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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
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理人の為の特訓メニュー

アムライが理人のために考えたメニューは内容は簡単なものだったが回数が凄い量だった。


「毎朝10km走った後に腕立て、腹筋、背筋を500回ずつそれにその後師匠と組手ですか」


理人はアムライに渡されたメニューを見て、予想以上の内容に理人は驚いていた。


「朝走るやつは行けそうだけど腕立て、腹筋、背筋を500ずつはできるかな?」


理人はメニューを見てこなせる自信がなく少し悩んでいた。そこにアムライが口を出し


「お前はこれくらいしないと間に合わない。ガイが頭を下げてまでお前のことを参加させたいというんだ。その分の根性は見せてもらうぞ。それに言ったよな?言われたことはなんでもすると。まずはお前は何も考えずに私が書いたメニュー通りに外に出て10km走ってきな」


アムライは理人を外に出して10km走って来るように命じた。理人も強くなるために


「まぁ体力は必要だしな。たしかに頭で考えてても多分逃げだと思われるからな。とりあえず走るか」


こうして理人の特訓1日目がスタートした。




理人はまず10km走っていた。


「以外ときついな。あっちにいるときは体力面のこと全く考えてなかったからな。はぁはぁきついぜ」


息継ぎしながら理人が走っていると、アムライも走ってこちらにきた。


「お前がかまけないように私も一緒に走ってやるからな。ほらそんなたらたら走っていたらこのメニューをやっている意味がないぞ。もっときびきびとやらないか。そうしないと後のメニューができんぞ」


アムライが理人に対して言うと、理人は自分のことをアムライに聞く。


「すいません。たしかに修行に関しては何も言わないと言いましたが、こんなメニューを組むほど俺ってやばいですか」


理人はアムライに聞くと、アムライははっきり取り人に言う。


「ひどいね。本気でやらないと、下手すりゃバウラムの連れて来るやつによってはお前死ぬぞ。死なないためにも頑張れよ」


アムライが言うと、それを言われてから理人は俺は相当ひどいんだなと思いながらそこからは走るのだけに集中した。

やがてもう走るのが終わりそうな頃にアムライが口を開いた。


「そういえばなんでお前は人に敬語を使わんのだ?そんな言葉遣いじゃ反感ばかりかうだろう?昔からそうなのか」


アムライは理人の偉そうな言葉遣いに対して聞く。理人は


「目立ちたい奴がなぜ人に媚びるような言葉で喋らなきゃならんのだ。俺は自分が心から尊敬できる人にしかけいごをつかわないことにしている。だから師匠が俺のこの言葉遣いを直すって言ってたけど無駄だぜ。これだけは絶対に直さないからな」


謎のこだわりをアムライに語り、アムライはそれを聞いて


「そうか。そんな理由でそんな言葉遣いしてたのか。まぁこれはおいおい絶対直してやる。そうしないと本当にこの世界で死ぬぞお前。まぁガチな話はここまででとりあえず走り終えるぞ」


そう言ってアムライと理人はまたそこから喋るのをやめて、10kmを走り終えようとしていた。

やっと理人とアムライは走り終え、アムライは余裕そうだったが理人はもう体力の限界で倒れるまではいかなかったがその場に立ち尽くしてしばらく動く事が出来なかった。

アムライはそこで口を開いた。


「まぁ初日で完走したのは褒めてやる。まぁこれくらいはしてもらわないとやばいしな。とりあえずお疲れ様」


アムライは理人に甘い言葉をかけ、飴と鞭のような褒め方をした。

しばらく休んだ後、理人は次の地味な特訓に移った。

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