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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 2章 商店街炎上編
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商店街現状

ガイアラン商店街の炎上はヘビガメの撤退により終わった。

商店街から死者たくさん出たこととモンスターが出現したことを城の者が気づく事が出来なかったことによってガイアラン皇国の住民には不安が募った。

王もモンスターが出現して初めて気づいたことにより対策が遅れたことをかなり悔やみ、商店街の店を破壊された者に生きていけるだけの金を与えて、王は商店街の復興に力を尽くしている。

アルダス、ダーラス、イナハルも王に続いて復興に協力していた。

アルダスは力仕事、ダーラスは障害物を魔法で撤去、イナハルは商店街の者を元気付けていた。

商店街はかなり悲惨な状況で人でもあまり残らず、経営も難しい状況だったが街のためになんとか復興させようとしていた。


「王よ!あなたは手伝ってはなりません。あなたはあなたの責務を果たしてください!」


王が力仕事をしているとアルダスに見つかり、アルダスは王に言った。

だが王はアルダスに言った。


「お前こそバウラムとの決戦があるだろう。余はお前が闘将から降りるのは嫌だぞ。だからお前は今の時間を使ってあの2人を鍛えてやれ」


王はアルダスがバウラムと3対3のチーム戦をすることをいつの間にか知っており、ガイと理人の鍛え具合を心配していた。


「それは復興作業の合間にやりまするので王は玉座で被害状況など確認してください。お願いします」


アルダスは頭を下げながら王に言った。王はため息をつきながら


「わかった。お前がそこまで言うなら城に戻って被害確認をする。だがアルダス、働きすぎて身体を壊すんじゃないぞ。お前がたおれとしまえば本当にシャレにならないからな」


王はアルダスに言って、城に戻り、アルダスは作業に戻った。

王が城に戻ったのを確認した後、アルダスは理人とガイのことを考えていた。


「ガイのやつ、ヘビガメ戦が終わったあと急にどこ行ったんだ?あの異世界野郎もいないし、バウラムとの戦いは大丈夫なんだろうな。ったく」


アルダスは2人を心配していた。




アルダスたちが復興作業に力を入れている間、理人はチリンを探していた。理由は商店街の人に、


「おいあんた。チリンちゃんと仲がいいんだろう?なら励ましてやってくれないか。チリンちゃん、店のおばちゃんが死んでから落ち込んでるから頼むよ」


と言われたからである。そのためとりあえずおばちゃんが死んだところに向かい、チリンを探していた。チリンはおばちゃんが死んだ場所で理人のことを待っているようにいた。


「鏡君待ってたの。話があるから聞いて欲しいの。この場所じゃ話しにくいからまた後で昨日話した場所に来て欲しいの。」


チリンは理人に言い残し、チリンはどこかへ言ってしまった。

理人はすることがなかったので活躍できなかった代わりに街に貢献するため、復興作業しようとしていた時、アルダスに声をかけられた。


「やっと見つけた。貴様に話がある。ちょっとこっちへ来い!」


そう言われて理人はアルダスに人気のないところまで連れていかれた。


「貴様にはたくさん言いたいことがある。まずヘビガメ戦だ。なんだ貴様は!何もできてないじゃないか!ガイの方がかなりマシだったぞ。そんなんで3対3の勝負に勝てると思っているのか」


アルダスにたくさんのことを聞かれる理人であった。

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