表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第二章 11章 ガイアラン対戦・序
272/503

ギルドへ

帝国でガイアラン皇国攻めについて話している間、ダーラスとアルダスは今後の皇国についての話をしていた。


「さてと、この屋敷を案内してもらってようやく落ち着いたところで今後の皇国についての話をしようアルダス」


「ふっ。王に疑われている私が口を出してもいいものなのかダーラス」


アルダスは言う。

あるだすはバウラム、アムライのことでもはや立ち位置がやばいためダーラスの話にも遠慮していた。

これ以上は迷惑をかけたくないと思っていた。


「私はアルダスを信用しているよ。信用してないのはバウラム、アムライ、アムライ7だよ。言わなくてもわかってるだろう」


「だがしかし、お前の地位まで危うくなるかもしれないからこれ以上は・・・」


「何を弱気でいる?いつものお前はどうしたんだ!お前は王様を守りたいんだろ!」


ダーラスは思わずアルダスに怒鳴る。アルダスは


「そりゃ私だって王のために尽くしたいさ。前の襲撃時に少しは役に立ったから未だおいてもらっているが危機的状況なのは変わらないからな」


「お前は地位が大事なのか?闘将という地位が大事なのか?」


「地位がなければ王のもとに入れないだろう」


アルダスは闘将でなくなるともはやすがるものがなくなる。

王の護衛は出来ず、失墜したアルム家はもはや立て直し不可の状況にまで陥っている。

これで闘将でなくなると屋敷までもがなくなってしまうのではないかと考えていた。


「もし私が闘将でなくなるならせめて屋敷の人間たちに新しい職を・・・」


「ダメだダメだ。そんな辛気臭いのアルダスらしくない一旦屋敷からでよう」


ダーラスはアルダスに言うが、ダーラスの任務は監視、なのでそんな自由でいいのかと思う。


「私はアルダスは信用してるの。ほらわかったら屋敷から出るよ」


「屋敷から出てどこに行くんだよ?しばらく屋敷に住むってことは城には用無しではいけないだろう?ってことはどこに行くんだ?」


「決まってんでしょ。私たちは皇国での立場でも結構上にいる立場。そしてこんな任務というより命令はなかなかないだろう。だから皇国の問題解決のためにあそこに行くよ」


「あそこ?」


アルダスは繰り返し、ダーラスはまだわからないのかと思いながら


「皇国の人の依頼を受ける場所、ギルドに行くよ」


ダーラスはそうやってアルダスの手を取り、屋敷からでてギルドへと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ