、身体は大丈夫か? だるかったり体調を崩しそうだなと感じたら、すぐにカズラ様やエイラさんに言うんだぞ」


「それは大丈夫です。ナルソン様のお屋敷で働くようになってから、何だか毎日すごく身体の調子が良くて」


「そうか。他の使用人たちとは上手くいっているか?」


「はい、皆さんすごく良くしてくれます。特に、エイラさんがとても気にかけてくれて……」


「エイラさんは面倒見がよさそうだもんな。優しい先輩でよかったじゃないか」


「はい……あの、私なんかのために本当にありがとうございます。何とお礼を言ったらいいか……」


 ちらちらと顔色を窺うように見てくるマリーに、ハベルは水面に目を向けたまま苦笑した。


「俺にはもう少し砕けた態度で接してくれると嬉しいんだけどな。まあ、無理にとは言わないけどさ」


「も、申し訳ございません! え、えっと……兄さん……」


 慌てた様子で兄と呼んでくるマリーの頭を、ハベルはぽんぽんと撫でた。

 心中はやるせない気持ちでいっぱいだが、それを表情に出したりはしない。


「ほら、そうやって釣竿を持っていても魚は釣れないぞ。魚は水の中にいるんだ。知ってたか?」


「は、はい! よっと……あ! 針が服に!」


 服に引っかかった針を竿ごと振り回して、マリーは慌てふためいている。


「自分を釣ってどうするんだよ……」


 ハベルはやれやれと自分の釣竿を傍らに置くと、マリーを押さえつけて針を外すのだった。

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