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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第三章 素晴らしき世界
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シロ爺の頼み?


お昼過ぎに目が覚めボンヤリしている。

今日は何をするんだっけ?

冴えない頭で階下へと降りる。

既に昼食は済んだのか食堂には誰も居ない┅居間から笑い声が聞こえる。

この声は?┅

ああ┅アマンダさんかぁ┅

なんかバツが悪い、そっと調理場の裏から外に出た。


裏口から湖へと歩く途中、チョコマカと働くゴーレムメイド達に目をやると何だか面白い。

ゴミをゴミ箱へと運ぶ者や洗濯物を干す者、倉庫から食材を運んでる働きゴーレム(男)これって?┅

サラが2号に頼んでそれを1号と2号で指図してるのかな?

それから精霊樹の所へ行くとそこにはアイリーンの姿は無くておそらく進化し終えたのだろう。

エンペラースライム、面白い魔物を拾って来たものだ┅


この領内ではスライムを見た事が無い。

そして、虫も全く見ないし爬虫類、両生類の類いも殆んどいない。

それだけ他の魔物が多く環境も的さなかったのか?普通アリやカエルなど居てもおかしく無いのに見当たらない。

だけど湖の向こう側は嫌と言う程いる、ドラゴニュートの集落からあの珍しい薬草群やクルプルの木が群生している所までは虫や両生類に爬虫類が盛り沢山┅

クルプルの群生地帯からこちらには虫達等は来ない。

魔物が嫌う成分が強いからだと解っているが見事にあの一帯には魔物達は寄り付かない。


“ヒロ!ヒロがいた!““ヒロと遊ぶ!“

“ヒロ!来て!来て!““ヒロ!花咲く!“


妖精達がクルクルと回りじゃれて来る。

ちょっと待て?誰か?┅話が咲く?


「なぁ誰か花が咲くって言ったぁ?」

“花さくょぉ~““おじちゃん言ったぁ“

“鼻がムズムズするのぉダカラ花が咲くのぉ““シルフィードも言ったぁ咲くってぇ“

「本当か?ずいぶん早いんだな。」


100年置きくらいって言ってたのに┅

今度聞いておこう。

お祖父様達の隠居屋へ来ると中にはエリルとリニアーナ、カーラとドリィにリィネがいた。


「なんだい?皆してお茶会?」

「お兄ちゃん、朝探したのよ!でも寝てるって。」

「ヒロお兄ちゃん聞いて、朝からダンジョンヘ入っていつも通り訓練してたらアンナさんやマーサさん、マリアさん達が来てサッサと行っちゃったんだけど┅」

「あの人達、13階で戻されてしまって┅何で?」

「あの人達、とっても強いのに負けちゃったの、それで私達不思議に思って┅」

「ハハハッ、それハハッ、笑いが┅ハハッ」

「そんなに面白いかな?」

「ハハッ、いやぁそうなんだ?負けたのかハハッ、それはオーク達ばかりと油断したんだよ、それに次から次に集団で来るだろう?だから油断とおごりかな、ダンジョンの怖さを知らない連中だから負けたんだ。」

「アンナさん達はダンジョンヘ入った事が無いの?」

「無いよ、戦闘経験が少ないってのも有る、そもそもいきなりダンジョンヘ入るのが間違い、エリルやリニアーナはカーラやドリィ、リィネから散々入る前に聞いただろう?パーティーでの役割とかダンジョン特有の魔物の現れかたとかそして補助して貰って慣れて戦い方を覚えた、だから負けないのさ。」

「前知識は必要、戦いに戦略無しで勝てないって事ね。」

「個々の力が優れていてもバラバラだと反って足を引っ張る、各々の得意分野を活かさないと弱くなる、まぁ少しは考えるだろう、それで何階層まで行ってるの?」

「今日はそんな事があったから途中で帰って来たの、本当なら21階からの肉を取りに行く筈だった。」

「お母様に頼まれたの、美味しいお肉を食べたいって┅」

「ハハッ、肉は倉庫に有るし、足りない時はゴーレム達が行って採って来るから大丈夫だよ。」

「違うよ!リニアーナは自分で採ってアマンダ様に食べて欲しかったの。」

「ヒロ様?デリカシーは必要かと┅」

「ヒロ悪い子なの?リニアーナガッカリしてるよ?」

「ああ┅リィネ、カーラ御免、迂闊だった、リニアーナ?これからでも行って来たら良い、まだ時間はあるから。」

「でも┅これからだと┅」

「あれ?だって入り口から21階層まで行けば良いだけだよ?」

「だって┅」

「ゲートで行けば直ぐだし何も21階じゃ無くても25階でも良くない?」

「「ゲート?」」

「あれ?教えて貰って無い?各階にはゲートでどこにでも行けるって?カーラ、教えて無いの?」

「教えて無い┅聞かれなかったから┅」

「それ!それは本当!本当にどこの階にも転移できるの!」

「なんだよ、ドリィもリィネも話して無いのかぁ、エリル、リニアーナ、お肉を採って帰ったら、議事堂でダンジョンの仕様と階層の勉強をして置きなさい、それとアマンダさんも誘うんだよ。」

「うん、わかった、下調べと対策、大切ね。」

「「「エリル、リニアーナ、御免なさい。」」」

「大丈夫、さぁ行こ!」

「気をつけて、肉階層は強く無いけど油断だけはしない様に!」

「「「「はーい!」」」」


元気良く5人は飛び出して行った。

アンナ達には少しお説教がいるかな?とか考えながら屋敷を見るとお祖母様が残して行ったのか母様の肖像画が飾られていた┅微笑む優しい笑顔で背景は湖だろう、たたずむ姿を描いてある。

見てると涙がこぼれた┅

頑張らないとなぁ┅

時間を忘れボンヤリしている。


ハッ?外を見ると吊り橋を元気良く走っているエリル達がいた┅

もうそんな時間なんだと屋敷をでる。

少し朱くなった空が寂しく思えたのは母様ヘの慕情が感傷を呼んだかなと思った。


屋敷に戻り夕食までアマンダさんの相手をしてると、そこにリニアーナとエリルが加わるとアマンダさんから注文。


何でも居間のソファーだけでは狭いと┅

確かに屋敷中の皆が座ると窮屈、それにこう頻繁にアマンダさんが来るなら考えなくては?と、チャチャとリビングの窓の方に広い所があるのでそこに新しく応接間みたいにソファーとテーブルを置いた。

そこは自然とアマンダさん専用になったのだった┅


彼女達は今回、3泊4日の予定らしい、最近のネルソン王は第3王妃の所に入り浸りで気にせず滞在出来るらしい┅

なんか複雑┅


夕食後、俺は教会でシロ爺ヘ報告しなくてはと決めて、夜に出掛けると皆に言って又も質問責め┅

俺の自由は許されないのかぁ?

仕方なく説明して許しを貰った。

ぶつぶつと文句を言ってるとアマンダさんが側でポツリ┅(多くの女に慕われる殿方は不自由なのよホホホッ)

なんて理不尽なぁ┅


そんな思いで既に閉まった教会の中へ転移した。

(ホーリーライト)

ポッと灯りがついて明るくなると4体の創造神像が神々しく照される。


「シロ爺!そこにいるんだろ?」

『フホホッ、まあ見事に造ったものじゃ、大きさも程よい、しかし┅その像はちと恥ずかしいのぉ。』

「まぁサラが頑張って造ったんだから。」

『サラか、あの子は益々よい子になった、その調子でマリアも育てておくれ、では本題に入ろう、なごうなるでな。』

「はてさて、何を言われるのやら。」

『先ずは城塞地帯じゃが、フォレスト領は王国領土では無いな?地図にない。』

「そうだよ、今の王国地図には魔の森となってる、ヒュードル領の境に広がる魔の森に連なってると書かれてる。」

『そこでじゃ、その地図通りに壁を建て領土の果ては壁で守られておると地図に書かせるのじゃ、宰相にブラッド侯爵がなるなら簡単じゃ、そしてその壁は魔国の結界まで伸ばすのじゃ、壁はオルレア領を囲い果てのミンガル公爵領まで続きそのまま公爵領を隔てヒュードル領へと伸ばしそのままエルフの森まで建てぐるっとエルフの森を境にフォレストの先、魔国の結界までじゃ。ちと長い距離じゃがノームもおる、他の精霊達も加勢させると良い。』

「そんなに!ノーム達は良いとしてブラッドさんは大丈夫かな?」

「大丈夫じゃ、それとオルレアダンジョンは名前を取られ新しい男爵の名に変わる、そして一年もせぬ内に領地替えでどこぞの貴族が来る、オルレア領はダンジョン無しで潤わせなければならんぞ。」

「それは大丈夫、男爵領になったらオルレアから切り離す計画だから。」

『そうか、上々じゃ、オルレアの事はお前さんが考えてる通りにすれば良い、ヒロよ?そうなれば魔の森を整備する事になる、大精霊達を使って良い様に造り変えるのもそのままでも良いが、シロに行かせたダンジョンは面白い物じゃ、管理者はカーラと同じ人造人間、あの女神が造ったものじゃフホホッ』

「そう言う事か、だからフィルが行方不明なんだね。」

『あやつ、いち速く行方を追いおった、放って置けば良いのにのぉ、詳しい事はシロに聞くがよい、じゃが魔の森は儂としては整備して欲しい所じゃ』

「考えるよ、今はいきなりだから整理がつかない。」

『次は帝国が近々勇者召還をやりおる、最早あの帝国はどうしようも無い所じゃ、是が非でも王国を攻め領土を拡げたいようじゃ、魔人も手伝っておるしなぁ、それもお前さんに頼む事になるし、神聖皇国の聖女を助けて欲しいんじゃ。』

「また随分と注文が多いな、帝国は俺もどうにかしなくてはと思ってたけど聖女ってのはわからん、それは俺がやらなきゃいけない事なのか?」

『聖女に関してはそうなるからフホホッ、とにかく、今は城壁を建てる事が優先じゃな、土地は存分にある、鉱石もあるじゃろ?材料は充分じゃ、今はそんな所かなぁ?』

「う~ん、城璧はスティーブ義父さんと話さないと駄目だし、ノームとも、地図の件はアマンダさんにも話したが良いかな?」

『フホホッ、王妃には話さんが良いじゃろう、奴さん政治には関わりたく無いようじゃ、お前さんの側女にしても良いのじゃぞ?』

「いやいや、何を馬鹿な事を、考えたくもない、ブラッドさんには折を見つけて頼む事にする。」

『それとシルフィードには森の大精霊と命の大精霊を呼んでおくようにな』

「それは?まぁ良いや、わからない事は考えない、ヒュードル領とミンガル領の境は海に入っちゃうね?」

『エルフの森までならずっと海岸じゃな』

「それは嬉しいな。」

『待て待て、お前さん解っておらんのぉ、ヒュードルの領地はこれ迄と同じじゃ、新たに魔の森はお前さんの領地じゃぞ』

「ええーっ!じゃあ魔の森って事はエルフ領を境に全部フォレストになるのか?」

『もともとヒュードル領はフォレスト領じゃた、オルレア領を除くあの辺り一帯は全部フォレスト領だ、それを王国が削り今の形にした、ヒュードル領は侵食されあの位に狭い領地になったのじゃ、じゃから遠慮は要らんまとめて面倒を見るのじゃな』

「解ったよ、帰ったら皆に話して計画するよ。」

『これからは何時でも読んでおくれ、儂も楽しみじゃ、それと今度はノームが造ったお前さんの国にある酒を持って来てくれると嬉しいのじゃがフホホッ』

「まったく、持って来るよりサラに頼んで像の中に置いとくから。」

『おっおぅ、それは良い考えじゃな、待っておるぞ』


そう言って消えた。

これは大変な事になったな┅

ボヤボヤしてられない、俺のまったりのんびり生活が遠退く┅

先ずは結界を見て、それからスティーブ義父さんと話し?明日呼べば良いか、皆と共用しよう。

ノームには褒美に新しい酒を教えよう。


(シルフィード!シルフィード!)


『なに?創造神様と話しは終わった?』

「実は明日、領地の皆と大事な話をするんだけど、シルフィ達も来て欲しい、それとシロ爺から森の大精霊と命の大精霊を呼ぶようにって言われたんだ。」

『ドリアーネとビィータね、了解。それで話し合いって?』

「シロ爺から領地がもっとあるから整備してって言われて、シルフィ達にも関係するから、シロが行ったダンジョンはここと同じ馬鹿女神のだったし、そんなだから。」

『フフフッ、ヒロも大変ね?創造神様はあなたをお気に入りだもん、ねぇヒロ?私はあの地区では実態化してるのよ、何時までも約束を忘れないでね?』

「約束?┅約束ねぇ?」

『もぅ!ヒロの馬鹿ぁー!完全に忘れてるわね、思いだすまで許さないから!』


怒って飛んで行った?┅

約束なんて?なんだっけ?

シルフィと約束したのはオズウェルの池でまだ上位精霊だったシルフィが大精霊になりその後、実態化した時は人と同じようにお付き合いをする事だった。

シルフィはヒロに恋してるのだから┅


屋敷へ戻って来た?そうだった!今日から順番の部屋で一緒に朝を迎えないといけなかった┅

アンナから始まる。


既にヒロの部屋は無くなっていたのだ。

今までサラと一緒の部屋はサラの部屋になり、もう屋敷にはヒロだけの部屋が無くなった。

それは仕方なく言われるままに了承したのを忘れてた。

小さくコッコッとノックして、ソォ~とアンナの部屋ヘ入るとしっかり待っていた。

薄い上衣を纏いそれでも透けて豊かな胸が露に見える。


「教会ではどうだったの?」

「ああ、シロ爺、創造神と話して明日、皆を呼んで話さないといけなくなった。」

「それはとっても大事な事かな?」

「うん、とっても大事、だからスティーブ義父さんも呼ぶよ。」

「わかったわ、でも今のとっても大事な事はわかってる?」

「ハハッ┅それは┅」


強く手を引っ張られベッドへ引き込まれた

強く口付けされ服を脱がされ手を胸にあてさせ、柔らかな手は俺のナニを掴み擦ってる┅


「これからは貴方の子を授かる為の大事な事なのよ~ヒロが果てる迄、受けとめるから沢山ちょうだい、沢山よ~ぉ┅」


舌を絡ませ胸を揉み硬い突起を摘まむとのけ反り声が漏れる

求められるままに応えるとグッタリと眠るまで相手をしてから風呂に入った。

眠ったアンナの体をお湯で濡らしたタオルで汗を拭きながら、一緒に寝るのは久しぶりだな┅安らかな寝顔を見てたが、何時の間にか眠っていた




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