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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第二幕 15章 魔王決戦編
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木刀VS黒炎の剣

「せぇぇぇぇい!」


アルバルトンは木刀を思いっきり、カースラの頭上にめがけて打ち込む。


「氷の盾!」


氷の盾を作り、アルバルトンの攻撃を防ぐカースラ。だがしかし、木刀は両手にあり、片手のを防いだだけでは完全に対処しきれていない。


「一本、もらうでござる!」


「く!黒炎!」


アルバルトンは黒炎をとりあえずカースラにめがけて放ち、アルバルトンは、距離をおく。


「斬り合ううちに慣れてきたようでござるなお主。拙者の攻撃に対しての黒炎?の使いようがうまいでござるよ」


「それはそれは、魔剣士さんに褒められるなんで嬉しいね。黒炎剣・斬!」


カースラはアルバルトンの右肩に向けて黒炎剣を放つ。


「黒炎の攻撃はやばいでござるからな。避けさせてもらうでござるよ」


「ふん!ならば黒炎・玉!」


黒炎・斬をジャンプして避けたアルバルトンに対し、空中にいるアルバルトンに向けて黒炎でできた玉をうつ。


「それもかわすでござるぅぅ!」


アルバルトンは空中で体を回転させ、横にずれる。


「ならば、もう一度!」


「甘いわ!回転・木刀一閃!」


回転した勢いを利用し、アルバルトンはカースラに回転斬りを叩き込む!


「く!氷の盾!」


「そんな盾で拙者の回転二回斬り分を避けられると思うな!この阿保ぅが!」


回転斬りの木刀、一撃めで氷の盾は砕ける。


「なんの、これしき!」


砕けた氷を掴み、カースラは二撃めの木刀に当て、動作を遅らせる。


「考えるでござるな。しかし威力を下げようとも、当たれば意味がないでござるよ!」


「わかってるよ。それに攻撃に転じているいまならお前も避けられないはず、くらえ!黒炎・網!」


アルバルトンに向け、黒炎を放ち、アルバルトンの二撃目の木刀に黒炎がかすれる。


「く!よくも当ててくれたでござるな。だが!この黒炎、利用させてもらうでござる!」


アルバルトンは黒炎のかすった木刀をカースラに向けて投げつける!


「必殺!黒炎・木刀投げ!」


「私に黒炎は無駄だ!」


カースラは当たった木刀を燃やし尽くす。しかし!燃やした後正面を向くと、アルバルトンの姿が見えない。


「な、何!奴はどこに!どこに行った?」


「後ろでござるよ。この阿保ぅ」


カースラは振り向くと、木刀で頭を強打され


「かっは!」


「楽しかったでござるよ。それではさらば」


アルバルトンは一気に二撃目から十撃目まで叩き込み、カースラは魔剣・木の刀の能力で消えかけていった。

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