そりゃねえぜ あんまりだよ
これも、サビで筆がとまった(汗)
いつのまにかといつの日にかでは
予感の次は肩すかしさ
そりゃねえぜ あんまりだよ
前触れはでっかく 蓋あけりゃしょっぱく
どこもかしこも どこのだれぞだし
おれはといえば馬の骨か
そりゃねえぜ あんまりだよ
触れ込みはでっかく 揺さぶりにゃよろめく
虚仮威しを一張羅にして
生きざまを語らずに 抜きはなった魂が
闇を裂ける銀光を宿すなら
質実剛健なハガネの刀身を
反り返らせる業物へとなりてえよな
ついにと迎え じゃあと見送ろう
さらば愛しき夢提灯
そりゃねえぜ あんまりだよ
張り子だけでっかく 灯し火はか細く
虚仮威しを死装束にし
散りぎわを気どるんじゃ 抜きとられた魂で
闇を濁すナマクラと呼ばれてちゃ
誠実朴訥な地肌の痩身を
しならせ歩く枯れ枝にもなれねえのか