表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
59/503

アムライの油断、バウラムの裏切り

バウラムの最近の様子がおかしい為アムライはバウラムを疑い色々問い詰めるのだった。


「お前だいたい研究とかそういったことに触れてなかったのになんで材料が必要なんだ?」


アムライは聞いた。バウラムは


「少し必要になったんだよ。いいから頼むよもらってきてくれよ」


とアムライに言った。アムライはバウラムが様子がおかしすぎると思い質問責めをして、バウラムの状態を探ろうとした。そこで勘づかれてきたと思ったバウラムはとうとうアムライに手を出した。


「いいからもらって来いよ親父殿‼︎」


というセリフとともに殴りかかった。ただそんな攻撃は油断していてもアムライは受け止められる為、バウラムはボロを出したと思い聞いた。


「やはり誰かに操られているな。誰に操られている?教えないか?」


とバウラムに聞いた。バウラムは殴った腕をずっとアムライに受け止められていたので逃げようにも逃げられない状態だった。そこである男が飛び出してきてアムライの腕が宙を舞った。

そうアムライ自身が気づかぬうちに誰かにバウラムの手を受け止めていた腕を切られていたのである。


「何奴だ‼︎クソ私の腕を切るなんて」


アムライが言った瞬間1人の男は出てきて言った。


「よう。うちのバウラムさん返してもらうぜ。後今起きたことは忘れてもらうよ」


その男はゼネラルだった。




ゼネラルは外で待っていたが、やはり暇だったのでしばらく待っていたが我慢の限界だったのでフードを被り、ガイアランの城下の町に入った。


「さてバウラムを探すとするか。どこ言ったんだろうな〜。とりあえず聞き回ってみるか。」


ゼネラルは城下の人に聞き込みをした。バウラムがどこへ言ったか。ついでに頭の良さそうな格好をしている人に大事な案件のことを聞いた。


「なぁそこの頭良さそうな人。この皇国で研究所にあるものを強化できる素材とか知らない?」


と頭の良さそうな城民に聞いた。するとその城民は


「すみません。そういったものはわかりません。城の知将様を尋ねたらどうでしょうか?」


とゼネラルに言った。ゼネラルは城の知将などと言った王の右腕たち寝ような存在とは関わりたくなかった為、結局バウラム探しを優先した。

聞き込みをしているとバウラムはアルムの屋敷に向かったわかったので、次にアルムの屋敷の場所を聞き回った。そしてアルムの屋敷は有名だったので、1人に聞くとすぐわかり、アルムの屋敷にゼネラルは向かった。そして現在に至る。


「よう。あんたがアムライさんだっけか?とりあえずバウラムさんは返してもらうぜ。そしてバウラムさんにあったことも忘れてもらうぜ」


とゼネラルは言った。ゼネラルはもしバウラムが問い詰められたり、誰かに操られていると相手に気づかれたりしたらという状況の為にダーランマからあるカプセルをもらっていた。

アムライはその時、切られた腕のことで精一杯だったのか油断してそのカプセルを飲まされた。


「貴様私に何を‼︎うっ‼︎」


それを飲み込んでしまった瞬間アムライは気絶した。

そして気絶したのを確認したゼネラルはバウラムを連れて撤退し、帝国へ帰ろうとしていた。


「研究所の強化素材の件は無理だったが、バウラムを疑われるよりはマシだろう。とりあえず帰国しますか」


と言って逃げて言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ