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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 3章修行編〜1ヶ月目〜
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理人とガイ、アルムの屋敷に泊まり込み

翌日、理人とガイのバウラムとの戦いのための特訓が始まろうとしていた。

理人が昨日チリンと別れてからすぐ宿に行き、今日の特訓の為に体を休めていた。そして朝宿を出ようとすると宿の前にガイがいた。


「よっ‼︎今日から特訓スタートだけど体調は大丈夫かい僕に昨日ずっと劣勢だった理人くん?」


と舐めた感じでガイに言われた。理人はそれを軽口で


「言ってろ。今日からアムライ師匠に鍛えてもらって一ヶ月後にはお前なんてすぐ追い越してやるからな」


とガイに言った。それを聞くとガイは理人の方を向いて笑いながら


「それだけ元気があれば大丈夫だな。昨日のあれで多少はへこんでいると思っていたが大丈夫そうで良かったよ。まぁ次手合わせするときはだいぶマシになっているのを期待しているぜ。」


とガイは言った。そして宿の食事を食べて入り口で待っていた。ガイと一緒にアムライの屋敷にまで向かった。屋敷に着くとアムライが出てきた。


「おうきたか。アルダスもすぐに来るから少し待っていなさい。後二人とも一度引き返していいから泊まりの準備をしてまたこの屋敷に来い」


とアムライは言った。それを聞いた理人とガイは一度屋敷を出た。


「俺は泊まる準備っても金と装備くらいしかないからな」


と理人は言った。ガイはしかし


「俺は家の方に荷物沢山あるからな。着替えとか少し持って来るわ。少し待っててくれ」


と理人に言って、ガイは家へ帰宅した。

数時間後ガイは帰ってきて、理人は少し不機嫌だった。


「あれ鏡なんで不機嫌になっちゃってるの?ねぇなんでなんで教えて〜」


とガイは意地悪風に聞いた。理人は口を開いて


「少しって言ったのにもう一時間はたっているじゃないか。待つ方のみにもなれよ」


と怒り気味で言った。ガイは謝りながら


「ごめんよー。荷物の着替え何持ってくか迷っちまってよ〜。それで考えてたらこんな時間だったんだよ。まじでごめんな〜」


と必死にガイは謝っていた。


「お前は余裕が少しあるかもしれないからいいが俺には全く余裕がないんだぜ。緊張感出してくれよ少しは」


ともう普通に怒りながら理人は言った。

ガイが一度帰宅して荷物を用意した後、またアルムの屋敷に訪れた。するともう屋敷ではアムライとアルダスが首を長くして待っていた。


「泊まる準備にどんだけかかってるんだ全く。まぁいいとりあえずガイはアルダスについていけ。鏡理人は私について来い。後今日からみっちり鍛えてやるからこのアルムの屋敷に二人とも泊まりなさい。部屋には使用人に案内させるから荷物を置いて昨日試合した道場まできなさい」


とアムライは今後の説明を軽くした。そして理人とガイは使用人に案内され荷物を置いて、道場に集まった。


「よし集まったな。じゃアルダス、ガイ君は任せたぞ。鏡理人お前はこちらに来い」


とアムライは言って、ガイはアルダスにつれていかれ道場の奥の方へ、理人は手前でアムライの元へ向かった。


「よし今日から鍛えてやるわけだがまずこのメニューを一週間続けてやってもらう」


と理人はアムライにメニューの紙を渡された。内容はやることに関しては簡単なものだったが回数が1日の量ですごい数の回数書いてあった。

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