アムライの危機
病院に搬送されたアムライはいまだに意識は戻らずにいた。アムライが腕を切られたことをまだ知らないアルダスは業務に励んでいた。最近は切り裂き魔などのトラブルが多い為、城下をパトロールしていた。
「最近は切り裂き魔のやつ出てこないから平和でいいな。城下も今のところ商店街に近づけさせなければ安定しているし、この状態が続けばいいな」
アルダスは城下を見回りながら1人呟いていた。あまりおおごとにしない為、アルダスはお忍びで見回りをしていた。
「ガイには修行をさせてやると言ったが、今のあいつはあることさえしておけば俺が見る必要もないからな」
アルダスはガイにあることを言いつけてしばらく放置していた。実質アルダスがガイと修行をしたのは3日くらいである
「ガイはガイのするべきことをしているはずだし、私も見回りに集中するか」
アルダスはそう言いながら見回りを続けていた。
一方、ガイアランから逃げたゼネラルとバウラムはガイアラーの森の奥地でダーランマと合流していた。
「お疲れ様ですお二人さん。研究室の強化に必要な素材は手に入りましたか?」
ダーランマがゼネラルたちに聞いた。ゼネラルは
「すみませんダーランマ様、しくじりました。研究室の強化素材は手に入りませんでしたがアルム一族の長的な人に深手を負わせてきました」
ゼネラルはただ逃げて来たわけではなく、バウラムの父親の片腕を切った事を言った。ダーランマはある事を聞いた。
「ではあのカプセルをそいつに飲み込ませたのか?」
とゼネラルに聞いた。ゼネラルは
「はい。バウラムが疑われそうだったのであのカプセルを飲ませました。」
ダーランマは納得し、ゼネラルたちに言った。
「わかった。じゃあ後の事はしておきますからアワルディアに戻りなさい」
ゼネラルたちは了解し、アワルディア帝国へと戻って行った。
ダーランマはアルム一族の長を誘拐もしくは殺そうと考えていた。なぜなら飲ませたカプセルは記憶を少しの間だけなくし、しばらく意識不明の状態にするだけのカプセルだからである。そのカプセルは、そんなに長い時間持たずにしばらくしたら意識は戻り記憶も一気に戻るわけではないが徐々に戻る為である。
「これは奥の手だったが仕方あるまい。スパイに頼むしかないな。では連絡を取るとしよう」
ダーランマは計画を練って、スパイとやらに連絡しようとしていた。
一方、アムライが寝ている病院ではアルナラが面会に来て、面倒を見ていた。
「鏡め、先生が目覚めるまでアルダスに言うなだと。全く、普通はやつにいうのが先だろう。先生安心してください、私たちが必ず守ります」
アルナラはアムライを見ながら言った。そこに新たなアムライ7の1人が病室に入ってこようとしていた。
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