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お帽子考  作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
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お帽子が似合わない。part.1キャップ

おしゃれをして出掛けたはずなのに、鏡に映る自分を見るとなんだかしっくりこない……。みなさんにも、そんな「どうにも似合わないアイテム」はありませんか?

 わたしにとって、その最たるものが「お帽子」です。

 今回は、かつての苦い思い出とともに、わたしとお帽子の果てしなき相性の悪さ(まずはキャップ編から)について考察してみたいと思います。

 嗚呼……。思い出すのも嫌だ。お帽子を被(かぶ)って……、被ったことによって滑った日のことを。

 折角(せっかく)新調したお帽子を被って靴音も高らかにお出掛けしたのに、誰からも褒められなかった、誰からも振り向いて貰えなかった日の心の持ち方というのは非常に難易度が高いのだ。

 しかもそれが連続する時。つまり、わたしはお帽子が似合わない顔立ち、骨格なのか、ひとつひとつのパーツの作りの問題なのか知らないけれど、をしているのに違いない。どんな形状のお帽子を試してもその結果は同じなのだから、何かがお帽子が似合う状態になるのを妨害しているとしか思えないのだ。

 しかも、数ある種類のお帽子の中でもことごとく全種類に近く。

 検証してみようかか?まずは、キャップ━━。小学生のころ、当時の野球ブームに乗っかって、プロ野球チームのユニフォームの帽子を皆が先を争うように被ってた。

 一番人気のキャップはと言えば何と言っても『巨人(ジャイアンツ)』だ。あの黒地にGとYを合わせたようなオレンジ色のロゴ。誰もが一番被りたかったの。続いて巨人の永遠のライバルと称される阪神、かな?黒地に黄色いやつね。続いて広島東洋カープ、今は名前の変わった近鉄バッファローズ、南海ホークス、横浜は当時何だったかしら?大洋ホエールズだわ。そしてヤクルトの青いのも。あ、阪急ぶれーぶすも。あと……。ロッテよロッテ!あと……、中日か。プロ野球じゃないけど人気だったは、智弁和歌山和歌山 なんてあったっけ?

 ずばり、どれも似合わないのである。ことごとく。

 まず第一にわたしはスポーツに没頭出来るようなタイプではなかったし、実際クラスの中での運動能力は、最下位だったのである。

 従って スポーツの象徴のようなキャップは似合わなかったのである。栄光あるジャイアンツ帽は遠慮していたし、知りもしない関西方面のチームのものも腰が引けた。他のどれも同じ結果だったのである。

 要するに何をかぶっても似合わなかったのである。それが、キャンプと呼ばれる形状のおぼうしに関するわたしの記憶てまあった。それは今でも変わらず、わたしはキャップが似合わないし、だからこそ、お帽子をかぶろうとした際にも、ついつい 敬遠してしまうのである。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

今回は「お帽子が似合わない」シリーズの第1弾として、誰もが一度は通る「キャップ」との苦い思い出を振り返ってみました。子どもの頃の野球帽って、なんだか独特のハードルの高さがありましたよね……。

次回はまた別のタイプのお帽子について、その相性の悪さをじっくり(?)考察してみたいと思います。

「わかる!自分も帽子が似合わない!」と共感していただけた方や、楽しんでいただけた方は、ぜひブックマークや評価、感想などで応援していただけると大変励みになります!

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