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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
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理人の為の地味な特訓

10kmを走り終えてしばらく休んだ理人は次に地味な特訓の方に励もうとしていた。


「じゃ師匠。次に腹筋、腕立て、背筋500回を始めます。まずは腹筋から始めます。」


と理人はアムライに向けて言って、理人は腹筋から始めた。理人は体力などが低いためと思っていた為あんまり回数をこなせないだろうなと思っていたアムライだが以外に理人は腹筋がうまくリズムよくやっていた。


「鏡お前腹筋うまいな。鍛えてないとか言ってたけどお前この地味なトレーニングに関しては才能あるぜ」


とアムライは理人のことを褒めた。だが理人は腹筋を褒められたのは嬉しかったが一つのキーワードが気になって少し怒り気味で言った


「地味なことで才能あるとか言うんじゃないですよ師匠。俺は目立ちたいからもっと目立つ方面とか褒めてくださいよ。地味なって言葉つけてあまり褒めないで下さい」


とアムライに言った。アムライは


「すまんすまん。以後気をつけるよとりあえず500回そのリズムで行けるなら早くこなしな」


と理人に言って、アムライは道場から出て行った。

理人がもう少しで腹筋を終える頃にアムライは木刀を持ってきて、理人の隣で降り始めた。

そして腹筋が終わって次に腕立てをするまでの休憩の間にアムライに聞いた。


「師匠。木刀なんか持ってきて何するんですか?」


と理人は言った。アムライは


「お前だけ鍛えてるのに私だけ見てるのはダメだと思ってな。隣で素振りでもしようと思ってな」


と理人に言った。理人は別のことを今度はアムライに聞いた。


「師匠。この屋敷に道場あるってことはやっぱり俺以外に弟子とかいるのか?」


とアムライに聞いた。アムライは質問に答えた。


「まぁでしは一応いるけど少ないよ。7人程度さ。昔はもっと門下生いたけどなついて行けなくて最終的に7人しか残らなかったんだよ。まぁ昔バウラムたちにやらせてた特訓メニューをそのままやらせてたからな。1日でみんなぐったりしていたぜ」


とアムライは言った。それを聞いて理人はアムライはやっぱり鬼畜な性格なんだなと改めて思った。

次に理人は腕立てを始めた。それと同時にアムライも素振りを始めた。腕立てもそつなくこなせる理人は余裕で腕立てを500回終わらせた。だがしかし、普通に腕に負担がかかる為、早く終わらせた分結構休まなければかなりしんどい状態の理人だった。

また理人がその間休憩している時も、アムライは素振りを続けていた。理人はそれを見て少しでも自分に活用しようと考えていた。


「鏡。君は我流で行くんじゃないのか?少しぐらいなら剣術も鍛えてやろうかなとは思っていたが流石にフォームまでは見れないと思って我流で行かせようかと思ってたんだがな」


とアムライは理人に言った。


「いや。流石に尊敬できる師匠のけんじゅつな吸収しようと考えています。師匠はアルムの一族でも歴代最強の剣士らしいからですね」


と理人はアムライに言った。


「いいか鏡。俺のことをこれからアルム一族歴代最強などと言ってはいけないぞ。私は自分でそんなこと思ってないしご先祖様に対してそれは失礼極まりないからな」


と軽く怒り気味で理人に注意した。

理人はすみませんと謝り、かなり休んで体力も回復したので最後の背筋をしようと理人は背筋の体制に移った。


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