表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第二幕 10章 ガイアラーの森編
232/503

カルナクと実里とガイ

「背後から気配を感じていたがまさか仲間がいるとはな」


吸血兵士となったゲンがヴラドリオに噛み付くくことに成功したかと思ったが、ゲンが噛み付いたのはヴラドリオの出現させた杭だった。


「はぁっがぁががが」


吸血兵士は唸る。


「私の前から消えよ。串刺しの杭!」


ザクッ!ザクザクザク!

ヴラドリオの能力、杭によりゲンの体は地面から生えた杭により縦に貫かれ、次に右斜めから生えた杭が刺さり、とどめのようかに左斜めから杭が生え、ゲンに刺さる。


「さて、お前の仲間は倒した。さぁ早く娘を返せ」


ヴラドリオは攻撃もできないのに武器を構えながら吸血鬼のいる方向を向く。

吸血鬼は急に笑い出す。


「あっはっは。はーっはっは」


「何がおかしい?頭がいかれたなら早く娘の体から・・・」


「ヴラドリオ・バーラッシュ。後ろを向いてみな」


吸血鬼の言うように、後ろを振り向くと、先程殺したはずのゲンが動きだす。


「ば、バカな。完全に心臓を3回くらいついたはず」


「そいつはもう生きてなどいないよ。それは私が操っている兵士。別名、吸血兵士だ!」


ゲン、もとい吸血兵士はもう一度ヴラドリオに襲いかかる!


「ならば何度でも動きを封じるまで!」


「ふんっ!」と言いまた能力を使って吸血兵士の動きを封じる。


「お前ならそうせざるをおえないよな。もう1人仲間がいれば私に勝てたかもしれないのにな」


吸血鬼はヴラドリオのもとまで容易に近づき、


「では君の身体頂くよ!」


ガブッ!




ヴラドリオと吸血鬼が争っている間にカルナクたちは傷も回復してきたので休憩をやめて理人を探そうと出発の準備をしていた。


「十分休めたし、そろそろ動くぞ。ガイ、実里」


「私は大丈夫だけどガイはもう動ける?」


「何を言う。カルナクの方が俺より傷を負ったのに俺が動けなくてどうする」


ガイはそう言って立ち上がり、実里も立ち上がる。


「なら向かおうか。とりあえずは鏡を探してその後にヴラドリオさんを探すぞ。で鏡はどこまで向かったのかわからないのか?」


カルナクはガイに聞く。


「多分この周囲を探索していれば見つかると思うけど」


「じゃとりあえず、探すか。2人とも今回ははぐれるなよ」


カルナクはガイと実里にいうが2人は好きではぐれていたわけではないので。


「そっちこそはぐれるなよ」


カルナクに言い返し、3人は理人を一緒に探す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ