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54.悪習?

 二人が正門を潜ろうとしたその瞬間、凍夜の足下に小さな穴が穿たれた。

 明らかな魔法の一撃、放出系恍線こうせん型。

「待っていたぞっ! 紫司凍夜!!」

「僕は、別にそうして頂かなくていいんですけどね」

 軽く溜息をついて、苦笑いを浮かべながら返す。最早この相手には呆れを通り越して感心の念すら抱く……とは言ってもはやり迷惑極まりないことにかわりはない。

「今日こそ貴様の不届きなその態度改めて貰うぞ」

 本来ならそれは自分にではなく、“彼女”に言うべきことである筈だが、そんなことを気にする相手ではないし、自分も彼女が心から望まぬ限りそうするつもりはないので、『お相子』と思い込んで置くことにする。

「お兄様、鞄を」

 小夜が凍夜の腕を放し、いつもの様に凍夜の鞄を先に持って行こうとする。

「いいよ。少し先に行ってて、直ぐ追いつくから」

 しかし今日は、凍夜はそうはせずにそれを断った。

 それを見ていた彼は、激昂する。

「きっさ~ま~~、俺を愚弄ぐろうするつもりかっ!」

「そんなつもりはありませんよ。ただ、先週までとはちょっと事情が違うんです」

 凍夜はそれをやんわりと受け流す。

「俺とてこの休みを無意味に過ごしたわけではないわっ!

 いいだろう、貴様に目に物見せてくれる」

 目の前の男子生徒が本格的に構えたことにより、小夜が凍夜の言葉を受けて歩き始めた。

 今までの流れの間で、小夜はただの一時も彼に視点を合わせてはいない。

 まるで、そこに人がいないかの様に凍夜に敵対する彼の横をスッと抜けていった。

 入学式の次の日から続き、最早彼の中では恒例化しているのかと考えるとゾッとするこの朝の時間。

 曰く『紫司小夜争奪戦』と称されているらしいが、これの“勝者”に小夜が付くというわけではないのでそれを早く理解して欲しいのだが、負ければ負けたで“この相手がどうなるか分かったものではない”ために、わざと負けるということも出来ない。

 全く持って厄介な相手に捕まったものだと諦めるしかない。否、それ以上に問題は自分自身かも知れない……そう思い、少し苦笑をこぼした後で真剣な顔を作った。

「では、行きますよ」

 凍夜は相手が仕掛けてきてから返すことが多いが、今日は自ら仕掛けに出た。


※※※※


 小夜が朝の日課の一つである凍夜の起床確認――本来の目的は確認ではなく、起こすことだが――を済ませて一階に降りてくると、いつものことではないことがあった。

 台所から何かを焼く音が聞こえてくる。

(どうしたのでしょう?)

 小夜はいつものこの時間、ランニングに行っている筈の凍夜がまだ家にいる、そして下拵したごしらえではなく調理に取りかかっていることに疑問を感じた。

 居間から入って台所を見るとエプロンをして朝ご飯を作っている凍夜の後ろ姿が見える。

「おはようございます、お兄様。今日はどうなされ……たぁ~あ~…………」

「!! おっと」

 小夜の挨拶に反応して凍夜が振り返った。そして小夜の視線が凍夜の顔を捉えたその瞬間、急に貧血でも起こしたかの様に小夜が崩れ、床に倒れる前に凍夜が小夜の体を支えた。


 小夜が目を醒ますと目の前には凍夜の顔があった。

 状況が理解出来ず、小夜は一瞬にしてパニックに陥る。

(えっ? あれっ? 私はどうして? あれっ? 何故お兄様のお顔がこんなに近く? えっ! もしかして私は今お兄様に……!!)

 抱きかかえられていた。

 状態を把握しても小夜のパニックは納まらない。寧ろ、この状況が原因なのは明白なので当然と言えば当然なのだが……

 脳が過度のパニックを起こしているお陰で、逆に体に命令が届いておらず、凍夜を突き飛ばしたり暴れたりしなかったのは、後になって見れば小夜にとって幸いなことだった。

 凍夜が小夜をゆっくりと起こして立ち上がらせる。

 凍夜の前でいつまでも失態を晒すことを嫌った小夜の心理が働き、凍夜が小夜を立ち上がらせたときには少し落ち着きを取り戻しきちんと自力で立てていた。

「ありがとうございます、お兄様」

 そう礼の言葉を述べるが、状況は分かっていない。

(私は何故、なぜお兄様に抱きかかえられていたのでしょう?)

「ごめんね、僕の不注意で。少し休んでて」

 不注意? っと、そこに疑問を感じたものの、小夜ははいと返事を返して居間のソファーで心を落ち着かせて自身の行動を思い返してみる。

 そして、朝からの行動を頭の中で振り返り凍夜に挨拶をしたときのところにまで辿り着いた。

 間違いなくここだ。そこで記憶が飛んでいる。

 次に目を開けた時には、眼鏡を掛けた凍夜の顔が度アップで映し出されていた。

(眼鏡……!! そう、眼鏡ですわ)

 小夜は先ほどの振り向いた凍夜を思い返す。

 そう、あのときの凍夜は素顔のままだった。そうして漸く小夜はそのことを頭で理解した。

 さっきは頭で理解するより早く、視界に映る刺激が強すぎて失神してしまったのだ。


 本来なら挽回を図るためにも、凍夜の下へ急ぎ馳せ参じるところだが、今の小夜はそれどころではない状態に陥っている。

 ドクンッというより、今はズキンッという表現の方が合っているだろう。心臓が脈打つ度に痛いほどの“高鳴り”を感じる。

 高々そんな程度のことで(凍夜の前で)失神してしまったという羞恥心と情けなさが小夜の胸の内の埋め尽くしていた――――訳ではなかった。

 小夜の性格からして、本来ならそのことで自らを責め立てるところだが、今はそれどころではない。

 “そんなこと”をしている場合ではない程に凍夜の素顔に当てられていた。


 朝からの(かなり)嬉しいハプニングのお陰で、小夜の機嫌は昨日の初めての二人での登校をも上回る程だった。

 腕を絡めるだけに止まらず、歩きながらだというのに頬摺りまでしている。

 はっきり言って小夜は、登校中であるという現状を把握していない。

 何しろ、朝食を食べ終えソファーに座って、時間を調整していたときからこの状態で更に目を瞑ったままなのだ。

 体は無意識でも凍夜に合わせて動くがその意識は今何を想像しているのか……それは凍夜にも分からないことだ。

 そして、当然の如く凍夜は昨日の比ではない視線――凍夜の中では死線――を受けている。

 昨日の段階では、『離れろ』という程度のものだった眼差し――凍夜の受け取るイメージ――が、今は『死ね』と言っている。

 昨日の一件で自分たちが兄妹であるということは知れ渡っている筈なのに、“彼女の兄”という立場はどうやら彼らには関係ないらしい。最も、今は兄妹姉弟きょうだいでも恋愛対象になる世の中だけに、本当に関係ないのだろう。

 そうしている(凍夜が死線に堪えている)内に、漸く正門へと差し掛かった。

 そして、その瞬間『まずいっ!』っと心の中で思うと共に、“小夜を抑えた”。


「待っていたぞっ! 紫司凍夜!!

 私は、紫司小夜私設ファンクラブ『Fairy's forest』会長、二年魔術実習専攻Aクラス、石井真いしいまこと

 貴様は我らが、『紫司小夜フェアリープリンセス』の隣に並ぶに相応しくない!!

 よって、この場で貴様には我らがプリンセスと離別して貰う。それに応じない場合、こちらも実力をもって排除する用意がある」

 先手の一撃と共に何とも手前勝手なことを言い連ねるこの私設ファンクラブの会長に、二人はそれぞれ違った反応を示す。

 小夜は当然の如く、憤慨する。その怒りで先ほどまでの幸せな気持ちも吹き飛んでしまい、それも相まって常の比ではない程にこの男子生徒に嫌悪感を抱いている。

 先ず気に入らないのは凍夜への態度だ。

 学年では確かに上ではあり、1-A以外の生徒が凍夜の年齢を知っている筈がないので(生徒会の二人は例外)、多少先輩面して高圧的になるというのは仕方がないと思える。

 しかし、彼の態度はその度を超えている。そして、それは間違いなく入学式のときの詠歌の発言によって、明かされた『魔術が使えない』という事から来ている筈だ。でなければ、学校という一種の魔界や結界と呼べる特殊な社会大系の中と言えど、四大柱に対してこうも高圧的な態度に出ることなど考えられない。

 あの言葉だけで、詠歌の言っていた意味を理解するということは不可能だというのは分かる。だが、だからと言って彼の態度は許容出来ない。

 『魔法が使えない』そう認識する彼は――否、そう思っているのは彼だけではないだろう、その他の殆ど……恐らく全部と云っていい程の人間が勘違いしているに違いない。そして、それでも尚魔法学校にいる凍夜を“格下”と見下しているのだ。

 それだけならまだいい、良くはないがそう思っている分にはまだ仕方ないと諦められる。詠歌のあの言葉だけでは理解出来るわけがないのだから同然だと。

 しかし、こう明け透けに態度で表されると覚悟していてもやはり聞き流せなかった。この場合には、この相手の態度が常人よりも幾ばかりも飛び抜けているというのも多分にある所為もある。

 更に当てる気がないとは言え不意打ちで魔法を放ってきた相手、それも凍夜にだ。

 小夜にとってはそれだけで、十二分に極刑に値する。

 正門に差し掛かったときに魔導波を感じ取った小夜は、反射的に魔法を使おうとした。自身の状態がどういった状態であろうとも、凍夜に対する危機感知が疎かになることはない。そして小夜にとって、凍夜を狙う相手に手加減の必要など考えるまでもないことだ。

 先刻凍夜が小夜を抑えたのは、そのためだ。一階の高校生相手に、小夜が殺意をもって攻撃をすればひとたまりもないからだ。

 (そんなことはこの相手が知る由もないことだが)凍夜のお陰で命を繋ぎ止めたにも関わらず、その相手が凍夜に暴言を放った。然も、自分を出しにしてだ。

 小夜は、自分が凍夜にとって枷でしかないと思っている節がある。ただでさえ不必要な存在、否はっきり言って邪魔な筈だ。とそう思っているのだ。

 そんな自分の存在が、こうして他人を介して更に凍夜の迷惑になる。小夜にとってこれは、禁句だと言ってもいい……

 この相手の取った行動は、二重三重で小夜の怒りの炎に油を注いだのだ。


 凍夜はと言えば失礼とは思いつつ笑いを堪えきれず、口元は緩み抜ける様な息を吐いていた。

 いろいろ褒められたことではないことが多いのは事実だが、それでもこうして正面から堂々とというのは凍夜は嫌いではない。

 自身に対する失礼など意に還す様な凍夜ではない、褒められない点というのは小夜に対する配慮だけでそれ以外には何の感慨もない。

 そのため、自身が好ましいと思うことを素直に評価する。

 困った相手だとは思う。しかし、こういう輩を嫌いに成らない自分自身が一番の問題なのではないかとも思うのだった。

 それと同時に、昨日の生徒会の勧誘は流石だと感心する。入るつもりは“今のところ”ないが、それでもこういった状況が続けば揺らいでしまうのではないかと一抹の不安が頭を掠めた。


※※※※


「“見えている”ぞ」

 真が言葉と共に腕を振るい、手から恍線を放った。

 “目の前”に映っている凍夜に出はなく、“右斜め前方”に向かってだ。

 凍夜は“自分に真っ直ぐ向かって来た”恍線をサイドステップでかわす。

「どうした? 言ったはずだ。俺とて無意味に休みを過ごしたわけではないと」

「その様ですね」

 大輔に仕掛けた技を真に見切られた。

 だが、彼にこの技を仕掛けるのはこれが初めてというわけではない。

 先週は毎朝この技を受けていたのだ。休みを挟めば対策の一つや二つあって然るべきだと言える。

 “所詮はその程度の技”でしかないので、それを破られたとて凍夜に焦りはない。

「ではもう一度。まぐれではないことを証明して貰いましょうか?」

 そう言って凍夜が先刻同様、真に向かって行く。

「紛れであるものか。俺にはきちんと“聞こえている”さっ!!」

 最後の言葉と共に、今度は左方向に攻撃を放つ。

 先ほど向きを変えたので、丁度元に戻して正門を正面に捉える方向に真の魔法が飛んだ。

 そして、凍夜はそれも横にずれて躱した。

 その瞬間、先ほどまで(今の方向から)右斜め前方に見えていた凍夜の姿が消えた。

「その技、『不調破音ふちょうはおん』という奴だろう?

 驚いたよ。まさか、法術を実践で使う輩がいたとはな」

「お見事です。正確には違いますが、概ね正解ですよ。この技は、それの応用技ですからね。

 振音法術の二系、めいは『ジャイル』といいます」

 振音法術、それは言葉通り『振動』と『音』により魔粒子を刺激することにより、魔法現象を引き起こすすべだ。

 ただしこの場合には、正確には魔法を使ってはいない。凍夜が使ったのは飽くまでも『二系』の技だからだ。

 法術には『一系』と『二系』という区別が存在する。

 一系とは魔法そのもののことで、二系というのは魔法ではなく作用や効果・法則などの“導的効果”のことを指している。

 振音の場合は、一系なら魔粒子に固有の振動を与えることにより特定の魔法を発生させる。二系なら音を聴いた人間を不快にさせたり、音で物を破壊したりといったことが出来る。

 凍夜のジャイルの正体は口笛だ。それを聴いた者の脳に直接作用して知覚を狂わせるという代物である。

 気付いてしまえば、魔法科の生徒なら幾らでも手の打ちようがある。

 魔法ならば、効果はお互いの演術力の勝負となるが、二系であるならば、魔法で打ち消すことも出来るのだから、圧倒的優位に立てる。

「さあ、どうする? 貴様のその技はもう俺には通用しないぞ?」

 真は勝利を確信する。魔術と違い法術系は尋常でない演術力を必要とする。

 四大柱と言えど、高校生が幾つもの法術を習得しているとは全く持って思っていない。

 何せ、現代では法術は魔術の補助的な用途でしか使われない。それは、難しすぎて習得に時間がかかるからだ。

 向き不向きもある。更に向いているとはいっても、技一つの習得に数ヶ月から数年という単位が必要になることもざらにあるという。

 故に、普通の者は魔術の鍛錬に時間を割く。その方が、圧倒的に自己の成長を感じ取れるのだから当然の結果だろう。

 真は休みの間で、手当たり次第に調べて散々自分を翻弄した凍夜の技の正体へと辿り着いた。

 そして法術という、名前を少しばかり聞きかじったことのある程度でしかなかったものだと分かり、打倒凍夜のために、法術に関することをひたすらに調べた。

 まだ、全てを終えたわけではないが、それでも容易でないということは十分に理解したつもりだ。

 故に、凍夜がこれ以上法術の技を持っているわけがないと判断し、魔術も使えないのであれば、自身の勝利は揺るがないと確信しているのだ。

「言ったでしょう? 先週までとはちょっと違うんですよ」

 そう、凍夜は先週までとは違う。この休みの間に凍夜の体は調整を終えたのだ。

 今までの状態の身体能力は常人の半分程度しか出すことが出来なかったが、最終調整を終えた今の体は、その能力を全開に引き出すことが出来る。

 つまり、魔法の身体強化に匹敵する身体能力を魔法を介さずに手に入れている。

 そして、それに伴って(超常の身体能力ではなく)制限無く動ける体になったことによりある技が解禁された。

「行きますよ」

 そう言って、凍夜が真に向かって駆け出す。

「フンッ、馬鹿の一つ覚え見たいにそればかりか? ん?」

 真の耳には先ほどと同じ音が聞こえて来ている。そして、目の前のこれが本物ではないということは分かっている。

 しかし、今度は本体の居所が分からない。

 耳に音は届いている。だが、その音の出所が掴めないのだ。

 目の前ではないのははっきりしているのに、特定出来ない。

 周囲を警戒するがそれでも分からない。

 凍夜の幻影が目前に迫る。幻影と分かっていて、無駄に反応する程もう未熟ではない。

 真はその幻影を意に還さずにひたすらに周囲の警戒だけを行う。

「うをっ!!」

 そして、幻影が真の体を通り過ぎたその瞬間、後方から軽い衝撃がはしった。

 後ろを振り向くと誰もいない。しかし、更に遠くの校舎付近を見れば小夜と並んで凍夜が歩いた。

 二人はもうすぐ校舎に入るという位置だ。小夜はあのまま歩いていればそのくらいのものだろう。

 凍夜は言葉通り直ぐに小夜に追いついていた。

「ちょっと待てーーー!!!」

 自分との勝負をいきなり放棄して去るとは何事かと、真が凍夜を呼び止める。しかし、凍夜はその声が聞こえてはいても無視した。

「くっそ~」

 真も直ぐに追いかけようと力を込めた。

 しかし、魔法が発動しない。それどころか、活性化すら出来ない。

「ちっ!! 又やられた」

 今度こそはと思ったが今回もやられてしまった。

 凍夜は真との決着を魔法を封じることで行う。

 魔法を封じられてまで挑むのは大輔の様な近接戦闘向け、然も『向け』というより『好き』なタイプに限られる。

 真は典型的な放出系の魔法師なので、魔法を封じられれば手も足も出せないのだった。


「お疲れ様です、お兄様」

 小夜が何の気配もなる忽然と真横に現れた凍夜に驚くこともなく労いの言葉を掛け、凍夜はそれにうんと軽く応える。

「どうですか、お体の調子は?」

「うん、いいね。久方ぶりの『忍び足』だけど良い感じだった。

 抜き足も差し足もいいキレ具合だったと思う」

「それは何よりです」

 小夜は笑顔で返す。凍夜が良好であることが我が事のように、否それ以上に嬉しくてたまらないと言った表情だ。

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