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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第一章 希 望
7/84

ステータス確認


湖面にそよ風が小さな波を走らせている。

空には雲がぽっかりと浮かんでる。


俺は中身はおじさんだが身体は子供。

この身体はれっきとした異世界人なんだ。


実年齢に5歳足した位の感じかな?

地球人で7歳の子に毛が生えるか?

10歳位から生え始めるよなぁ!


背が急に伸びたから今は160cm位だし。

色々と受け入れがたいよ異世界人。


じゃあ初体験って何歳位からなのかな?


今の俺でもできそうだけどね。

我ながら立派な物ぶら下げてると思うよ!

多分、前世の劣等感からかな?

それともあの白爺様の贈り物?



そうそう?いきなり脳内に届いたスキル!


精力増強って?

ふざけてないかい?

いきなり毛も生えてるし。


魅惑って?

モテモテになったり?

いやぁ!

前世じゃあモテなかったもんなぁ。


┅┅


さてと、魔法使えたんだっけな。


アニメとかで知ってたから

簡単に使えると思ったんだ。


光属性と聖魔法に回復魔法が有るんだっけ。

聖魔法は、結界と部位再生、死者の蘇生。

光魔法の回復は部位再生が限度みたいだな。

ヒール 軽症の怪我や病気

エキストラヒール 中傷、重症の怪我や病気

エリアヒール 範囲回復

エグセッションヒール 部位再生と重症病気


光魔法の攻撃は?

レーザーみたいなのが有ったな。

バリアーも。

光の玉をアンデッドやゾンビに投げてたし、お化けに効いてたな。



やっぱりアニメの記憶が解りやすい。

魔法書のは理解はしてるけど実際となると難しいよ。

レノベとか異世界の小説読んどきゃ良かった。


でも、このスキルかなりムチャクチャ!

全部MAXだし、レベルもMAX感半端ない。

とにかく、できる範囲と直ぐに必要な物を使える様にならなくちゃ。



でも、魔法は全部直ぐに使える自信が有るけど。

なんか頭にイメージが有るんだよなぁ。


ファイヤーボール


ドカーン!

ジュウジュウ!


ほら、できた。

魔法は大丈夫!


固有スキルが面白そうだ。

何々?


鑑定 あらゆる 物質・物体を見定め正体を暴いてしまう 価値を確認する


状態異常 毒・麻痺・呪い・高温・低温・等あらゆる状態を受け入れない


錬金術 あらゆる物資を加工・精製・発現・生産する事ができる


魔法操作 魔法をアレンジできる 攻撃された魔法を操る事ができる


召喚術 生ける物を呼び出し従属できる


生殺与奪 相手のスキルを奪えたり与えたりできる


魅力 対象を惹き付ける 対象が好意を持つ 対象の精神が囚われる


絶倫 精力が枯渇しない 性欲旺盛


ギフト、これは?


アイテムBOX 無限に収用可能 時間停止機能有り BOX内は自動で整理される

収用物はBOX内で殺菌・消毒・洗浄される

生き物不可



いやぁ、マジすげえ!

万能じゃん!

アイテムBOXをっと。

念じる


「アイテムBOX!」


うん、出てきた。

思ったより普通のバッグだな?

何々?

うわぁ?何これ?中は真っ暗。


うん?


時空間魔法って確か、?

同じ様に。


「空間収納」


うわっ!なんか裂けた。

ここに何でも入れられるのか?生き物も入れられるみたいだ。

空間だからか!

BOXは箱だもんな?


バッグは持っていよう。

馴れなくちゃ。


錬金術?

じゃあちょっとやりたかった事!

両手を合わせて。

金をイメージする。

失敗。

それならと石を手のひらに乗せて。

イメージし直す。

すると石が青白く輝くと金色の塊に変わった。


できた!金だ!


やっぱりアニメで見た通りだった。

じゃあ


鑑定で確かめよう。


「鑑定!」


『鉱物 純度の高い金です』



うわあっ!誰?


『大賢者です』


なんだって?大賢者?そう言えば?

鑑定(大賢者)

ってなってる。


『マスターテオドール様 やっとスキルが安定できて意思の疎通が開かれました』


意思の疎通?

話せるって事?


『はい マスターテオドール様が思われた疑問に総てお答え致します』


いやぁ助かるけどぉ!

マスターテオドール様って恥ずかしいよ!


『マスターテオドール様のご意志のままに』


じゃあね?

テオでお願い致します!

命令だから!


『承りましたテオさま』


でさぁ?あの絶倫ってスキル必要?


『とても必要┅┅です!重要です』


ええっ!ホント?何か間があったけど?


『色魔にお成りに成らなければ はい 』


なるかぁぁぁ!


フ~ッ。一言・お・お・い!

ねぇ?大賢者はいつも一緒なの?


『はい 私のON、OFFはテオさまのご意志です ただし魔力が失われたら閉じられてしまいます』


魔力は無限に有るから大丈夫だけど


『テオさま!魔力が効かない場所や地域 任意に魔力を消された場合などこの世界にはあります その場合スキルが総て無効になります』


えっ!

そうなの?スキルが無効って魔法もだよね?


『魔法もです』


良かった

知ってると知らないじゃあ大きな差だよ

大賢者?

よろしくね!


『はい テオさま それとステータスボードの表記はスキル隠匿にて隠されたが賢明です』


ああっ!そうだね!バレたら最悪だもん

大賢者 隠匿のスキルの説明お願い


『隠匿 任意に表現 表記された事象を隠す 姿を見えない様に隠す 物理物体も同じ』


そっか!

じゃあチョチョイとなっ



ステータスボード


名前 テオドール・フォン・ローレンス

種族 人間族

称号 辺境伯三男


レベル 20


体力 100

魔力 50

能力 B

器用 C

魔法 風属性


スキル 武術 2

体術 2

物理耐性 2

魔法耐性 2



こんなもんかな?

どう?大賢者?


『解 この世界の7歳児平均かと思われます』


まぁ良いさ、普通でいたが厄介事に会わないし

大賢者に教えてもらえるのは助かる

白爺様には感謝だな


『何かきます』


湖の上から光の道が降りてきて白く輝く塊が滑る様にやって来た。

湖面を歩きこっちにやって来た。

透ける白い服にまとわれた銀髪の女性だ。

綺麗と言うか清楚と言うか

無表情の顔が美しさを引き立てている。


『テオドール・フォン・ローレンスですね?橘ヒロ!』


はい そうですが?


『私はあなたをこの異世界へと送った女神です』


あなたですか?

さぼって俺を適当に飛ばしたのは!


『いやいや!そんな事は!本当にすみませんでした』


謝って済む問題じゃあねえよ

一発殴らせてもらおう


『ヒーイッ!ごめんなさい!許してぇ!今のあなたに殴られたら死んじゃう!』


『解 テオさまの体術では神とて吹き飛び厄介払いできます』


厄介払いって!散々の物言いだな


『あら!大賢者、あなたここにいたの?あたしの使いさぼったのあなたじゃ無いの?あなたも同罪じゃない!』


『解 私は創造神様から許されヒロ様へお仕えしたのです あなたの尻拭いはもうマッピラ御免です ハンッ!』


『尻拭いって!あなた殴られるのが嫌だからしれーっと姿変えたのね?スキルに紛れてゴマ擦ってんじゃないわよ!』


『否 何の事だか?』


『キイーッ!あの爺い 勝手に!』


やれやれ

大賢者はグルだったのか

今はスキルってのはそう言う事かな?

なんか表紙抜けだな


女神さん?もう良いよ!

大賢者も理由がわかったから

さて

何の用かな?


『ありがとうございます 私の懺悔の証にあなたに私達の力を授けました あなたには不老不死の力が備わりました その事を伝えに参りました』


『解 ステータスボードに 加護

不老不死が加わりました』


なんだって!

もう人間じゃ無くない!

不老って


『不老不死は総ての生き物の究極 あなた様に使ってもらいたいのです その力は与える事も可能です またお会い致しましょう 許してくれて嬉しかったですよ 大賢者とやら?後で来なさい』


『フフンッ!やなこった!ベーッだ!』


『グウウッ 覚えてらっしゃい!クソクソ┅ホホホッ まぁそのぉ┅ 其れではまたの機会にお会いしましょう』



ふわりと浮き上がりスーッと空へと消えた

微笑んでた顔はさっきとは違って可愛らしく少女の様な雰囲気と不釣り合いな見事なプロポーションが透ける服から見え裸同然の格好で天へと舞い上がって行った。



しかし┅

スタイルよかったなぁ

透き通るような白い肌だった

おっぱいも綺麗な形だった

お尻は見事な桃尻だったしなぁ┅




『解 癪では有りますが バスト 86cm(Eカップ) ウエスト 59cm ヒップ 88cm 身長168cm 小柄です』





大賢者ぁぁ!





ありがと





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