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赤缶カレー粉を使ったスパイスカレーが美味しいの件

王女様のお料理日記第三弾は、カレーです。(苦笑)

はい。予告通りですね。


じゃあ、次はおでんか?

王女、マイペースだからなぁ……

 誰かが言った。カレーは、国民食である。


 それは、間違いない。この国の民は、カレーが大好きだ。

 そんなわけで、王女もスパイスカレーを作ってみようと思いました。S&☆社の赤缶で(苦笑)

 玉葱をよく炒めて、にんにく、しょうがのみじん切りを混ぜ、ダイスカットしたトマトもよく炒めて。

 トマトの水分が少なくなってから、カレー粉を加えてさっと炒めて、そこに鶏肉と水、トマトペーストを加えて10分程度煮込んで、完成。

 思った以上に、簡単に出来るものです。

 簡単に作ったのに、美味しい。

 美味しかったので、一週間後にまた作ってみました。

 トマトがなかったので、トマト缶で。トマトペーストも切らしてしまっていたので、まぁ、無くてもいいかな。これが、間違いでした。

 トマトとスパイスの味が、馴染んでいない感じ。カレーよりトマトっぽいのに、後味がスパイス辛い。不味くはないけど、この間の方が美味しかったよね。で、これはもしかしてと思ったのです。

 ルーで作るカレーは、翌日の方が美味しい。だから王女はトマトペーストを足してたんですよね。それを足すと、熟成された旨みが出ると聞いていたので。

 このカレーも翌日になれば?

 はい。とても美味しかったです。

 そこで、王女は考えた。

 トマトペーストは確かにグッジョブだけど、それに勝るとも劣らない存在が、うちの冷蔵庫にあるのではないかと。

 その名は、「酒粕」。

 酒粕と聞くと、板状のアレを想像する人が多いだろう。だが、さる王室の冷蔵庫に鎮座しているのはそれではない。粕漬けを作る時に使う練りタイプ。粕汁を作るなら、そちらの方が使いやすいと思い、購入したものです。お魚も粕漬けにしておくと(ブリとか生鮭とか)ワンランク上の味になると思う。(あくまで、個人的な感想です。嫌いな人は嫌いだと思います)

 そんなわけで、カレーリベンジ。

 今回はチキンカレーではなくて、油揚げと茄子の和風カレーです。

 ダイスカットした茄子は、レンジで1分チン。

 揚げはグリルでカリカリになるまで焼いておきます。

 粗みじんした玉葱一個を(今回は和風なので)バターではなく油でよく炒め、みじん切りのニンニクと生姜(小さじ1)を混ぜて香りが立つまで炒めます。そこにトマト缶200gを投入。水分が少なくなるまで炒め、酒粕大さじ1(大盛り)と、チンした茄子を混ぜます。

 酒粕が具材に混ざったところで、カレー粉(赤缶には小さじしか入らないので)小さじ約四杯投入。香りが立って来たら、水200CC(揚げが水分を吸うことを考えて、調整が必要)カリカリになった油揚げを刻んだものを入れて、十分程度煮込んで、完成。

 さて、できあがりは。

 いや、良い仕事していますよ。(自画自賛)

 茄子も油揚げも、どちらかと言えば味を吸い込むタイプ。吸い込んだ味と素材の味を同時に味わう。なかなかナイスな食材だと思います。

 そして、酒粕。

 カレーの味を邪魔する事は全く無く、まろやかに仕上げてくれました。

 トマトとスパイスを見事に融合。とても美味しく頂きました。

 スパイスカレー初心者が言っている事なので(初心者のくせにアレンジしてるし)実際に作って見て美味しくなくても勘弁してね。

 でも、カレーに酒粕は良いと思いました。トマトペーストも美味しかったけど。

 がんばらなくて良い料理にぴったりの食材ですね。



 だから、王女はがんばらない。





 さて、この小説、いつから王女のお料理日記になったんだ?

 氷ノ山の話とか色々書きたい事あるはずなのに。


王女「だから王女、がんばらないって言ったでしょ?」


 料理を、ね。

 そのほかの事はがんばれよ、王女。



 補記

 板タイプの酒粕は、水に浸してレンジでチンしてよく溶かしてから使えば良いと思います。


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― 新着の感想 ―
[一言] ボクもカレーを作るのは好きなので、とても参考になりました。 もちろん、王女のレシピはまゆさんが実際にやったものなんですよね。
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