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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
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少女の捜索願い

理人が2日目を終えて次の日の朝、アルムの屋敷はばたばたしていた。


「師匠どうかしたの?」


と理人は食堂に着いてアムライに聞いた。


「お前には関係のないことだ。だがまぁ一応話しといてやる。だが関わるのは無しだぞ」


とアムライは理人に言った。

アムライは話を続けた。


「昨日の夜、家に帰って来なかったという報告があってな。それで今からガイアラン騎士団数人で捜索にあたるらしい。それの指揮をとるのがアルダスということで今屋敷が準備で少しばたばたしているんだ。わかったか」


と理人に説明した。その後理人は


「まてよ。アルダスが捜索に参加する間ガイのことはだれが見るんだよ?」


とアムライに聞いた。当然のようにアムライは言った。


「そんなもん私に決まっているだろう。まぁアルダスも捜索するのはとりあえず今日だけだからな。今日はガイと修行だぞ」


了解しましたと理人は言って3日目はガイを含めての修行となった




一方アルダスは、ガイアランの城へ向かっていた。


「女の子が行方不明だと。全くこんな忙しい時期になんで色々問題が起きるんだ。アワルディアが何かしらしてるのかよったく」


と言いながら走っていた。やがて城に着くとすぐに王の間に向かい、王へと面会した。そこにはダーラス、イナハルも集まっていた。


「おいおいなんでお前らまで集まってるんだ。お前らは商店街の復興作業があるだろうにどうした?」


とダーラスとイナハルにアルダスは言った。王が代わりに答えた。


「良いのだアルダスよ。2人は余が呼んだ。2人なら詳しいことが聞けるかなと思ってな」


ガイアラン皇王は言った。ダーラスは答えた。


「王様〜。私は多分力にはなれないわよ。夜は商店街の方には行ってなかったし、大臣もそうよね?」


とダーラスはイナハルに言った。イナハルは


「ああ。ワシらは昨日夕方くらいに作業をやめて撤収したからな。夜の商店街で起きたことは分からん。まぁ城民が行方不明なら捜索は手伝いますけど」


とイナハルは言った

アルダスはなんでダーラス、イナハルを呼んだのか状況が読めなかった為に王に聞くと、行方不明になった女の子は、夜に商店街で行方不明になったという。


「しかし本当に急に現れたな。今までこんなことなかったのに。商店街の炎上事件から我が国はいろんな目にあっているな」


と王は言った。


「最近アワルディア帝国の方が良くいろんなものよこしてきますからね。今回も関係あるかもしれません」


とイナハルは言った。しかし王は


「いや今回は関係ない。あるツテでアワルディア帝国の方に潜入してもらっていたからな」


と王は言った。アルダスは


「何ですかそのツテというのは?我々は全く聞いておらぬのですが」


と言った。王は


「いずれは話すからまぁ今は女の子の創作の方に力を入れてくれ。今回は多分アワルディア帝国は関係ないからあまりちょっかい出さないようにな。それとダーラスにイナハル、作業中に呼んで悪かったな。もう戻ってもいいぞ。アルダスは女の子の捜索を頼む。ではそれぞれ職務を開始してくれ」


そう王が言うと3人は王の間から出て、イナハル、ダーラスは商店街の復興作業、アルダスは女の子の捜索に入った。

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