表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
60/503

アムライ負傷

ゼネラルがバウラムを連れて逃げた。その後アムライはしばらく気絶しており、いくら待っても道場に来ないアムライを待っていた理人は使用人を道場へ呼んで聞いた。


「すいません。師匠がいつまでたってめた来ないのですが、何かあったのか?」


と呼んだ使用人に理人は聞いた。使用人は


「いえ。アムライ様はバウラム様とお話の途中ですが、少し様子でも見てきますか?」


と理人に聞いた。理人は待っていてもアムライが全然来る様子がなかったので使用人に見てきてほしいとお願いした。使用人はそれにハイと答え様子を見に言った。そして叫び声が屋敷に響き渡った。


「きゃー御当主様が‼︎」


その叫び声を聞いて理人はすぐさま道場を出た。だがすぐに迷ってしまう理人だった。そこでたまたま現場に向かう使用人にあったので


「私も今向かう途中なのでもし迷っているようならついてきてください‼︎後いい加減屋敷の道くらい覚えてください‼︎」


と忙しそうに理人に言った。理人は少ししょげながら現場に向かうのだった。

現場に着いた理人、そこにはガイもいた。


「なんでガイがここに?お前アルダスに鍛えてもらってるんじゃないのかよ?」


ガイがいたことに驚いた理人は聞いた。ガイは


「そんなことよりどういうことだよ鏡‼︎なんでアムライ様が腕切られて気絶してんだよ‼︎バウラムと喋ってたとか聞いたけどあいつまさか裏切りやがったのか?」


とガイに言われ、理人はそれが信じられなかったのでアムライの状況を見た。アムライはガイが言った通り片腕を切られ、気絶していた。


「いやそれはまだ師匠に聞かないとわからない。治療してくれる人は呼んだの?」


ガイにまだわからないと言った後、使用人に聞いた。使用人は


「当たり前ですよ。ご当主様の命に何かあれば大変です。私たちは完全に油断していました。アムライ様なら大丈夫だろうと。その結果がこうなんですね、、、」


使用人たちは後悔していた。その間に医者が来てアムライを病院に搬送して行った。


「とりあえず師匠が目を冷ますのを待つしかないだろう。ガイはもう戻ってくれ。後この件アルダスには伝えないでくれ。使用人の方たちも頼む」


と理人はガイと使用人に頭を下げて頼んだ。ガイと使用人はなぜだろうと思った。身内であるアルダスに報告するのが普通なのに理人が報告はするなとゆうからである。


「なぜなんだ鏡?アルダス師匠にいうのが普通だろうに」


とガイは理人に聞いた。


「もしこれがバレればアルダスはバウラムを探しに行くかも知れない。俺たちはまだ強くならなきゃいけないんだ。そんな時にアルダスがいなくなるのは辛い。だからこの件は師匠が目をさましてから決めよう。それまでは口外は無しで頼む」


と理人はいい、使用人たちやガイはそれを納得した。だがこれをアルダスに伝えなかったことで後に大変なことになるのだった。

こうしてアムライが負傷したことによりリヒトの修行はやむなく中断されるのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ