表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第二幕 15章 魔王決戦編
465/503

異常魔族

「さぁ次はどうする人間種」


ナンレは自分の回復力を見せ、理人に圧をかける。


「ならばお前が死ぬまで打ち込んでやるよ!こちとら力なら有り余ってるんだからよ!」


理人はまた間髪入れずラッシュをナンレに叩き込む。


「あば、ばばば、ばあ、ば!」


「おらぁぁぁぁぁ!」


ラッシュを叩き込み、またも結界の壁に激突させるがすぐに回復してしまう。


「無駄なことを。私はいくらでもあなたの攻撃を受けてあげるわ〜。実力の違いがわかるまでね」


「はぁはぁはぁ。ならいくらでも打ち込んでやるよう。お前の身体回復が追いつかないくらいにな!」


理人は何度も何度も、ナンレにラッシュを叩き込むが、なんれの回復速度はいっこうに遅くならず、むしろ理人の体力が減るだけであった。


「はぁはぁはぁ。く、一体、いつになったら回復速度が、はぁはぁはぁ」


「さてあなたの無意識に発動するそれももう時間切れみたいだね。私の能力が復活してきているよ」


ナンレは手から理人に向けて放つ。


「腐れ!鏡理人!」


「!」


理人はすんでのところで避けるが、ナンレが触れた暗黒結界の壁は腐って徐々に消えていっていた。


「避けるなよ人間種。父上に勝つつもりなら受けて私の腐を止めなさいよ」


「無茶を言う。だがやつの異能力、異能力無効化が効果ぎれならば他に手はある。俺の能力というな!」


ナンレは能力を使って理人に接近すると、理人は鏡パネルを出し、ナンレの掌からでる腐を止める。


「くっ!人間種が二つも能力をもつなど生意気な!」


「俺からすればありがたいもんさ。能力をくれた上にこんなに強くさせてくれたからな。あの炎の魔王様には感謝しかねぇな」


「めんどくさいものを残していったわね〜。あいつも。最悪だわ。まぁ私の勝利は変わらないんだけどね〜」


「何を戯言を俺が勝つに決まっているだろう。俺が能力無効化だけに頼っていると思うな。お前の腐らせる能力だって俺の今の身体能力ならば容易に避けられる」


「ふ、避けるねぇ。この程度も攻略できなきゃ父上を倒すなんてまたのまた夢。私があなたの戦意失うようにボコボコにしてあげるわ。例えばそうね。あなたの攻撃じゃ私はもう傷一つつかないわ」


理人はナンレの言葉にイラつき、攻撃する。


「ならくらえよ!俺の本当の能力、鏡をな!」


理人は鏡パネルを出し、フラッシュビームを放つ。


「これで消滅しやがれ!」


「ふっ」


ナンレは鼻で笑い、理人のフラッシュビームを防御もとらずただ立ち尽くす。


「これで終わりだ!」


「そんなことを言うことは終わらないフラグが立っているというものよ」


理人のフラッシュビームは何故かナンレの前で消滅する。


「!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ