フォレストの異変
ハーベルンの町からオルレアの町までのルートは2つの街道がある。
山並みを抜けダンジョン街から町へと向かう道と山はなく丘の台地が織り成す北海道の道に似た街道。
山並みの道は当然魔物が多く出るが距離は短い。
台地の道は遠回りだが魔物は少なく町や村、宿場町も多くある。
当然速く行きたいので山並みを選んだ。
魔物はさすがに出る頻度が高く高ランクの魔物にも出会う。
収納してる食料や素材も今は結構な量になってる。
ボア、猪の類いがあんなにあったとは┅
レッドボアの肉は柔らかく焼いて食べると美味しい、イボ猪みたいなロックボアの肉は硬いが煮込みには最適だ。
レッドボアは素材は肉だけだがロックボアの牙や内臓は良い素材になる。
イーヴィルボアとか高ランクの大物はさすがに出ないがこの地方では普通の猪より小さなオータムボアと呼ばれる皮が良質で肉も美味しい事で専門の冒険者がいる程人気がある猪もいる。
性格が温厚でおとなしいが臆病なので逃げてしまう、脚は速い。
サラがドリィと捕まえようとするが逃げては隠れて中々難しいみたいだ。
ハーベルンを出て2週間は山道ばかりだったが、彼女がオータムボアを追い掛けてたら開けた所に大きな湖を見つけた。
ドリィが報せに来た。
シロと行ってみると綺麗な湖があった。
早速キャンプ地として小屋や土窯、テーブルや椅子を用意する。
今日はここでのんびりするとして昼までの時間、釣りでもして久しぶりに魚を食べようと釣り竿とか準備してると、シロが探検でもして来ると言って行ってしまった。
習性なのか拠点地の周りを偵察するのは?
前世でも毎朝敷地を一回りしないと落ち着かなかった。
サラはドリィに乗って湖の上を見て回っている。
釣り場にピッタリの場所で釣糸を垂れた。
エサは肉を付け自家製のウキで試したが反応がない?肉じゃ駄目か?と前に捕った鮭モドキのイクラを付けて垂らしたら直ぐにウキに反応が!
これは?アジ!と言うかブリだ!
青い背でヒレが金色、腹は白と言うか銀色に光りブリかカンパチ?
手応え抜群で楽しめる。
多分、ブリとかではなく魔物の種類だろうけど、見た目はブリだから美味しいに決まってる。
2時間ほどで15匹も釣れた。
サラはドリィに乗ったまま弓で狙って射止めてる。
ブリではなくマグロだろう!
デカイ!テレビで良く見た大間のマグロ!
サラさんや?何匹取るの?って具合に次々と射止めてる。
プカップカッと湖面に何匹も浮かぶ。
美味しいですけど!
パッパッとアイテムBOXへとしまい、次の獲物を探してる。
訓練としてドリィへ騎乗して矢を射る事を毎日試して技を修得するんだと励んでいた。
「サラ!遠くへは行かないで!ほどほど!」
「後一回試したら戻るわ!」
捌かないと痛むかな?と調理してるとシロが戻って来た。
オータムボアを3匹くわえて。
『この辺りは静かで大した魔物はいなかった、果物みたいな実を付けた木が多いな。』
「果物かぁ、助かるな、後で取りに行こう。」
『魚はどうだ?魔物はいないか?』
「いないみたいだよ、良い魚が多そうな湖だよ。」
『油断はしない方が良い、湖にはわからない魔物が潜んで要るやも知れないからな。』
「そうだね、油断はしないでおこう。」
『サラ達を呼んだが良い、湖面は危険だからな。』
「もう帰って来ると思うけど。」
案の定、変なのを連れて来たみたいだ。
イルカ?シャチ?群れてるけど!
「ヒロ!なにこれ?懐いちゃて放れないよ!」
「それはイルカかも知れない!悪い魔物じゃないから!」
「ホント?どれどれ?」
「でも気を付けて!そっちのデカイのは力加減が分からないかも!」
「カワイイよ!遊ぼうって言ってる感じよ!」
「こっちに戻って来て!」
イルカ達も一緒に付いて来た。
すると妖精達も一緒に飛んで来た、水の妖精みたいだ。
水の?何だか嫌な予感┅
やっぱり┅
ウンディーネが湖面から出てきた。
『やっぱりいたわ、探したのよ?』
「今度は何のよう?」
『あら!つれないわねぇ、貴方に大事な報せを持って来てあげたのに』
「大事な報せ?」
『そう、フォレストへ行くんでしょ?』
「そうだけど?」
『のんびりと旅をしてたら大変な事になるわよ。』
「どういう事?」
『前のフォレストの地は豊かな大地で精霊や妖精達が楽しく過ごせたの、でも今は荒れ果て精霊や妖精達も居なくなったわ。』
「荒れ果てた原因は分かってるの?」
『詳しくは私よりシルフィードが知ってるわ、彼女は今、フォレストへ向かってる筈だけど。』
「大変な事って?なんだろう?」
『シルフィードが慌てて向かった事が答えかも?』
「あの土地は母様の育った所なんだ、だから大事な場所なんだ。」
『フォレストは魔の森に連なっていて、その向こうにエルフの森が広がってるの、昔はエルフ達が魔の森を越えフォレストの地を通ってこの国へと来てたんだけど、今はねぇ┅』
「俺達は急いだが良いのかな?」
『そう!それを伝えに来たのよ!急いだが良いわ、絶対!』
「どれくらい?」
『1日でも速くよ!』
「わかった、だけど皆と相談してからだよ。」
『私は伝える事は伝えたから行くわ、ゆっくり話したかったけど、私もシルフィードの後を追わないといけないの、じゃあまた会いましょう。』
「ちょ、ちょと!」
行ってしまった、水柱を立て湖の中へと┅
まぁシルフィードが言うのだったら信用できる話だ。
サラとシロ、ドリィを集め話し合いに入った、急がなければいけないのから。
「どういう事かは判らないけどとにかく1日でも速くって事らしい。」
「大変な事ってヒロにとってなの?それとも精霊とかにかな?」
『ヒロへ伝えに来たのだから我々に関係すると思うのだが?』
「フォレストの大地がヤバい事になればこれから住もうとしてる俺達にはマズイって事だよな?」
「だから精霊様がいらっしゃたのでは?」
『ヒロよ?我が思うに一刻も猶予がならん事態なのでは無いかな?でなければ大精霊が慌てたりはしない。』
「確かに┅シロの言うとおりだと思う。」
「じゃあ直ぐに行かなきゃ!」
「待って、段取りを決めて、計画的に行こう。」
昼食を終え先ずは飛んで行くのが速いから、サラはドリィと俺は飛行でシロは俺の影へ入りドリィが疲れたら二人で飛ぶと決めた。
その前にドリィへと進化の実を食べてもらう事にした。
「サラがドリィに食べさせるんだよ?サラが望むドリィへと進化するから。」
「判ったわ、ドリィ?ゆっくり食べて、そして美しくて強い女の子になるのよ!」
女の子?グリフォンなんだが?
くちばしで潰し上手に噛み砕き飲む込むとやっぱり光り出した。
白く耀き大きくなる、足は金色に耀き羽根は真っ白く瞳はサラと同じ隻眼色に光りくちばしは銀色に変わった。
❨私の姿が!軽い!とっても、見える!ずーっと遠くまで!❩
「ドリィ!すごいわ!なんて美しくて!とっても神々しい┅」
「今は急ぐ時だから細かい事は後にしよう、取り敢えず上手く行って良かった。」
「そうね、じゃあ行きましょ!」
「いざ!フォレストの大地へ!」
進化したドリィはグリドーラへと覚醒して驚くべき速さで飛んだ。
グリフォンの亜種スーパーグリフォンのグリドーラ、羽根の色は銀色で瞳は金色、体長は元の5倍、10mはあるだろう(羽根を広げた時)ドラゴンと同じくらいが判りやすい。
ワイバーンが小さく見える。
高度を高く邪魔されないよう飛ぶと遥か下に町や村が豆粒みたいで、軽々と山々を越え飛んだ。
流石に一飛びとは行かず途中で何度かの休憩は必要で、空から良さそうな場所を見つけ休憩を取った。
ダンジョン街を越えオルレアの町へは寄りアンナの実家、オルレア子爵には挨拶だけはしないといけないと考えていた。
「オルレアの町で子爵と面会しようと思うけど?」
「アンナのお父様ね?挨拶は大事よ。」
『我も賛成だ、できればフォレストの事なぞ聞いても良いかと思うが?』
「そうだね、何か判るかも。」
❨私もシロさんと同じ様に小さくなれるみたいだから大丈夫ですよ。❩
「ホント?見せて見せて!」
❨では!❩
ポン!と丸まって小さなフワッフワッの真っ白い毛玉になった!
つぶらな目が可愛く羽根も毛に埋もれヒヨコの真っ白い毛玉だ!
「あうっ、可愛くて┅駄目、ドリィ!愛してる!」
「無茶クチャカワイイな!シロと良い、ホント不思議だよな?」
❨とうなのでしゅ、ていちゃくなるとうまくはなしぇにゃいのでしゅ。❩
「あははっ、やっぱり赤ちゃん言葉だ!」
❨わらっちぇわダメでしゅ。❩
「ごめんごめん、もう元の姿に戻って。」
「う~ん、残念┅ねっ?私抱いて飛ぶのはダメ?」
「ドリィと決めて、でも落とさないでね?」
「それは大丈夫よ!大切なお友達なんだから!」
お茶とケーキを食べ体も落ち着いた所で寝る所を探す、オルレアの町迄は後3日は飛ばなくては着かない、飛行機みたいな速度ならあっと言う間だが、長距離飛行だとせいぜい半分か?それ以下の速度しかだせない。
転移は複数人では無理だし、飛んで行くしかない。
サラも転移は出来るが1度行った所でなければ出来ない。
シロが飛行をマスター出来てればもっと速く行けたかも知れない。
シロとドリィは小さくなると魔法も小さくなって力も弱くなる。
いざと言うときに咄嗟に大きく戻れないのも判った。
サラと話して広場か河原があればそこでキャンプしようと探した。
昼間は休憩しながら夜はキャンプしてオルレアの町へと近づいた。
町へは歩いて門から入らないと後々面倒だ。
適当に降りてシロとドリィには小さくなってもらいサラと2人で門へと向かった。
沢山の人間や亜人が並んで列をなしていた。
冒険者も多く幾つものパーティー達がダンジョンでの話をしている。
行商人や商会の一団と賑やかだ。
俺達の前には2人の子供が手を繋いで並んでいた、姉妹らしい。
「お姉ちゃん?大丈夫?入れる?」
「だっ大丈夫、きっと入れるわ!」
「でもぉ?身分証無いでしょ?」
「話せば大丈夫、入れてもらえる。」
「ねぇ?帰ろ!」
「なに言ってるの?もう駄目よ、やっとここまで来たのよ!」
「ぐす、お父ちゃんもお母ちゃんも死んじゃた┅お姉ちゃん┅どうするの?」
「叔母さんの家へ行くの!叔母さんなら話を聞いてくれるから┅」
「ぐすっ、でも┅叔母さんってお父ちゃんと仲悪かったって?」
「昔よ!昔はそうかもだけど、死んじゃったのよ!ぐすっ、死んじゃてからも悪くは言わないでしょ?ぐすっ」
「お姉ちゃんだって┅泣いてるじゃない、ぐすっ、ううあーん」
「バカ!泣かないの!あんたが泣くから私まで┅ぐすっ」
サラが見かねて話し掛けた。
「ねぇ?あなた達私達と一緒に行かない?」
「ぐすっ、お姉ちゃん?誰?」
「私はサラって言ってこちらはヒロよ、私達、夫婦なの。」
「でも┅お姉ちゃん達どうして?」
「ごめんなさいね?あなた達のお話、聞いちゃたのよ、だから私達と一緒だと安心して入れるわよ。」
「ホント?」
「うーん、でもね?あなた達は私達の子供って事にしないといけないの?できる?」
「良いの?バレたらお仕置きされるよ?」
「大丈夫よ!絶対大丈夫だから安心して。」
「そう言うなら、私はイリヤ、10歳こっちは妹のエミリ、8歳よ。」
「イリヤにエミリね、よろしくお願いね?これは家族のドリィとあっちがシロよ、カワイイでしょ?」
「うわぁ!カワイイ!赤ちゃん?」
「赤ちゃんじゃないけどね、シロはイリヤが持って、ドリィはエミリによ。」
「「ありがとう!カワイイ、フワッフワッ。」」
「じゃあ入るまで大人しくしてるのよ。」
「「うん!」」
「ヒロ?任せたからね?」
「判った判った、もうすぐだから後、ちょっと気になる事があるけど、入ってから話すよ。」
「判ったわ。」
門番には2人の子持ちの夫婦としてカードを出した。
カードには隠匿を施し家族と登録してあるからすんなりと入れた。
2人の叔母と言う人の所へと一緒に行った。
広場を抜け下町みたいな区域へと出る、キョロキョロと探しているが?
「あんた達!この辺りにミレイヌって人住んでない?」
「「「なんだ?ミレイヌって?」」」
「ミレイヌよ、旦那さんはガレットって言うの。」
「ガレット?確かこの前死んじゃたよな?」
「ああ、魔物に襲われたって。」
「でも?なんであの糞ババアに?」
「叔父さん死んだ?糞ババア?」
「ああ!糞ババアだぜ、父ちゃんや母ちゃんが言ってるから。」
「そうだ、みんな言ってるぜ、ミレイヌの糞ババアって。」
「なんでよ?」
「父ちゃんは店やってるけどいつも値切るし駄目だと難癖付けて騒ぐんだと。」
「それに旦那が死んだのに葬儀も勿体ねぇとか言って、墓も入れず魔物に食わせたってよ。」
「すげえケチでさ?金に汚くて母ちゃん言ってた、あんな風になったら駄目だって。」
「そう┅」
「糞ババアの家はあの角の家さ、なんか用か?」
「止めときな!ろくなこたぁねえぜ!」
「関わん無い方が良い、今は特にな、旦那が死んで実入りが少ないって言ってたかってる位だから。」
「お姉ちゃん?どうするの?」
「だって┅仕方ないじゃ┅」
「なあ?2人とも今は行くの待ってゆっくり考えてからにしたら?」
「ゆっくりって?」
「今日は俺達と一緒に宿に行こう。」
「それが良いわよ?慌て無いで考えてみたら?」
「良いの?」
「良いに決まってるよ、さぁ、行こう!お腹空かないか?なんか食べよう、みんなもありがとう!」
そう言って広場の方へと戻ってこざっぱりとした店へ入った。
テーブルへ座り神妙にしてる2人に静かに話した。
「食べたいの食べて良いから、これなんかも美味しそうだよ?」
「何も食べて無いんでしょ?遠慮しなくて良いのよ?私達、お金持ってるから、フフッ」
「私┅これが良い!」
「バカ!エミリ!」
「イリヤも気を張らなくて良いんだよ?もう緊張しなくて、好きなの食べなさい。」
「だって、だってエミリ泣いてばっかりだもん┅私┅お姉ちゃんだから┅ぐすっ」
「分かってるよ、だからもう心配要らないからね?俺達に甘えて良いんだよ。」
「私達に出会えたのはあなた達の運なのよ?だからあなた達はこれから悪い事は起こらないの。」
「ホント?お姉ちゃんとお兄ちゃんに任せて良いの?」
「イリヤとエミリはこれから幸せになるんだ、絶対だから任せて。」
「私達に任せて、幸せになろうよ?」
「ぐすっ、ありがとう、ぐすっ。」
「お姉ちゃん泣いてる、これ凄く美味しいよ?」
「エミリの方が肝っ玉だね?ハハッ」
どうにか安心してくれて少しずつ笑顔も出てホッとした時に入口が騒がしくなった。
1人の紳士が入って来てこちらへと来ると一礼して話し掛けた。
「失礼致します、あなた様はテオドール様で間違い有りませんか?」
「おっと、まぁそうですが?」
「不躾ですみませんがテオドール様でしたらどうかオルレア子爵様がお待ちです、ご一緒にお屋敷までご同行願います。」
「そうですか┅すみませんが今日の所は失礼します、事情があり行けません、伺う予定でこの町へ来たのですが。」
「そうですか、無理にとはと言われております、必ずの訪問お待ち致してます。」
そう言って帰って行った。
良くわかったな?監視が?
カードはヒロなんだけど?
「アンナの仕業ね!ヒロになってるの報せてるから。」
「だからか。」
「お兄ちゃん?子爵様の知り合い?」
「ああ、子爵の娘さんが俺の嫁さんなんだ。」
「お姉ちゃんは?夫婦って?」
「俺には4人の嫁さんがいるんだ。」
「4人?って!じゃあ貴族様?」
「元貴族かな?フフッ、今は只の冒険者だよ。」
「えっ、じゃあ悪い事して┅」
「違うわよ、この人は自分から辞めたの、貴族が嫌いだからフフッ」
「変わってるね?でも┅なんか好き。」
「貴族って面倒くさいだろ?冒険者なら自由になれるからね。」
「子爵様はみんなから好かれてるよ。」
「俺には荷が重いよ、町の事だけじゃ無く他の貴族共仲良くしないといけないのは。」
「変わってるね?やっぱり、私達みたいな子の面倒は見てくれるのにね?」
「2人とも素直だから貴族様はひねくれてるのばかり、ハハッ」
「ねぇ?今夜の宿も町一番の宿じゃ無いとドリィ達が。」
「そうしよう、2人には服を買ってあげないと。」
「破れてるし小さいわね。」
「そんな┅駄目、私達は大丈夫だから。」
「2人とも俺達の子なんだから合わせないと。」
「そうよ、子供達にそんな格好はさせられ無いからね!」
「サラが見立ててよ、俺は宿を取って来るから。」
サラと2人は服屋へと俺は宿を聞いて向かった。
広場の近くにデカイ門構えの宿はあった。
いかにも高級感がある宿と言うかホテルだった。
子供がいるのでスィートルームみたいな広い部屋を取り迎えに出た。
「こっちだよ!なんだ、着ては来なかったんだ。」
「お風呂に入ってからが良いと思ったの。」
「私達、一月以上体拭いてないから┅」
「サラに任せるよ。」
「女の子の事は仕方ないわよフフッ、任せて。」
ホテルへ着くと2人ともビックリしてポカーンと口を開けたまま部屋へ入りサラに風呂へと連れて行かれた。
ルームサービスも付いてるからジュースとお茶にお菓子を頼みシロとドリィの相手をしていたら3人が風呂から出て来た。
サラは自慢気に2人を見せ驚かせた。
洗った髪は緑がかった色で少し長い耳が濡れた髪の間から見えた。
2人はエルフ。
それもハイエルフの子達だった。




