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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第三章 素晴らしき世界
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大陸の暗雲


エルフ国からの帰りにエルフの森と新しい領地、魔の森を見ていると魔物達の様子が少し分かった。

城壁を建ててしまいエルフの森から移動出来なくなった魔物は壁づたいに移動して巨大湖ヘと向かってる。

こちら側の魔物は壁に挟まれているが充分な広さの森に餌を求めて争い変わり無い。


魔物には知能が無く子孫繁栄の意思も無い。弱肉強食のままに戦い腹が減ったら喰らう。

弱い魔物は数で対向する。

ゴブリン、オーク、コボルト等が代表格で、虫達も数の力で生き抜く。

爬虫類等は面白く群れ成す物と成さぬ物とに別れ、ヘビは単独物で大型種のトカゲ等も単独で餌を狩る。

確かにこの森には多種多様な魔物と植物が多い。

鉱物も眠っていると分かる。


悪魔軍団は順調に調査と討伐を進め、騎士団も丁寧な調査、討伐に励んでいる。

クロード達アンデッド暗部は王都を中心に偵察と調査をまとめてる。

ジャック達悪魔暗部は帝国や神聖皇国、獣王国の偵察、調査だ。


影に潜み何処へでも行けるアンデッド暗部と、闇に潜み転移で何処へでも行ける悪魔暗部の調べは完璧で現在の状況も手に取る様に分かる。

情報を征する者が無敵だ。


現在フォレストの戦力は大陸一の戦力だと思われ、個の力が半端ない。

悪魔軍団の三女将、ガガ、アラニス、カミラはアークデーモンから進化してデーモンロードとなりジャックもデーモンロードと成っている。

ジェイソンとルシエラはデビルロードと成り風格も王に相応しい姿に成る。

配下の物も各々進化して軍団の最下位はアークデーモンと成った。

デーモンロードは公爵位でアークデーモンには各々爵位が能力によって位置付けられる。

ざっとだが、伯爵位は1200体の30%400体、子爵位も30%400体、男爵位が残り500体と成った、伯爵位の中から侯爵位の物も何十体か出て来ている。


悪魔の強さは経験値と魂量が多い物が強い。

ジェイソンとルシエラは原初の悪魔、10000年以上の経験値がある。

アークデーモンは500年以上の物達、伯爵位、男爵位と言っても能力の差がある。

それでも男爵位下位でも町の一つや二つは簡単に消滅できる力がある。


アンデッド騎士団も個の力が強い。

歩兵体の一体で貴族騎士団くらいなら殲滅できる。

騎馬隊ならもっと強い。

何故ならアンデッドの馬自体が強いのだ。魔石を多く取り込み知らぬ間に強力な身体と能力を得ている。


そして亜人達もサラがやらかして進化してしまい強い。

サラは平等に精霊樹の実を与え無くなると俺に催促する。

まだアイテムBOXにはかなり多く収されていて俺も催促されたらハイハイと譲っていた。


鬼人族の面々も全て進化して恐ろしい強さと能力を得た。

魔法もすざましく強力だ。

族長のジュウベエ、ケンシロウの成長は著しく姫のカエデは神聖魔法の使い手でサラやマリアと仲も良い。


リザードマンは名付けでドラゴニュートと成ったが進化してドラゴノイドと成り、面白い進化を果たした。

ドラゴン寄りと人寄りヘと別れ、姫のマノンは人間と変わらない。

只、人寄りでも戦闘時には羽と角が現れ飛ぶ事ができる。

ドラゴノイド20000体から軍隊が13000体、戦士長と副戦士長が分団して色々と能力に合った隊を仕上げてる。


そもそもこのフォレストの住民は戦闘能力を得る為に訓練している。

ヒュードル領から来た人達も1日2時間の訓練を進んで行い、自衛の能力は身に付けている。

平民でも魔力の量が多く魔法属性持ちもかなりいた。

彼等は平民と言うだけで魔法は使えないと思っている。

俺達鑑定スキル持ちが調べ属性持ちをリストアップして魔法を使える様に教えた。


グリフィン部隊はグリドーラ部隊と成り皆がブレスを吐き白い翼で飛ぶ。

ブレスも多い物は三種のブレスを吐く。

炎系、氷系、雷系となっていて、それも個性豊かに各々が違ったブレスになってる。


ハイゴブリンも進化してもうゴブリンではない。

元々妖精族に属していたゴブリンなんだが魔石により魔物になった。

魔石を持たないゴブリンはホブゴブリンの変異種となっていたが名付けでハイゴブリンと成り、進化してゴブリートに成った。

ゴブリートはゴブリン特有の緑色の肌では無く、茶色の肌で人間と変わらない。

容姿も美人美男子が多く、彼等の能力は器用と想像力だ。

薬の制作や家具に小物、細工と鍛冶。

ドアーフと少し違う作り方をする。

ドアーフとエルフの中間、良いトコ取りみたいな感じだ。

もちろん戦闘訓練はして魔法は得意だ。

全属性が揃っているから、回復魔法で自分達のケガや病気は治してる。

ポーションが作れるから魔法で治せない物も大丈夫。


トレント族も進化して強く話しも面白い。

ドリアードは精霊だが進化して上位精霊と成り人化してうろついてる。

ドリアードの男女比率は十対ニと女性上位だが、男ドリアードは超希少で珍しい。

このフォレストでドリアードが居着くのも豊かな自然と精霊樹のおかげだ。


アンナ達屋敷組は着々と訓練を重ね経験値を上げてる。

ダンジョン訓練が主だが魔物解放区でも訓練して実績を上げている。


ゴーレム達もおかしな進化をして仕事特化が著しく、与えられた仕事のエキスパートヘと成長し続け知恵もかなり付いた。


ゴーレム1号と2号はフィルの世話で恐ろしい化物に成っている。

特に1号は既に人間を超えまるで超能力者みたいに振る舞う。

助かるのだが┅

ある時にジェイソンと1号が話してるのが面白かった。

ダンジョンのドラゴンについてだったが、俺の知らないドラゴンの能力とかをああだこうだと話し、付与するかしないか決めていた┅

確かに今のダンジョンドラゴンは強く成って簡単に倒せなくなってる。


それと嬉しい事があった。

ドアーフのロドリゴ、ロド爺とロドリィが来たのだ!

何でも2人で店をしていたがロド爺とロドリィは気に入った仕事しかしない┅

次第にお金が無くなり家賃も払えず追い出された。

それでもオルレアのダンジョン街で武具を売り生活してたが苦しく、このフォレストの噂を聞いて俺達が成功したと確信してからオルレア子爵の門を叩いたそうだ。

ステーィブ義父さんの屋敷から転移ゲートで現れた時はサラが抱きついて喜びアンナ、マーサも加わって大変だったと聞いた。

ロド爺は鍛冶、細工等の顧問として鬼人族、ゴブリート達の相談役になり、ロドリィも俺専用の鍛冶工房で好きに物を作っている。

しかし┅やはりドアーフ、ノームの酒造りに夢中で自分の部屋より酒造所暮らし。

酒の種類と生産量も増え貯蔵酒も地下庫では足りなく湖の底に湖底倉庫を造った。

ウィスキーと言っても、バーボン、シングルモルト、グレーンモルトと作り、ブランデーもコニャックやら葡萄以外の果実で試して造ってる。

ビールはラガーに一番絞りの上漕種とか色々と試して5種類のビールを作ってる。

今はシャンパンとウオッカの試作で徹夜続きの暮らしをしている。

アンナとマーサは酒造りを計画してたがノームの酒造りを見て諦めた。

ノームは酒造りの製法をきちんと記録して製法書にしてくれている。

珠にサラマンダーとウンディーネが来てはちょっかいして酒を泥棒して行く。


整備は思ったより早く進みオルレアの町も計画通りに新旧の町ができた。


オルレア第2都市には宿を多く作り住宅地は無い。

働く人は第1都市から通う人がほとんどで第2都市に住む住人は居ない。

他所から来た者は宿しか無く住む事はできない様にしている。

住むには多額の保証金と住民税、保証人が5名必要で審査される。

隠れて貴族が住もうと考えても得が無い様にしている。

各ギルドはそれを踏まえて人員を配置する。

もちろん宿や役所、騎士団に近衛師団、警使所等は24時間体制だから各々に宿舎はある。

基本オルレアの住人は第1都市で第2都市はオルレアの住人は住まない。


第2都市の特徴は役所特化で中央に馬鹿デカイ庁舎があり総ての仕事、税や国とのやり取り、町の管理をする。

騎士団本部、近衛師団本部、警使所本部と軍事と治安維持。


第2都市では宿中心で商店は限られる。

武具屋、雑貨屋、お土産屋、食堂と必要最低限しか許可しない。

当然酒場等ない。

冒険者ギルド、商業ギルド、薬師ギルドは立派な建物で、これはオルレアダンジョン対策でもある。

オルレアダンジョンは次期に男爵領として王国管理になる。

するとダンジョン街から人が移動するとヒロは読んで第2都市ヘと各ギルドも移ると確信している。

おそらく、男爵領は1年もしない内にどこかの貴族に代わる。

男爵は廃籍してオルレアへと戻るだろう。

ヒロが話したのはダンジョン街は錆びれ冒険者も減ると言う。

ダンジョン街で買い取りして貰うより第2都市で買い取りしたが得で武具も豊富だ。

宿も綺麗で食事も旨くて安いと成れば第2都市で宿を取りダンジョン攻略したが良いと誰もが思う。

ダンジョン街で商売してたオルレア住人も引き上げこちらへ鞍替えする。

何故なら税金が高く客も減ると分かるからだ。

オルレガ商会も第2都市に大きな店を構えた。

オルレアに古くからあるミルート商会も細々とだが第2都市へ移った。


第2都市の治安は安全で犯罪も無い町となる。

町には騎士団員や近衛師団員に警使達が溢れ、酒場も無く宿も酒を提供しない。

初めて都市へ来た冒険者は不満だが無いのだから仕方ない。

因みに都市で飲酒すれば多額の罰金刑で、宿で飲んだら都市から出される。

罰金を払えないと犯罪奴隷として鉱山ヘ送られる。

都市へ入る時にしっかりと誓約書にサインしないと入れない。

非常に厳しくお堅い都市なのだ。


この案に執事のマグウェルは反対だった、利益が無いと主張したのだ、ヒロは利益は要らないと言う。

何故なら利益は第1都市の農産物で十分出る。

それにまだ調べて無い地区に鉱物が眠っている。

第1都市で利益を産み住人には仕事がある、それだけでオルレアはこれまで以上に潤う。

マグウェルはダンジョンが今迄通り利益を産むと勘違いしていた事に気づき反対を取り下げた。

オルレア都市も順調に進んで行く。



「この辺りに遊園地を作ろうと思うけどどうかな?」

「その遊園地ってフォレストの人達が遊びに来るのよね?」

「そうさ、遊園地と温泉街で楽しんで貰う計画だよ。」

「それなら温泉街と一緒にして移動しなくて済む様にしないと。」

「そうなんだけど、湖でも遊べたらって思った。」

「じゃあ温泉街と湖の近くにしたら?」

「もう少し湖寄りにしようか?」

「そうね、賛成。」



ヒロとサラ、アンナにマーサで火山の麓に来ていた。

温泉街は殆ど出来て今は商店と宿等の配置も済ませ後は人をどうするか?だけとなっている。

遊園地も人が要るから全部出来て人員を考えようと遊園地作りに来たのだ。

場所さえ決まれば直ぐにできる。

記憶にある遊園地を再現すれば良いだけ。

移動はゲートでして、辺りに結界を張り安全にする。

魔物や害虫等が居ない場所で存分に楽しんで欲しい。

この世界はとにかく娯楽が無い。

安心、安全、心配の無い暮らしと娯楽、仕事だけだと人は不安を抱える。


フォレストでは安定した暮らしと安心安全な毎日、娯楽と教養に夢を持てる将来。


人々にゆとりと希望を持って生きて欲しいからその手助けをできる限りする。

それがこのフォレスト領の大事な目標だから、マリアンヌ母様との約束。


エルフ国から帰って整備やオルレア都市の手伝いと忙しくして一月過ぎてやっと巨大湖辺りの計画を始めた。


海岸線の港町も作り漁ができる様になっている。

港町も城塞都市にして壁で囲って誰も入れない様にした。

漁で得た物はフォレストの町へゲートで送り管理する。

海の魚は食べたい。


「アマンダさん達は明日帰るのかな?」

「そうよ、エリルちゃんとリニアーナちゃんの休みが明日までだから。」

「ヘへヘ、アマンダ様も王様が第三嫁ばかり可愛いがるからフォレスト浸りよねぇ~」

「でもアマンダ様は随分と若く綺麗になられたわ。」

「ウシシ、それでも王様には構って貰えないのかな?」

「もうマーサちゃんわぁ!そんな事言うとアマンダ様に叱られるわよ。」

「内緒だから、ねっねっ!」

「どうにか周りと区画は済んだな┅後は鍛冶職人達に頼むか┅」

「どんな物ができるのか楽しみ。」

「昼食はここで食べる?それとも帰って食べる?」

「帰ってゆっくり食べた~い!」

「私も帰ってからが良いかな?」

「まぁ鍛冶職人達との話しもあるし一旦帰るか?」

「そうしましょ。」



転移で帰り皆で昼食をしていた時だった。


グググ グラ!グラ!ゴォー!


「「「「「キャー!ヒィー!」」」」」


激しく揺れ至るところから物が落ち初めて地震を経験する皆は恐怖で青く固まっている。

2分ほどの揺れだったが物が散乱して皆は各々に固まりうずくまっている。


「みんな!地震って言う物だよ!揺れは治まった、もう大丈夫だから!」

「ヒ、ヒロはこんな事を知ってるの?」

「前の世界ではしょっちゅうだったから。」

「本当にもう大丈夫?」

「大丈夫、この世界には地震が起こる可能性は無いんだ、違う意味の揺れだと思う、俺は領地の様子を見に行くから。」

❪ヒロ様 帝国が勇者召還を行いました 召還されたのはグレーターデーモン そのおりに衝撃で大陸全体に揺れが拡がり 神聖皇国と帝国にて次元の裂け目ができ大量の魔人が落ちています ❫

「揺れの被害は?」

❪帝国と皇国が酷く帝国王都は半分の家屋が倒壊 皇国も同じくらいで多くの死者です 魔人共は暴走しております 王国も被害が有り 王都とオズウェル砦が酷い状況です❫

「クロード!王都の状況を!」

『はい、王都では混乱により暴徒化した者が商店等の略奪と破壊をしております、家屋の倒壊も多く火災が広がり酷い有り様です、王宮も一部が崩れ混乱しています』

「アマンダさん!エリル!リニアーナは直ぐに帰ったが良い!王都が酷い状況だ!」

「そうなの?それは不味いわ、私達が居ないと死んだと思われる┅それも良いかも┅」

「お母様!早く戻りましょう!」

「お兄ちゃん!私心配だから帰る!」

「今は早く戻ったが良い、酷いようならエリンダさんと避難に来れば良いから。」

「そうする、多分学院も無理だろうからお父様に言ってお母様と一緒に来るね。」

「分かった、アマンダさんも帰って危険だと判断したら避難して下さい。」

「そうね、とにかく戻ってからね?」


そう言って3人は急いで帰った。

ヒロは指示をだし領内の安全を確認するように言い、グリドーラ部隊に空からの確認と調査を指示した。

町では人々が恐怖で混乱していたので役所から拡声発信で揺れは治まり大丈夫だと知らせる。

仕事は切り上げ家族で過ごすよう伝えた。

それから転移でオルレアへ行き、それ程混乱も無く、被害も無かったのでステーィブ義父さんに揺れの原因、帝国の勇者召還を知らせた。

悪魔軍団4将達に王都、帝国、神聖皇国、エルフ国ヘと行って貰い帝国ではジャックと行動する様に指示した。

ジェイソンには王国全土の状況確認を頼みルシエラにはお祖父様とお祖母様の安否確認を頼んだ。

フォレスト領内を空から見た所そう被害は無い、魔物が混乱しているだけで大丈夫みたい┅

多分、帝国が震源地だから遠く放れたこの辺りはそれ程の影響は無いのでは?

しかし┅

召還されたのがグレーターデーモンかぁ┅これまでの召還ではいったい何が召還されていたのか?

それが解き放たれたら┅



『あっ!いたいた!ヒロ!大丈夫だった?』

「参ったよ、帝国の馬鹿が勇者召還をしたんだ、そのとばっちりだよ。」

『そうみたいね、凄い魔力の歪みを感じたの、それで?どうするの?』

「取り敢えずフォレストとオルレアが落ち着いたら帝国を潰すよ。」

『やっぱりそうなるよね┅魔人とかは?』

「勇者召還をしなければ裂け目はできないから魔人も殲滅してしまう、問題はダンジョン何だよなぁ、絶対変化してるから。」

『そうよね┅魔物も活性するわよ、用心してね』

「大丈夫、予想はしてたから、シルフィも気を付けて裂け目から魔人だけじゃ無く魔物も落ちてる筈だから。」

『フフ、ありがとう♪』


チュっと口付けして笑顔で消えて行った、直ぐに転移して戻ると議事堂の会議室で考える。



さてさて┅どうなってるのか?どうする?




ヒロの粛清が始まる




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