領地計画の全容
新しく仲間が増え大分領地も整って来た。
悪魔軍団にルシエラと言う強烈な女悪魔┅彼女はジェイソンと同じ俺を崇拝してやまない。
ジェイソンと一緒に熱い眼差しが痛い┅
フィルの説明だと彼等は原初の悪魔と呼ばれ、およそ1万年の歳月を経た者らしい。
この星が出来て2万年┅そう、生物が産まれて暫くして存在した者になる。
寿命が有ったじゃ無いかぁ?
それ程までに強い悪魔がなんで俺に?
悪魔は神に対峙する存在、神と同等なのだそうだ。
前世の神話でもそうなっている。
神と悪魔┅
創造神に女神達とあの悪魔達。
知り合いなのかも?
それと新しく製作した門番ゴーレム8体、フォレスト入口には出口と合わせて各々4体ずつ配置した。
入口は強固にしないと駄目だ、と言う訳で8体は特別製の強いゴーレムになった。
ダンジョン守護者よりは弱いがそれでもノームによればこの世界で敵う者はいないと言われた。
バイコーン達には川向こうの広場、騎士団跡地に馬小屋では無いが住まいを作り俺達専用の騎馬になってもらう。
サラはゴーレム造りを趣味?みたいに沢山造ってる┅
サラさんや?多すぎなんじゃあ?
もう見分けがつかない、そしていつの間に額にも魔石を埋めもっと賢くなった、1号から5号までの額に魔石がある、服装で見分けはつくが┅
額の魔石は一つが男ゴーレム、二つが女ゴーレムで三つが特殊ゴーレム、1号や2号などが三つ眼だ。
各々に配下を付けてリーダーが命令と指示を出してる。
あまり関わらない用に任せる事にした。
サラはグリフォン部隊も名を付け覚醒進化したが良いと言う┅
フィルに聞いたら魔物と亜人の違いを教えてくれた┅
スッゴク簡単な事にガックリと項垂れた。魔人や魔物には魔石がある、亜人や人族には無い!
そう至ってシンプル、それだけの違い。
芯の蔵が魔石か心臓かの違いに何故気づかなかった?
グリフォン部隊を亜人にしたいとサラは願う。
ドリィやリィネを見ると可愛くてあんな穴蔵に住まわせたく無いと┅
フィルいわく、亜人と成れば玉子からの繁殖では無くなると、しかし?竜人族は人化しているが玉子からの繁殖だった?
そう言うと竜人族は亜人では無く只、人に化けてるだけ、ドリィ達やゼアとかは獣に化けてると言う違いだそうだ。
ウルティマはまだ俺と契りを結んで無いから竜のままだと教えてくれた。
グリフォン達は望むだろうか?
玉子からだと子孫は格段に増える、出産だと永い期間になる。
サラにはグリフォン達と良く話し合う様に言って納得して貰った。
第2城壁内はフォレストの町を造る。
迎賓館と役所を合わせた建物を建て、中央広場も作った。
道は鉱山へと伸び次第に領民が増え町に成るだろう。
屋敷がある第1城壁内は俺達の場所にする。
身内や眷属に連なる者しか入れない、プライベートな場所だ。
それに魔力と魔素が濃くて普通の者は耐えきれない。
第3城壁内は耕作地帯、一大農場にした。
第4城壁内は獣地帯、魔物では無く魔物になる前の種族、鹿や猪、リスとか魔石を持たない獣達が住む場所にした。
実は面白い事を考えてる。
牧場が作れないか?と、魔物から魔石を取り出し獣ヘ戻せば家畜に出来るかも?
鶏や乳牛に肉牛とかになればだが┅
それと肉食の獣をどうするか?草食動物だけが良いのではと悩んでる。
第5城壁内はフォレスト入口から入った地帯だから魔物は放し自由な地帯にした。
間引きはするし巨大な魔物や強い魔物は少ない地帯として。
自然は大事だから領地全部を農場とか無理で、治められる範囲にしないと身が持たない。
魔物達にフォレスト騎士団の訓練と侵入者への邪魔をして貰う。
第2城壁内に騎士団本部を作り宿舎の様な建物もサミーと話し合って作った。
彼等は基本、食事も睡眠もしないし、増えもしない。
護衛見廻りは各城壁内に配置して第3城壁の上には5m間隔にバリスタ、特別製の投擲機(槍)を配してある。
1度に飛び出す槍は5本で威力も強い。
1台でドラゴンが倒せる。
それを端から端へ配置してスケルトン騎士が操作する。
城壁の門には屈強なゴーレム門番を配置、用心は徹底して出来る事は全てする。
領地整備が大方終わり後は管理をする為の段階に来た。
フォレスト領へ新しく入植者が来ても良いようにしなくては┅
主にゴーレム達の活躍にかかっているがトレント族やドリアード達も安住の地として住み付きゴーレム達と仲良く整備を手伝ってくれている。
忘れて行けないのは領地内のみんなは全員話せる様にしてある、意思疎通は大事だ。
ダンジョンはマスターとしてコアに名前をつけた、リーゼと名を告げたら島全体が揺れてダンジョン内の空間が歪んで冷や汗が出た。
階層の内容や危険度などをリーゼと話し合い大きく造り変えた。
攻略の為のダンジョンでは無く俺達の為のダンジョンへと。
一層から10層までを訓練場として、11層からは素材採取の場だから少しは危険があるけど俺達の強さでは問題無い。
訓練場を楽に抜ける事が出来る者だけが先へ進める事にした。
リィネとかはまだ訓練が必要で能力を使い切れて無い。
サラに教わったりドリィに教わったりと頑張っている。
残るのはあの湖の向こう側だけ┅
俺も調査に参加するか?
取り敢えず最初の報告を待っていた。
酒造りにせいを出してビールは出来た。
今はウィスキーに取り掛かっている。
ノームはビールの旨さにご機嫌でずっと飲んでる┅
冷やしたが旨いと言うが待たない。
生鮮食品倉庫の氷室に幾つか樽で冷やし貯蔵した。
ウィスキー造りは途中までビールと同じ工程だから思ったより早く原酒が出来た。
後はトレント族に頼んでおいたオーク材をゴーレム達が樽にして焼きも入れてくれた。
それにウィスキーの原酒を入れて空間収納に放り込む、時間を12年にして進めると12年物ウィスキーが出来た。
ブランデーはワインを造らないと┅
ドリアードに頼みワイン用の小粒品種の種を貰いそれを植え魔法の土で一気に育て実をつける。
それを収穫して潰し十分に発酵させ空間魔法で圧をかけ搾る。
搾った汁は樽で寝かせる為に空間収納。
出来たワインを蒸留器にかけてブランデーの液を同じ様にして収納する。
ノームはビールとウィスキーで満足して酔っぱらい寝てしまった┅
後はゴーレム達に任せて屋敷でシロ達を待った。
ゴーレムメイドは良く働き気が利く。
リビングに座ると直ぐにお茶とツマミ物を出してくれ、サラが居なくてもダイニングに座ると料理を出してくれる。
会話も楽しい。
2号はかなりの知恵を身に付けフィルとも良く相談してるそうだ。
今、サラはダンジョンに夢中でカーラとドリィとリィネで楽しんでる。
素材が必要な時はサッと行って採取してくる。
ゼアも調査よりサラ達とダンジョン巡りがしたかったみたいで┅
シロと帰ってからもう調査はコリゴリと言われてしまった。
何でも森の中程には無数の池が有り、昆虫や爬虫類に両生類が多く、気持ち悪くて嫌だと泣きつかれた。
シロとジャックも虫には驚いたそうだ。
普通キラーアント(蟻)やキラービー(蜂)は大きくても2mだと言うがあそこは5mはすると、ジャイアンアントにジャイアントビー?
蜘蛛もやっかいだと┅
カエルは強烈で毒を撒き散らし、ヘビは小さいのから巨大なレッドサーペントとか数種類、もちろんオークやゴブリンもいる。
驚いたのはジャックが右側の奥にはオーガの集落、左側にはリザードマンの集落が有り、オーガは約500体程、リザードマンは2万程を確認したと┅
『解 オーガとリザードマンは元々森に棲息していました フォレスト領になっても人を襲わず自分達の領域だけで暮らし生き延びて来た種族です どちらも知能が有り一般のオーガやリザードマンとは種が違います それにオーガはホブゴブリンを守り集落を認めています』
「ジャック?ホブゴブリンは確認して無いのか?」
❬ハッ、ホブゴブリンは確認出来ていません❭
「オーガが守ってる?なんで?」
『解 ゴブリンとはそもそも妖精族でした ですがゴブリン達は魔石の影響で知能より本能のみの生態になり今のゴブリンになりました ホブゴブリンは突然変異で魔石を持たない姿で生まれ知能も高く妖精達とも繋がりましたが戦闘能力は低く餌食となり数を減らしました 手先が器用で知能と知識は有り回復ポーション等造れる事からオーガ達が守り続けています』
「ふ~ん┅知能がある┅」
『ヒロ?どうする?』
「考える時間をくれないか?何か妙案が浮かんだんだ。」
そう言うと物思いに入ってしまいシロ達は各々行ってしまった。
オーガにリザードマンとホブゴブリン┅
前世の記憶の中にアニメが浮かんでいた。
確か転生して異世界で魔物達と仲良く暮らす?とかだった┅
俺にも出来るかも知れない。
この能力があればだけど。
しかし、その後はどうする?
うーん┅
「ヒロ?何を深刻に悩んでるの?」
「ヒャ!なんだ驚かすなよ、帰ってたのか?」
「今日ね?リィネが初めて風魔法の極大が打てたのよ!これで魔法は大分使える様になったわ。」
「ダンジョン内で極大は使わない方が?」
「大丈夫、それは場所を考えてるから、それとゴーレムの中に自分で武器を持ってゴブリンと戦うのを見つけたの!凄いわ。」
「サラさん?ゴーレムってダンジョンに一緒に連れて行ったの?」
「そうよ、リィネの護衛だったけどまさか剣を使って守るなんて。」
「まぁ好きにして。」
「あら?素っ気ないわね、そんなに気になるの?その今悩んでるの。」
「実はあの森にオーガの集落とリザードマンの集落にホブゴブリン達がいてその種族は知能があるって言うんだ。」
「まぁ、それは素敵!又仲間が増えるわね。」
「仲間って?良いのかい?魔物だよ。」
「魔物でも知能があるなら話し合えるわ、各々の暮らしを守ってくれたら敵ではないでしょ?」
「敵ではない?┅そうだな、ハハッそうだよ!敵じゃ無い普通に暮らしてるだけだよね。」
「何を当たり前の事を?魔物にも生きる権利はある筈よ。」
「そうだよ、生きてるんだもん、魔物とか人だとか全部同じ生きてるんだ。」
「悩みは解消した?じゃあ夕食にしましょ、外は真っ暗よ。」
「もうこんな時間なんだ、シロ達には悪い事をしたな┅」
方針は決まった、明日から俺が調査するとしてシロとゼアにはバイコーンの世話を頼もう。
ジャックには領の周りを探索して貰い確認して貰いたい事も有る。
食事して庭に出るとサラが精霊樹の成長が速すぎないか見てと言ったので見てみると確かに速い。
確か30mくらいだったよね?
今は100m位か┅
高さも800mも!これは上を持たせる為に下が急速にでかくなってる。
あのオズウェル池の精霊樹は高さ1km以上はあった。
だから!同じ様にでかくなる。
屋敷はずらさないとヤバイかも?
サラには成長に合わせて屋敷をずらすと言って安心してくれた。
久しぶりにまったりと夫婦の営みに没頭してしまった┅
後半年で15歳になる、そうなれば子供を欲しがる皆は宿すのかな?
子供かぁ┅
複雑な気持ちが欲に没頭して忘れたいのか
激しく求めていた。




