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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第二章 11章 ガイアラン対戦・序
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もう1人のメンバー 2

「ダーランマ様。その俺よりモンスターについて詳しい奴は誰なんです」


アワリオはダーランマに尋ねるがダーランマは


「まだ完全に制御できていないからそいつについては保留だ。ただそのモンスターに詳しい奴はかなり使えるぞ。楽しみにしていろ。その前にガイアラン皇国を責める奴を決めなければな」


モンスターに詳しい奴の話は置いて、ダーランマ、アワリオはガイアラン皇国に攻めに行くメンバーを相談する


「まずはカスマ様は決まっているだろう。それとテムルナはどうする?」


治癒カプセルの近くで休んでいたテムルナにダーランマは話しかける。


「私はもう大丈夫だ。行ける。で私とカスマ様の2人でいいのか?」


「そうだ我ら2人でガイアラン皇国に向かう」


話を聞いていたかのように話に入るカスマ。


「これはカスマ様。アスラス様と何か話していたようですがもん済んだのですか?」


ダーランマはカスマに聞き、カスマは頷く。


「ああ。我と奴の会話は終わったぞ。奴もガイアラン皇国を攻め落とすのに誘ったのだがな。見事に振られてしまった」


カスマは手を上げて首を横に振り、やれやれと言ったポーズをとる。


「あ、間違いだ。我とテムルナ、そしてバウラムでいかせてもらう」


「え、あれバウラムなのか?以前と姿が随分変わって」


テムルナはバウラムの姿を見ていう。

先程はテムルナが休息を取っていたためにバウラムの姿は見ていなかったので気づかずにいたが、改めて見ると以前ガイアラン皇国で過ごしていたバウラムとは姿がかなり変わっていた。

テムルナはバウラムのもとにより


「ようバウラム。元気だったか?お互いに災難だったな」


「・・・」


テムルナはバウラムに話しかけるがバウラムは全く返事をせずにいた。


「おい、お前が話さないと話が続かないじゃないか。なぁ?バウラム」


「無駄だ。こいつは今は喋れぬ。一度死んで理性を失っているのだ。言葉など分からぬだろうよ」


カスマが間に入り、テムルナに説明する。


「そうなんですか?しかしなぜこいつがそんな目に・・・」


「こいつは一度我の依代、アムライと共にガイアラン皇国に小手調べに行ったが、ある男2人によってやられ、アムライは重症、そしてバウラムはその時の先頭で死んだらしい」


「へー、それはそれは。でその男2人とは誰なんですか?もしかしてアルダスとイナハル?」


「分からぬが、若い青年2人だったと聞く。アルダスではなかった」


「温存しているのかな奴らは?まぁいいけど。おれの目的は別にありますから」


テムルナはカスマにいい、バウラムについての会話はあやふやになりながら終わった。

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