理人とサポートマン
一方、カルナクたちが探している理人は
「さてと、十分休んだしそろそろ動くか。能力者のゲンは一応死んだからガイたちもきっと無事なはず。しかし結構休んだから早く合流しないと余計な心配をかけるか・・・。急がないとな!」
理人は休憩していた場所から移動しようとすると、理人の前に1人の男が現れる。
「な、お前!何者か!」
「人になを訪ねる時は自分からだろ。その前に一つ聞きたいことがある」
男は理人に訪ねる。
「ここに影の兵士を使う能力者はいなかったか?」
「んっ?ああ。いたよ。いたけどそれがどうかした?」
理人は男に言う。
「そいつはどこかに行ったのか?ならどこに向かったのか教えて欲しいんだが」
「死んだよゲンは。俺が殺した」
理人は男に言うと、次の瞬間、男は理人に武器を投げつける。
「なんのつもりだいきなり!」
「よくもゲンを・・・。殺してやる!」
男は理人に接近し、殴りかかり、理人は攻撃を避け続ける。
「くっ!やめろ!お前みたいなやつに構って異る暇はないんだよ!後、話を聞いてくれ!まだ続きがあるんだ!」
理人は男に言うが男は攻撃をやめない。
「ゲンを殺した奴の言葉など聞く耳持たぬ!さぁ使え!お前の異能力を!」
男は攻撃を続け、理人に能力を使うように促す。
「異能力を使えだ?いいだろう使ってやるよ!行くぜ」
理人は能力を発動する。それをみて男は思う。
(バカな奴め。私の能力は他人の能力を強化、効果の持続をする能力。お前の能力はどんなものかは知らないが利用できるものなら利用してやる!)
男は思っていたが理人の能力を見た瞬間、それは意味のないことに気づく。
理人の能力は鏡、特殊攻撃の反射に秀でているため、男の能力は全く使えない。
「どうだ!これが俺の能力。鏡だ!」
鏡パネルを出し、男に自慢するように言う。
「貴様の異能力がこんなものだとは・・・。ある意味予想外だよ」
「お前まさか俺の能力を知ってたんじゃ・・・」
「貴様の話など聞く耳持たぬと言っただろう!私の能力が使えないなら身体能力で補うのみ!」
男は攻撃を続ける。理人は接近戦はできるが決定打がない。そのため男の攻撃をずっと避ける。
「どうしたどうした!その腰にぶら下げた剣は飾りものか!」
男は理人に言い、理人は素手相手のやつに剣で向かうなどとそんなことはしたくなかったが男は言うので理人はその挑発にのる。
「いいだろう!ならばお前をここで始末してやる!」
理人は剣を抜き、男の心臓めがけて一突きする。男は殴りかかる体制から何故か剣を心臓に差し込まれるような体制へと変え、胴体が無防備となる。
「お前!一体なんの・・・」
理人はすんでのところで心臓に刺さる前に剣を止める。
「何故止める?はやく一突きせぬか」
男は理人に言った。理人はそれを言う男を見てどういうつもりだと言うように戸惑っていた。




