レジスタンスとマールン草原での戦い
「どうだ?レジスタンスに入る気になったから?」
「ああ。弓道寺、君について行くよ。だが条件がある」
条件?と弓道寺は聞いた
「ここに記憶操作ができる魔術使いはいるか?」
「いるにはいるがどうするんだ」
「記憶操作で私から記憶を消してくれ」
なんだと‼︎と弓道寺は驚き
「後マールン草原に誰か1人向かわせてもし2人が来たら心配しないでくれと伝えておいてくれ」
「なんで記憶を消す必要があるんだ?」
弓道寺が聞くと
「私なりの決意だよ。2人のこと時期が来たら思い出すようにして欲しい」
そこまでしなくてもと弓道寺は言うが
「徹底的にしておきたいんだ。もしあってしまえば決意が揺らぐかもしれない。だから頼む」
分かったと弓道寺は言い
「おい!あいつを呼べ‼︎」
そう弓道寺は叫び、実里は覚悟を心に決めていた
そして、理人とチリンはもう少しでマールン草原に着く前でモンスターに襲われていた
「秋月大丈夫か?」
「何とか。でも早く倒して~」
「頑張る!」
と理人は武器を振り回していた
モンスターはアクアスネークで普段は水の多い場所にしか生息はしない。だが、今回はなぜか水辺から離れていた森の中に潜んでいた
「おらおらおら‼︎」
アクアスネークに向かって武器を振り下ろしたりするが細いのでなかなか当たらない
「こうなれば秋月!そこらへんの棒に水滴つけて俺にくれ!」
とチリンに言い
「無茶だよーここら辺水ないもん」
「なら木の棒だけでいいから貸してくれ」
「はいっ」とチリンは理人に木の棒を渡し、理人が
「うらぁ!!」
といいながら自分に軽く傷を入れて血を出し、それを木の棒から流した。
するとアクアスネークが来て、血に吸いつこうとした瞬間
「おらぁ!」
といいアクアスネークを両断し、討伐に成功した。
「大丈夫?血がたくさん出てるけど?」
と慌ててチリンが治療をし始めた。
「ばんそこうももこの世界にはあるんだな」
と治療されながら理人は言い、治療が終わって10分後またマールン草原に向かって歩き出した
そして
「やっと光が見えたぞ!あれがマールン草原か?」
「きっとそうだよ!やっと着いたね!」
とチリンと喜び合いながら理人はマールン草原に到着した
その頃実里は自分で望んだ記憶操作を施され、レジスタンスに入った。
「私は、種賀谷実里で良いんだな?」
「ああ。種賀谷実里よ、我がレジスタンス、ヘイルダウルムにようこそ!」
こうして実里、チリン、理人の今後がマールン草原より決まろうとしていた。
一応次で二章は終わりの予定です
読んでくださった方、できればアドバイスが欲しいのでおねがいします