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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第二章 新天地
52/84

女帝 サラ


クロードから報告があった。

影移動を使える?なんでも闇魔法が得意らしい┅

フィルが俺の能力を眷属になった者に適正な能力を分配してるみたいだ┅

俺の知らない所でなんか事は進んでる┅

城外の魔物はかなり討伐して魔石もかなり集まったとの事、魔石は倉庫小屋にゴーレム1号が管理してせっせと運んでるみたいだ。

グリフォン部隊の台地奥に池があり、あの大河から支流が流れていて湖へと注いでる、その近くに鉱山を発見したがしかし魔物の抵抗が激しくまだ制圧に至ってない。

鉱石は何が出るのかはまだ詳しくわからないそうで、住み着いた魔物が退かないそうだ。

魔物はベヒモス、強敵だな┅魔法も使う。

ドラゴン級だから手こずってるのか┅

スケルトン達は再生能力が有るから持久戦を決めてるとの事。

そして驚いた事にもう1つ鉱山が有ると言う。

ここから半日ほど馬で行った所にミスリル鉱石を発見、辺りを調べると幾つも見つかったと!

掘れば鉱山に成ると┅

やはり魔素と魔力が豊富なのかな?

今、隊長達は大河辺りを討伐してるらしい。

ここから10日程の地点だ。

隊を1000人に分隊してローラー作戦で一掃する作戦だ。

しかし、クロードが最後に言ったのが引っ掛かる。

魔物がドンドンと逃げている、このまま進むと領外へ達するのでは?とこぼした。

領外だと?オルレアの町やヒュードルの町へと向かってるのか?

それは考えないと┅

今、大河だとすれば到達予想は一月後か?

うーん、どうする?

考えてるとサラが聞いてきた。


「ダンジョンの整備は済んだの?早く行きたいけど?」

「あっ?そうだった、まだだよ、入り口に管理小屋、それにジェイソン達の家も建てなくちゃあ!」

「じゃあさっさとやってよ!みんな待ってるんだから。」

「わかったよ┅でも規則は作るからね!」

「規則?そんなの要るの?」

「ダンジョンだから危険は有る!」

「でもヒロが造り変えられるなら危険を無くせば済む事でしょ?」

「ウーッ、それは直ぐには出来ないよ、それに皆の意見も聞かないと、アンナ達にもだよ?」

「それはそうね┅私達ばっかしで決めても?」

「そうだよ!皆の領地だから。」

「じゃあダンジョンは待つわ、ゴーレム達の仕事割りと教育も有るし、グリフォン達の仕事もね?」

「ゴーレム達は解るけどグリフォン達には何をやらせるんだ?」

「住み家は整備が出来たからこの辺りの制空権を作って貰うの。」

「制空権?」

「そう、空の魔物がいるでしょ!ドラゴンやワイバーンなら直ぐ判るけど小さな鳥や虫とかは見つけづらいのよ、索敵では正確な虫とかの情報が判らないから。」

「そうか、グリフォン達、虫とかはエサだし、ワイバーンなんか負けないドラゴンにだって勝つかな。」

「空はグリフォン達に任せようと思うの。」

「グリフォン達はサラの配下だしね。」

「仲が良いだけよ、配下なんて者じゃ無いわ。」

「まぁ危険が無い範囲でやってよ、誰1人悲しい事にならないようにね?」

「わかったわ。」


早速島へ渡る、橋を吊り橋に作り替えた。

最初は広場に悪魔達の宿舎かな?

それか管理棟か?

島の別荘?

下の階はロビーにしてみんなが休憩出来る場所を作り2階から彼らの場所にするか?

配下はダンジョン内だし┅

良し、決めた。

イメージを固め空間収納から木材と岩に石を出す、念じて手をかざし建物を創造する。

三階建ての屋敷が現れた。

白い壁で緑の屋根、内装もイメージ通りに仕上がった。

入り口は広めでリビングは二つ、2階と3階には広い部屋を配した、もちろんバストイレ付きで水洗。1LDKかな┅

ちょっと出来すぎだったような┅

ベッドとかは彼らに聞いてからかな。

リビングを仕上げないと、大きなソファーとテーブルはデカイのにした。

木の香りが漂う新築らしい景観だな┅

ダンジョン入り口の近くにゲートをずらして小屋と言うより小さな家を建てる、管理棟だ。

小屋だと格好つかないと思い直す。

ダンジョン専任のゴーレムを配置して事務所みたいにした。

夜は閉鎖するので入り口に門も造る。

立派なミスリル製の扉を付けた。

これで島は整ったかな?橋も吊り橋に架け替えたし┅

鉱山ねぇ?どうするかな┅

ゆっくりみんなで考えよう。

農地は城外に拡げるか?この辺りは中央だから居住地かな、なるべく住む場所優先にしよう。

執務館へと戻ると驚いた、いつの間にか内部ができてる!ロビーには豪華な絨毯が敷かれ受付カウンターが有りシャンデリアが目映く灯ってる?執務室へ入って見るといかにもと言わんばかりのデスク?机?重厚な造りのもの!椅子もデカイ、応接間にもソファーとテーブルが有って誰が?

他の部屋も見ると資料室とか食堂とか会議室も大小有る。

そしてゴーレム達が忙しく動き回ってる。

1体を捕まえ問いただす。


「誰の指示だ?誰が仕上げた?」

‹ハイ、執事、1号の指示です、サラ様とシロ様が指揮を取り家具とかは配置しました、それとリィネ様とゼア様もです›

「みんなで仕上げたのか?しかし家具は誰が造ったのか?」

‹家具や調度品はサラ様が用意なされて、ゼア様がお造りになられた物もすべての部屋へ配置済みです›

「そっそうか、ありがとう、君は何号かな?」

‹ウワー、ハイ恐れ多い事で私は23号ですありがとうございます!›

「23号だね、手間を取らせた。」


嬉しそうに跳びはねながら仕事に戻った。

ゼアが細工を?

サラの奴、町で買い込んでたのか?

サプライズだな┅

じゃあ知らない振りをしとかないと┅

23号を探し黙ってる様に言ってソッと館を出た。

農場へ行って進捗状況をと思ったら?

なんと!麦畑は収穫に取りかかってる!

畑の野菜も丸々と大きな野菜が?

3号だったな!探して聞くとやはり┅

サラが進化の実の搾り粕を土に撒いたと┅

それで一気に成長して実のってしまったと┅

3号が言うにはこの土地はもう只の土では無く進化した土地に変わったそうだよ?

季節も旬も関係なく作物が育ち驚くほどの速さで収穫出来てしまうと┅

何一大革命してんだよ!

ずっと作物に困らないのは良いのだが?

これって染みだしたりはしないよね?

林が森にならないよね!

3号には気をつける様に言って林の報告をするようにと念を押した。

やってくれますね?

かなりの量の実をあげたもんなぁ┅

ゴーレムも100体近く作って、これはフィルのアドバイスが有るのか?

他に気を取られてたら知らぬ間に出来上がってしまった。

ダンジョンを急かす理由がわかった。

もうやる事が無いのか┅

アンナ達はまだ来ないし┅

ゼアにリィネ、ドリィと人は少ないがグリフォンに騎士団と悪魔、それとゴーレム達多数、屋敷に館、倉庫小屋と薬師棟に宿舎が建つ。

宿舎は要らないか?

屋敷には全員が住める部屋も有る、余分に残ってる。

執務館が有れば事は足りるか。

一応サラさんに聞こう、今や女帝だから┅

楽しそうにグリフォン達に囲まれ話す姿を見ながら 逞しく成ったな┅俺に聞かなくても判断して適切な仕事をこなしてる。

成長なんだ┅

環境に順応するのは人間の特性だが思考はそれに追い付かない物だ、それを簡単にこなしてる。

進化の影響も有るだろう。

まだまだ楽しみだな┅


その頃シロとゼアは激しく戦っていた。

湖の近く、鉱山らしき場所でベヒモスと┅

10mは超す巨体で頭には2本のツノがあり再生能力も半端ない。

物理攻撃では倒せないと判ってるが火魔法は直ぐに再生して切り落としても生えてくる。

ゼアは打つ手が見あたらないのか立ち止まってしまっている。

シロは空へ駆け上がり【ウォータートルネード】極大をおみまいする、竜巻がベヒモスの巨体を舞いあげる。


『告 ゼア!そのツノから雷魔法のサンダービートを放ちなさい』


ビックリして一瞬怯んだがハッ!として前に主、ヒロが放った【サンダービート】極大をイメージしてベヒモスへ狙いを定める。

ビカーシ! ズドーン!

稲妻が命中すると巨体がチリヂリに破裂して焦げた臭いがして破片が感電してる。

魔石も粉々に砕けベヒモスは討伐した。

スケルトン騎士団達は勝ちどきをあげ整列するとシロとゼアに一斉に敬礼する。

2人が去って行くとベヒモスの巣穴へ入り鉱物の調査を始めた。

その内クロードから連絡が来るだろう。

しかし、シロとゼアもお節介しに見回ってるのか┅

後はミノタウロスの集落かな?

ツノと肉は貴重だし魔石も期待出来る。

誰が討伐するのやら?


フィルが各眷属にスキルの使用法と伝授に忙しいのはわかった。

ゼアとリィネには細工のスキルを与えてる。

ゴーレム達にもスキルを持たせ適材適所を配置してる。

眷属達の仕事が速いのはフィルのおかげだがサラの暴走は止めて欲しい┅

そんなだから俺のやる事がない。

それならダンジョンへ行って残りの仕事を片付けるかと島へ行った。

専任ゴーレムはサラに決めて貰おう、俺にはどのゴーレムが適してるかわからない。

ゲートから50階層へ移動してマスター部屋を造る為にイメージする。

みんながくつろげる場所で食事も出来る様に簡単なキッチン、風呂とトイレもっと┅

念じると姿を現した。

アイテムBOXに残っていたテーブルと椅子、ソファーを配置して水の配管も済ませる、水タンクを置き満タンに満たす。

一連の作業をカーラはジッと見ていた。

まるでコアの創造みたいに造ってしまうヒロを不思議そうに見る。


«ヒロ様?あなたは?»

「ああ、これは魔法だよ、大分上達して今は素早く造れる様になった。」

«魔法?しかし┅あんな一瞬に?コア様と同じです»

「カーラは魔法を見た事が無いのか?」

«直接見た見たことは有りません、知ってはいましたが»

「そうだな、ここに冒険者は来てないもんな、ハハッ」

«私も魔法が使えるのでしょうか?»

「魔力を持ってるなら使える筈だよ。」

«考えてもいませんでした»

「それはコアに守られてたからかな?」

«ハイ、それにここへは何も来ないですから»

「これから俺達の所へ来ないか?ここは大丈夫だから。」

«しかし┅»

「コアの許可がいるの?」

«それは必要無いと思います、マスターの命令が優先ですから»

「じゃあ命令するとしよう、一緒に来てくれるかな?」

«仕方無いですね、ハイお願いします»


カーラはペコッと頭を下げついて来た。

カーラの姿は人間で髪は紫色、瞳は緑色で綺麗だ。

真っ白な肌をしてスタイルは申し分無い。

ミニのタイトスカートで身体にピッタリの服は身体の線がはっきりとわかる。

下着は着けて無いのかパンツやブラと言った線は無い?


「カーラ?下着は着けて無いのか?」

«下着とは何ですか?»

「えっ!それって?じゃあ服の下は裸?」

«これが服ですか?»


そう言って服を脱いで見せる?

はあーっ!なんですとぉー!

裸!スッポンポンで平気な顔をしてる!


«ヒロ様はこの布が好きなのですか?»


恥じらいが無い?

教育が無かったのか?

それとも女として自覚が無い?

もしかすると┅

近寄り乳房に触る!なんと柔らかでビンクの乳首がかわいい

三角地帯も手を伸ばして花弁を確める

フム、ツルツルでは無い確かに女の体だ┅けど?反応は無い┅


「カーラはそのぉ女とか男とかわかってる?」

«なんです、それ?»


ヤッパリ┅これはサラの事案だな、うん、任せる┅

服を着せ手を取りゲートで移動すると急いでサラを呼ぶ。

途中カーラは、あれは何?あれも何?と聞いて来るが今はもっと大事な事が有るだろう!

サラとリィネとゼアに話すとガクッと驚き俺を睨む?

なんだかいたいけな少女を誘拐して来た犯人みたいに┅

とにかく任せると言ってダンジョンで収穫したミノタウロスの肉を調理する為に台所へいった。

情操教育は大事だなとつくづく思った。

しかしカーラも可愛くてスタイルが良くお尻もプリプリで┅

又、ハーレム候補の登場か?

嬉しいのやら?複雑┅




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