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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 2章 商店街炎上編
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ヘビガメの撤退、商店街の惨状

ダーラスの魔法によってヘビガメの甲羅の一部を破壊し攻撃しようとしたガイアラン騎士団、ギルド冒険者とガイ、アルダスだったが、ヘビガメは少し怯んだだけで尻尾の部分で攻撃に転じた者たちはヘビガメの尻尾攻撃によりなぎ払われた。

しかし、これを見ていたアワリオは、ヘビガメを撤退させようと考えていた。


「さぁフードさん!ヘビガメをコンパクト化して回収してきてください」


アワリオは男に言う。


「こっちが優勢ですけどよろしいんですかい」


フードの男はアワリオに言い、アワリオは


「これだけ暴れてくれたんだからもう結構です。それにヘビガメは割と成功作なのでここで倒されるのは勿体ないです。治療してもう一度ガイアラン付近に放ちます。だから今回はヘビガメを回収して帝国に撤退しますよ」


アワリオはフードの男に言い、フードの男は納得し、ヘビガメを回収しに向かった。




尻尾でなぎ払われほとんどの騎士、冒険者は気絶したがガイとアルダスは何とか耐え切っていた。


「よしガイよく耐えた!今日少し様子見ただけなのにお前はよくやるな!それに比べてもう1人のやつは・・・」


アルダスはガイのことを褒めていたが、何もできていない理人を見て、こいつはやばい野郎みたいな目で見ていた。こんな様子で修行してもバウラムとの戦いで上手くやっていけるのかと。

だが今はとりあえずヘビガメに集中していた。


(やつのことは後回しだ。とりあえずこれ以上被害が出ないようにしなければ!)


アルダスはそう思いながらヘビガメの攻撃を耐えていた。

アルダスがそう考えながら攻撃を防いだり、好きが出れば攻撃している時にフードの男が間にでてきてヘビガメへの攻撃を遮った。


「失礼するよ。今回はこのモンスターを回収させてもらうから」


フードの男はヘビガメの前に出てモンスターコンパクトケース、通称mkkに吸い込んだ。ヘビガメはmkkに吸い込まれ、その場にいなくなりフードの男は撤収しようとしたが、アルダスがフードの男を攻撃しに行った。


「待て!そのケースを置いて貴様もお縄につきやがれ!」


アルダスはフード男に言ったが、フード男は


「敵に言われて待つ奴がいるかアホ!ケースが欲しけりゃ俺からとるこったな」


フードの男はアルダスの攻撃を簡単に避けながら早々と移動した。

アルダスはそれを追いかけたが、かく乱されアルダスはフード男を見失ってしまった。


「く、商店街をこんなひどい状態にされて、しかもモンスターまで逃すとはなんたる不覚だ!これでは王にあわす顔がないではないか!」




フード男はアルダスをまいた後、アワリオのもとに来ていた。


「Dr.アワリオ。ヘビガメの回収に成功しました。撤退しますか?」


アワリオに聞き、アワリオは


「ああ。アワルディア帝国に帰還するぞ。帰ってヘビガメの治療、研究成果の確認だ。では帰りは頼むよフード君」


アワリオはフード男に言い、2人はアワルディア帝国へて帰還していった。

今回ヘビガメが暴れ商店街が炎上したことにより、この出来事をのちにガイアラン商店街炎上事件と言われた。

この出来事では理人は全く貢献することができず、むしろアルダスの不満をかっただけであった。

よろしくお願いします

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