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第13話



 「感謝するんだな。あの子はお前をずっと看病していた。大事な友達なんだろう?」



 …友…達…?


 ペルソナと接触したこと。記憶を失っている状況。合点がいくようでいかなかった。…いつ、ペルソナと接触した…?記憶が消えているにしても、俺は何をされた…?世界ではすでに数百体のペルソナが発見されている。危険度はE〜Sに区分され、かつ、その区分の中に数字が組み込まれる。もっともランクが低いEでも、その戦闘能力は計り知れないほど強大なものだ。「災厄」だった。社会の人々にとっては、自然災害そのものだった。アイツらみんな化け物だ。この世界から消し去るべき存在。人間にとっての“敵”。…いや、あらゆる「生物」にとっての——



 「そいつは今どこに!?」


 「ん?何だ、気になるのか?」


 「当たり前じゃないですか!接触したってことは、他にも被害が」


 「安心しろ。お前と接触したのは汚染型のペルソナだ。物理的な被害はまだ報告されていない」


 「…汚染型!?」


 「知らないのか?ペルソナを区分する時、いくつかのカテゴリーに分類される。授業で習っただろう?あぁ、そうか。記憶を無くしていたな」



 ペルソナに種類があることは知っていた。ざっくり言えば、



 ■亜人族

 ■昆虫

 ■怪鳥

 ■吸血鬼

 ■巨人

 ■幻獣

 ■植物モンスター

 ■精霊

 ■ドラゴン

 ■半魚人

 ■不死族

 ■魔法生物

 ■妖精



 とか、他にも色々。


 問題は、奴らがいくつかの「グループ」に属していることだった。先生が言う“カテゴリー”って言うのは、多分そのことなんじゃないかな。世界防衛機構が運営する『宇宙外生物国際科学研究所』が発表した内容によれば、ペルソナには3つの“生態区分”があるとされている。1つは肉体系(身体系)と呼ばれるもので、主に物理的な特性に優れ、「細胞レベル」と呼ばれる身体的な特異性が備わっている者達のことを指す。2つ目は精神系(神経系)と呼ばれ、人間の心を侵食し、人間の体を媒介して増殖する微生物のことで、「寄生レベル」と呼ばれる特異性を持つ者達を指す。3つ目は特質系(反自然系)と呼ばれ、亜人などの人型の見た目をした知性を持つもので、「知識レベル」と呼ばれる特異性を持つ者達だ。それぞれ独自の指標で危険度が設定されているが、もっとも危険だと目されているのは特質系(反自然系)と呼ばれるペルソナたちであり、人間と同じように“理性”を持っている分、戦略的な対策がより困難になるそうだった。


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