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異世界で目立ちたい!  作者: 紫 ヤタガラス
第2幕 7章 アワルディア帝国勢力図
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強化戦士の目覚め

「お待ちしてましたよ。報酬の件ですよね、ダーランマ様にはなんと言われましたか?会って来たのでしょう?」


「はい。しかし我々は傘下に入ることだけを許可されてどのような扱いになるかとかは聞いておりませぬ」


アワリオはダーランマに会って来たとベルナに聞いた時に、どこまで許可されたのかを聞いた。ベルナは自分たちは傘下に入ることだけを許可されて、確かな地位については許可をされていないため、どういう扱いをされるのかわからなかった。


「成る程。扱いがわからないと、ならば貴方方は切り裂きまではなく、これから切り裂き隊と名乗りなさい。そして私がダーランマ様に貴方方3人のうちの誰か1人、リーダー的存在をダーランマ様直属の精鋭に入れてもらえるように進言しておきましょう」


ベルナは「ありがとうございます」とアワリオに言った。その後部屋を見渡していると正面にあるでかいカプセルが気になった。


「申し訳ありません。嫌ならいいのですがあの正面に見えるでかいカプセルはなんですか?」


「あ〜。あれには実験中の人が入っているんですよ〜。もう少ししたら目覚めると思うので、ところでベルナさん。少し話があるのですがいいですか?」


「私だけにですか?」とベルナは聞くとアワリオは頭を縦に振って頷き、ベルナはテズルカ達を少し遠ざけて、アワリオのかなり近くまで近づき、アワリオは小声でベルナに話しかけた。


(実はあなたに頼みたいことがあるのです。それは柳と呼ばれる男とゼネラルの監視をして欲しいのですよ〜。最近あの2人は怪しいのでね〜。特に柳と呼ばれる人。もしも裏切りそうなら殺しても構わないよ。できるかな?)


柳と呼ばれる男については承諾したがゼネラルに関しては納得しにくかった。さっきまで普通に話しており帝国を裏切るような素振りはなかったからである。


(すいません。柳という者に関してはわかりましたが、ゼネラルさんに関しては裏切りそうな感じがありません。なのになぜゼネラルさんも監視するのですか?)


(新しく来た君にはわからないかもしれないがゼネラル君はね、町の人たちが人質に取られているからしたがっていると私は思っているんだよ。あいつは心の底から多分帝国には服従はしていないんだよ〜。だからもしものことがあれば頼むね〜)


アワリオはベルナに頼み、ベルナはゼネラルに関してはその時は承諾したが様子を見て判断しようと思っていた。

そして、アワリオとベルナが話しているとカプセルから「ピーピー」と音が鳴り響いた。


「やったぞ!実験に入れたやつがやっと目覚める。しかし意外と早かったな。なんでだろ?」


「それはな、アワリオお前を早く殺したいと願っていたら早く目覚められたんだよきっと」


カプセルの中から出て来た男は言い、アワリオの顔めがけてパンチを繰り出した。


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