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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第二章 新天地
31/84

旅立ち


「ウルティマ?これを頼むよ、アンナ達に渡して、このゴーレムが運転するから、魔石に魔力を入れると動くし命令すると自分で判断するから。」

「主様?我は一緒じゃないのですか?」

「これでアンナ達と来てよ、ウルティマはいつでも飛んで来れるだろ、念話で連絡出来るから俺達の居場所は判るしアンナ達だけじゃ不安だから。」

「そう言う事ですか、確かにアンナとマーサじゃね?フフッ」

「そう言う事、ウルティマは留守番してて、俺達は行くから。」

「主様、しばしの別れお達者で!」

「ウルティマもな?じゃ!」

「ウルティマ、頼みますね!」

「サラも!」


馬に股がり屋敷に礼をして静かに進んだ。サラの乗馬技術はギルの指導の賜物だ。

嫁達は全員、乗馬を会得している。

屋敷から放れると力強く走り出した、まだ見ぬ土地フォレスト領ヘと。

ローレンスの町ヘと続く道とは違う、魔の森の近くを東へ向かう道を進む。次の町までは10日程だ。

馬が疲れたら空間魔法で収納して飛行魔法の移動する、休憩を挟みながら次の町を目指す。


フォレスト領まで馬車で8ヶ月から1年も掛かる。のんびりとは出来ない旅だ。

旅の用意は色々としていた、アンナ達へ残した馬車もそうだ。

ゴーレムが操り荷台には空間内にホテル並の装備でトイレ、シャワーにベッドも配置した、空間魔法が使える者達の装備になっている、揺れ防止対策に車輪も軸もロド爺と相談して造った特別車だ。

ウルティマは結界が張れるがアンナ達はまだ練習中だから彼女を残した。

夜は危険が多い、結界を張ってれば安心だから。


ローレンス領都から放れて少し行った丘で森を見ると冒険者達が森の近くの小さな砦から出たり入ったり。

あれが赦された森の入口なんだと2人で話した。

ギルド長のゴメスさんも喜んでるだろうと思いながら進んだ。

夕暮れ近くなり今日のキャンプ場はと?探すと川の近くに広い場所が有った。

窪地を探し河原に近い所に丁度良い窪地があった。

壁を背に土魔法で小屋を造る。

風呂とトイレ、寝る場所が有れば良いから簡単に出来た。

小屋の前で火を起こしバッグから食料を見繕いサラが料理する。

俺は風呂ヘお湯を溜め小屋の廻りに結界を張った。

馬達に水と食べ物を与え話をしてみた。


『お前達、今日はありがとう!』

『久しぶりに遠出して疲れた』

『明日は途中から収納するから』

『収納先は大丈夫?』

『広い空間だからね、休んでれば良い』

『わかった』


本当、魔法って便利だなぁ┅

なんて思っていたらサラが呼んだ。


「ご飯出来たわよ!」

「今行く!」

「何?誰と話してたの?」

「馬達とだよ、明日は途中で収納するからって。」

「フ~ン、テオばっかり、私も動物とか可愛い魔物とかと話したいなぁ。」

「サラ?テオじゃ無くヒロだろ?」

「あっ、なれなくて┅うん、なれないと!頭切り替えなくちゃ。」

「ねぇ?アンナ達も同じかな?」

「そうね、最初はぎこちないけど、やっぱり慣れかな?」

「そうだよね、長い事テオで来たんだから。」

「後どれくらい?次の町まで。」

「10日って言ってたけど馬と飛行だから何も無ければ3日か4日だろうな。」

「でも、あれなんでしょ?方位転移すれば直ぐいけるんでしょ?フォレスト領。」

「俺1人だと転移できるよ?でも皆と行く予定だったから。」

「1人で行っても意味ないわね。」

「新しく皆と住む場所にするんだ、一緒じゃ無いと駄目だろ。」

「着くまでの道のりも含めて新しい生活ね?」

「皆と一緒に作って行く場所ってなんか良いじゃないか?誰も居ない所だし何でも出来る楽しみが有ってワクワクだよ。」

「そしてずーっと住むんだもんね。」

「今は旅を楽しみながら行こうよ?時間は無限に有るし早く着いたら後から来る連中が怒るかも。」

「怒ったりはないと思うけど頑張って片付けて来るのは確かね。」

「一緒にワイワイ言いながらの旅は楽しいだろうなぁ?」

「フフッ、そうね!もっと仲良くなれるしもっと知れるもんね。」

「ほら!見てご覧、川の向かうにレッドウルフの群れが眼を光らせてるよ。」

「あ~やっぱり魔物はいるのね。」

「そりゃ、オズウェルの森が可笑しかったんだよ。」

「どうするの?」

「大丈夫だよ、結界を張ってれば安心だから。」

「近寄って来ない?」

「来ないよ、触れたら吹き飛ぶから。」

「そうなんだ┅ねぇねぇ、教えて!私も結界張れる様になりたい。」

「明日から練習しようか?」

「うん、それと動物とかと話せる様になりたい!」

「ハハッ、良いよ、じゃあ旅の間、魔法を教えるとしますか?」

「お願い、いろんな魔法をマスターしてヒロの助けにならなくちゃ。」

「助けはぁ┅俺はサラのぬくもりが有れば助かるんだけど┅」

「それは助けじゃ無いわよ、必要な事なの!」

「前に言ってたね?2人だけで誰も居ない所でって。」

「あなたも言ってたわ、いずれそうなるって。」

「毎日2人切りだね?」

「そうね┅毎日┅」

「片付けてお風呂にしようか┅これがあれで┅」

「ウフ、私もよ┅あそこがあれで┅」


片付けてお風呂ヘ入ると確かに俺のあれははち切れんばかり、サラの体もほてり瞳は潤んでる

お湯をかけお互いを洗うと手が自然とお互いの三角地帯ヘと伸びる

擦りサラの口が舌が張り切ってる俺のあれにまとわりつき口の中へ含まれる

小さな顔の小さな口では咥えきれず頬ずりしながらペチャペチャと舐める

抱き上げ熱いキスして乳房を揉みかわいい乳首を舌で遊ばせる

手で花弁を擦り丘の粒をなぞると甘い呻きが激しいあえぎ声に替わる

口を運び舌で粒を転がし花芯へ指を入れなぞると最初の絶頂が襲い体をひくつかせ果てた

抱き上げベッドヘ運び寝かせると抱きついて«好き»と呟く足を広げ花弁から花芯ヘと舌をはらわせ彼女の香りに酔う

«もう┅きて»あれを狭い花芯ヘと押し当てゆっくりと進んでゆく

痺れる快感が走り奥へと入る

2人だけの世界

今までと違い彼女は声をあげる

今まで我慢して抑えてた快感の声を解放して更に感じ悦楽の悦びに身を任せる

サラが望むならいつまでも続けられるあれは何度も求めに応える

気を失ってもしばらくすると求めてきた

解放されて欲情を抑えなくて良くなった事が拍車をかけるのか?

何度も果てた

気を失い眠ってしまうまで

ぐったりと汗をかいて寝てる彼女の体をタオルで綺麗に拭き取り改めて裸の姿を見てウットリと見惚れた

綺麗だ

風呂に入り直し眠りに就いた


「もうおきてるの?」

「何言ってるの、お昼近いわよ!」

「そんな時間?マイッタナ┅」

「実は私もさっき起きたのよ。」

「アハッ、まぁ昨日は遅くまでだったから」

「うーんと良かった!今までで最高!」

「何回したのか?」

「もう!回数じゃ無いわよ、2人切りで思い切りだから良いの、誰も気にしないでって初めてだから。」

「これからは毎回そうだけど?」

「ウフ、そうよね!良いわよね、誰も気にしないって。」

「お茶ある?」

「お湯沸いてる、いれましょうね、フフッ」

「なんだか魔物が倒れてる。」

「結界に跳ねられたみたい、起きたらあんなだったわよ。」

「次は隠匿の魔法で小屋を隠しとくか?」

「隠せるならそれが良いわよ、誰かに見られたら嫌だもん。」

「中は見えないけど小屋があれば不味いかな。」

「なるべくトラブルは避けましょ?」

「そうだね、出来る事はしておこう。」

「何か食べたら出発ね?」

「小屋はそのままで良いかな、レッドウルフは収納しとこう他の魔物が寄らないようにそれに状態も良いし。」

「採取もしないと冒険者なんだから。」

「食料調達もしないと。」

「覚える事沢山ね?勉強になる事がいっぱい。」

「戦い方とか変わった薬草とかも後は新しい魔法とか。」

「覚えていきましょ。」


軽く食事をして出発した。

馬達も疲れが無く2人も軽くなった身体で駆けて行く。

青空が広く高く続いて雲1つ無く駆ける後に土埃が連なって拡がる。

気持ち良い風に当たり進んでゆく。

順調に旅は進み10日掛かる道のりも4日で町ヘと着いた。

小さな町だが宿場町みたいな役割の町だ。もちろん冒険者や行商人も1夜の宿を取ったり食料や水、武具の修理など旅に必要な支度をする為の貴重な町でもある。

それに冒険者ギルドもある。

必要な物は揃っていた。

門に並び順番が来て冒険者カードを提示したらすんなり入れた。

宿屋を探したが最初の宿は一杯だったから町で一番の宿屋を聞いてそこにした。

馬屋も繋ぐ所も有って助かった。

部屋を取りまだ夕食まで時間があるからと冒険者ギルドヘ行った。

門から近くの所だったから直ぐに判った。

まぁ町と同じで小さい。

入ると意外と人は少なかった。

カードを提示して買い取りを頼むと気さくなオジサンが対応してくれた。

レッドウルフを15頭ばかしと言うと解体場でと案内されレッドウルフとホーンラビット8匹、オークを3頭出した。

大した金額にはならなかったが宿代と食料を買っても余った。

宿へ戻り風呂に入り夕食を食べ眠ったら朝早く目覚めた。

ホント只の通りすがりの町だった。

こんなで良いのか?冒険の旅は?

何も起こらない旅ってつまらなく無いか?

そんな事を思う何も無い町だった。



「何だか拍子抜けだね?」

「えっ、何が?」

「冒険の旅だよ?」

「普通何事も無く旅をするのが当たり前よ?」

「だけど┅変な期待かな?」

「何も無く旅が出来るのは良いことよ!これからは山間部へ向かうんでしょ?山だと盗賊とか居そうだし、魔物も多いんじゃない?」

「盗賊かぁ、魔物の方が良いけどな?」

「さぁ!行くわよ!」

「わかったから、じゃあ行こう。」


味気ない思いで遠くに見える山ヘと走らせた。





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