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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第二章 新天地
51/84

ダンジョン コア


ふぅ、やっと20階層かぁ?ちょっと時間かけすぎたな┅


「みんな、俺はダンジョンへ入るから自由行動でやって、自分達の仕事を優先してからだけどね。」

「私も行きたいのに。」

「まずは調べてからだよ、大体の事は分かってるけど、どんな魔物がいるのか、戦力はどれくらい必要なのか分かってだね、各階には転移ゲートを配置するのも今日の仕事なんだ。」

「ゲートが有れば好きな階層に何時でも行けるのね?それは良いわ。」

「それに訓練も出来るし食料や素材も採取できる、調味料とか有れば良いけどな。」

「じゃあ調べたら表を作りましょ!行き先が解れば用意しやすいから。」

「入り口にはゴーレムを配置する、誰が入ったかチェックしとかないと駄目だし夜は原則禁止だな。」

「楽しみ!早く行きたいなぁ。」


と、言う訳で1人で探索しているのだが、丁寧にしてたら1日じゃ無理だな┅

適当に各階のドロップ品を確かめ傾向と対策を確認するだけにして飛行移動にした。

でも10階から20階までは草原と豊かな森に湖も有る、のんびり冒険したら楽しいだろうに┅

25階層までは肉ダンジョンでまぁ豚や牛、鳥と高級食肉がドロップするエリア!

ドロップ品は丁寧に包まれた肉だけ┅

どんだけ親切なんだょー!

ついでだから牛系ミノタウロスを倒し牛肉をゲット!

今夜食べてみよう。

26階層からはヘビやカエル、虫の階層が続く、ジャイアントペイントとかヘビ系の魔物は皮と肉がドロップする、ヘビの肉?旨いのか?

31階層からダンジョンならではだょ┅

31階は金と銀しか出ない階層で32階は鉄と銅に鉛、33階はミスリル鉱だけ、34階はオリハルコンとアダマンタイト、緋色金と超希少鉱石、35階は宝石類だった。

鉱脈ダンジョン!

40階層まではハードな自然が待ち受けてる階層ばかり。

砂漠の階層は何処まで行っても砂漠?

海の階層も大海原と思える程の広さ?

雪山に至っては凍え死ぬかも知れない?

ジャングルでは恐竜みたいなのがいるし?

かなり難しいかな?

考えてみるとこのダンジョンは結構ハードだと思う、Cランクの冒険者だとまず無理だな、Bランクでも険しい。

31階層から魔物も強い、Sランクの魔物も多数いる。

かなりの能力が無いと┅Sランクでも┅

こんな風に飛べれば問題は無い。

ドラゴン(トカゲ?)もいたし、伝説の魔物もいる。

本当は40階層からはゾンビやらスケルトンと言った化け物階層なんだが、サミー達の配下だったから誰も居ない。

50階層まではもぬけの殻ですんなりと最終階50階に来た。

サミー達と戦った時には気づかなかったが、かなり広い階で奥には結界で遮った部屋があった。

結界に触れるとビリッ!としたがスウーッと中へ入れた。


«お待ちしておりました、マスターヒロ・タチバナ様»


可愛らしい女の子が挨拶する?

後ろには綺麗な台があり上に大きな魔石?とは違う似た石が飾られる様に置かれてる。

あれがコアか?


「君は?」

«私はこのダンジョンコアの管理者、カーラと言います、永い間マスターが現れるのを待っていました»

「ダンジョンコア?」

«ダンジョンはコアが創造する時空間です、マスターが創造する物を具現化する役割を持っています、マスターが居ない間、ダンジョンを創造する為、今まで存在していました»

「では聞くけど誰が造ったんだ?」

«私は知りません、コアしか詳しい事は知らないのです»

「コアに意思か意識が有ると?」

«コアはマスターにしか答えませんしマスターの指示が無ければ消滅します»

「だって今までは消滅して無いんだろ?」

«最初からマスターがいませんでした、攻略する物も居ませんでしたから魔素も魔力も消費していないのです»

「今まで有っただけ┅」

«もう暇で暇で、じっと待つのも┅»

「そうか┅俺の事は?」

«ハイ、マスターの事は統べて理解しております、あの悪魔の事も»

「驚いたな、統べてお見通しなのか?」

«層覇された方の事はコアが把握しております、マスターの意識へと繋がりますから»

「今も繋がってるのか?」

«マスターとなられてからずっとです»

「なんか怖いな?」

«当然の事です、マスターとは統べる者、ダンジョンの主様ですから好きに造り変えるも良し移動も可能です»

「他の場所へって事かな?それに造り変えれる?」

«ダンジョンとはそうした物です、マスターになる事はダンジョンでは神と同じ、コアはダンジョンの生命です、魔素と魔力で生きています、マスターの魔力量と魔素量で規模も決まるのです»

「ダンジョンの規模はマスター次第か┅だから最終階層は強い魔物とか守護者がいるのか。」

«ダンジョンを攻略すると言う事は責任が有る事です、コアを売る不埒な者もいますがダンジョンから離れたら只の魔石です、もちろんダンジョンは消滅します»

「わかった、ところでカーラはずっとここに居て外に出た事はあるのか?」

«滅相も無い、1歩も出た事は無いです»

「出たいとか、外を見たいとか思わなかったの?」

«それは┅でも管理者ですのでコアを置いては行けません!»

「このダンジョンは俺の領内だからこれから仲間が遊びに来るけどその他の者は決して来ない、できればカーラに仲間達と仲良くなって欲しい。」

«マスターがそう言われるのでしたら┅»

「お洒落とか美味しい食べ物とか興味が有ると思うけどな?」

«そりゃあ私だって女の子ですから興味はありますょぉ┅»

「俺の仲間も若い娘ばかりだから気が合うと思うんだ、それにダンジョンの事とか教えてくれたら助かるけどな。」

«マスターが造り変えるかも知れないですけど教える事はできます»

「俺は詳しく知りたい、ダンジョンの事やどうしてあのスケルトン達が守護者だったのかを。」

«それはコアに聞いて下さい、この500年変わらず存在しているのも不思議な現象ですから»

「500年?カーラは500歳?」

«女の子に歳を聞くのは失礼です!500年と言っても人間では無いので歳とか当てはまりません!私は不老不死なのですから»

「不老不死?ダンジョンが無くなっても?」

«ハイ、このダンジョンが無くなったら他のダンジョンへと飛ばされます、次の新しいダンジョンコアの管理者となるのです»

「このダンジョンが無くならなければカーラはここに居るんだな?」

«ええそうですが?»

「だったら外へも出れる、このダンジョンはこれから永遠に無くならないから!」

«それは無理です、マスターがお亡くなりになったら┅»

「なんだ?俺が不老不死だと情報は入って無いのか?」

«エーッ!本当ですか?不老不死の人間?»

「どうやら俺は人間では無くなったみたいだよ?超人間らしい。」

«それは?どういう意味で?»

「精霊樹の進化の実を食べてそうなってしまったんだ、それに女神から不老不死の力を貰い、知ってるだろうけど創造神と精霊王からは加護を貰ってる、だからかな?」

«それ程までのお力を┅だったら神と同じではありませんかぁ!»


そう言って気を失った┅

ショックだったんだろうなぁ、俺って化け物?

カーラを抱き抱え奥の部屋へ運んだ。

この部屋が彼女の部屋なのだろう、綺麗に整頓されていたが女の子の部屋とは言い難い、ただの寝るだけの部屋┅

ずっと500年も1人で┅

絶対連れ出す!そう決めてコアの所へ行った。

コアから光が灯り確かに生きてる気配はする。


『告 主様とコアは話が可能 魂が繋がっています』


ここでフィルの登場かよ!

もっと早く出てくれても良いのに┅


『告 アンナ達やシロ、サラとこれでも忙しいのです』


なんだって!シロやサラとも話してるのか?だからかよ!サラの暴走はお前の仕業か?


『解 サラの暴走など有りません あの行動は必要と判断致しました シロは思慮深く主様の望まれる行動をしております』


ハイハイ、まったく俺の知らない所で勝手にやってるんだな?

まぁ俺が指示するよりは最適なんだろうけど┅


『コアは主様と会話を所望していますが?良いのですか?』


わかったよ!俺とコアで話すからフィルは黙ってて!


『了 ドリィが呼んでるので丁度良く主様にお任せします』


ちょ、待てよ!ドリィが!いったい何が起きてるんだ?

ふぅ~っ まったく

コア!教えてくれ、このダンジョンの事を


ハイ 宜しくお願いします どこから話せば?


まずは誰が造ったのか?どうしてあのスケルトン達がこのダンジョンで過ごしてたのか?かな?


私をここに配置したのはある女神様です 500年前に出来ました その頃は地上では争いがあり魔素と魔力が大気に溢れこの世界は乱れてました それでもこの地は妖精族や妖精と精霊が多く住みつき穏やかな土地でした その女神はとても気にいり休む場所としていました 私を置いたのも気まぐれかも知れないですね? その後争いは止みこの地は妖精族の支配する所となりましたが部族間の争いで残ったゴブゴブリンが治める事になり魔物が台頭して彼らも奥地へ追いやられました そしてヒト族が入植して治めると魔物も距離を置き又妖精達や精霊達も戻って穏やかな土地となりました


その女神って?俺の知ってる女神に聞いておくよ、ヒト族ってのはフォレスト侯爵達の事かな?


名前までは知りませんがダンジョンを構成するのに気配を頂戴しました そして今の形になり現在に至ってます


スケルトン達は?


彼らは私が置かれて直ぐに来ました 当初は直ぐに彼の地へと出向く筈でしたが待ち構えてた魔物と争い破れました 不憫に思い消えない魂をこのダンジョンへと囲いました 彼らは魔素と魔力であの姿のまま魂を繋ぎ残りました


確か魔国へ行くと言ってた、そうかコアが彼らを生かしてたのか、でもどうして今まで消滅しないで存在している?


それが解らないのです とっくに無くなってもおかしく無いのですが?


ふーん、ちょっと聞いてみる、オイ、フィル!何か知ってる?


『解 まったく┅女神とはあの駄女神の事です 多分ですが逃げ場を確保したかったのでは?』


逃げ場?しかしあの駄目なやつが?


『告 昔は真面目で有能な女神でした 働き過ぎで疲れては居ますが』


だから駄目になったと!本当か?真面目ねぇ?確かな事はあいつは全智全能だったよな?


『解 女神の最上位で一番の年寄りですフン! 全智全能は確かですが素行に問題あり』


そうなのか┅コア?ある女神って俺の知ってる奴だったよ、残してるのは余生を送る場所みたいな所にしたかったらしいよ


そうですか、フフッお茶目な女神様ですね、マスターはダンジョンの改造は望まないのですか?


まぁボチボチと個性を出すかな?

コアには名前?無いよな┅


ダンジョンコアに名前など有りませんし必要も無いのでは?


コアと話してると人間と話してるみたいでさ、呼び易いのも良いかなって


変わった方ですね?マスターのお好きに為さって下さい


それとこの階に専用の部屋を造るよ、仲間も来てくつろげる所にしてカーラと仲良くして貰いたいから


カーラとは管理する者と管理される者の関係です 繋がりは有りません マスターにお任せします


そうか、今日はこれで帰るけど又話そう、各階に転移ゲートを設置したしここにもゲートを置いたから直ぐ来れるよ、多分賑やかになって行くから


私も楽しみですね、お仲間にも会いたいです 何か有れば念を飛ばして知らせますので


オオー、念話出来るのは有難い実は最近まで魔人が居たから少し心配だったんだよ、でも仲間の悪魔達が戻れば問題無いから


魔人ですか?しかしマスターも豪気な人ですね?悪魔を配下にとはフフッ


頼りになる奴等だから心配無いよ、この島に住む事になってる┅そうだ!40階からはもぬけの殻だよね?そこに悪魔達の配下を住まわせよう、40から50までは階層無しにして全階層は1から40迄とするんだ、40階からこの50階へ飛ぶような配置にしてくれる?


了解しました┅┅┅ハイ、配置が済みました 41から49階は飛び越して此方へ繋ぎました


ありがとう、じゃあ又来る!


ゲートからダンジョン入り口のゲートへ転移するともう夕方だった、時間の感覚がわからない┅

これは時計が必要だ!

暇を作って時計作りだな!

おっ!サラにドリィ、リィネが手を振って呼んでる。

吊り橋を走って帰った。

楽しい忙しさ、生きがいを感じる黄昏おじさんかな┅




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