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黄昏おじさん異世界飛ばされ楽園創る  作者: 姫野りぉ
第一章 希 望
23/84

冒険者登録と商人登録


ここ、辺境伯領には亜人が多く住んでいる

奴隷制度が無く人々の偏見や差別もない

経済も安定していて、農地も広く鉱山も2つ有り、ダンジョンが3つと仕事が豊富だ自然と人々は、自分の将来を選べて自由があるこの辺境伯領へと集まる



マーサはもうすぐ20歳になる。

ハイエルフの20歳など赤子みたいな者だ。

ただ、長命だから成長の成り立ちが人とは違う。

いきなりと言って良い程に、20歳までは成長が早く波がある。

17歳位迄は人と変わらないが、其れからはあっと言う間に大人の様に成って行く。

マーサの今の姿は2、3年前とは比べ様も無い、進化したのかと思うくらいだ。


身長は、168cm、 バスト 83cm ウエスト 58cm ヒップ 88cm


相変わらず胸は小さいが華奢な体とは言え、見事な桃尻は健在だ。

肥らない体質がペチャパイとは言えず、確かな膨らみに成ってる

まぁ、見事なスタイルだしプロポーションだ。

長命種ゆえ子作りには無頓着かと思えば、マーサは違ってスキ有らばと俺の貞操を狙いに来る。

可愛いのだが、いまいち恋愛感情になれ無くて、残念な結果いつも茶化されハダカで騒ぐと言ったところだ

身内を見渡しても亜人はマーサとロド爺だけで、領主邸に比べたら少ない。

孤児院の子供達には獣人や、人間と亜人のハーフ等入り乱れている。

亜人との付き合いが少ないと感じる今日この頃である。


「はい、次の方。」

「登録をお願いします。」

「登録ですね?」

「えぇ、あっ、2人です。」

「ご一緒と言う事ですね?」

「お願いします。」

「では、こちらに名前と年齢、出身地とか示された箇所に書いて下さい!」

「このパーティー名とか、何ですか?」

「現在加入されているか、加入されるパーティーの事です。」

「パーティー?」

「同じ仲間として活動されるメンバーの事です。けど、後から登録者カードで作成したり再編出来ますので、今、必要と言う訳ではありません。」

「判りました、ご丁寧にありがとうございます。」


サラと一緒に冒険者登録にギルドヘ来た。

必要な事柄を書いて受付のお姉さんに渡した。

彼女は獣人で頭に耳が生えていて尻尾はキツネみたいにフサフサしている。

胸は豊かでお尻も豊か?珍しげにチラチラと見てしまった。

気づいたサラに横っ腹をツネラレタ


「其れではこの水晶体に手をかざして下さい。これは犯罪歴や種族などの情報に偽りがないか調べる為の物です。」


2人共何事も無く登録が済んだ。

其れから別の人?獣人よりケモノらしい人から初心者の心得とランクの説明、依頼のこなし方とか詳しく教えてくれた。

親切にギルドの職員名や役職、施設の事も教えてくれた。


ケモノらしい人はリードと言っていつもは解体の仕事をしている。

受付の獣人さんはイリエラさん 18歳、看板の美人さんで、冒険者の憧れのマト、アイドルでもある?

他に2人受付嬢がいて揃って美人だ。

ギルド長は元S級冒険者で名はゴメス、名前通りいかつい人らしい。

副ギルド長はエルフの超美人らしく(胸は豊かでは無いらしい)見た目28か30歳、ホントは200歳近くだそうだ。

リリエラと言う名前らしい。


説明会が午前、午後から簡単な訓練と言うか指導が1日置きに有るそうだ。

一回は出るように念を押された。


カードを受け取り依頼ボードを見ると薬草の依頼書が多くあった。

全部取って受付に確認して貰うと、嬉しそうに受けてくれた。


「助かるわ!誰もこの依頼受けてくれなくて、薬草採取は危険だもの、Eランクでは森の近く迄は行けないし、。」

「そうなんですか?」

「ええ、近くには薬草なんて無いからどうしても森の近くまでいか行かなくちゃいけなくて。」

「これ全部、3日以内の依頼ですね?」

「ええ、3日過ぎると違約金が発生するから期限は守ってね。」


ウィンクされた?

12枚か、簡単だな。


冒険者ギルドから商業ギルドへ行き、そこでは俺だけ登録した。

サラはすでに登録しており、商業ギルドではお得意さんの応対だから、俺は別でギルドの案内になった。

登録カードも出来た頃はお昼を過ぎていた。


「テオ?なにか食べましょ?」

「何が良いかな?なに食べたい?」

「う~ん、ねぇ!あそこのレストランは?」

「そうだね、あそこに行こうか?」

お目当ての店に入り頼んで話してた。

「やっと登録出来た。」

「良かったね?でもちょっと気になってるんだけど!カード見せて!」

怖い剣幕で言われてそっと出した。

「なによこれ!名前が違う?」

「ハハッ、2枚ともヒロ・タチバナで登録したよ!」

「したよ┅って?どうして?」

「ギルドに入ったのは家を出た後の為、冒険者になって旅をしながら生活するんだ。」

「それは判るけど?」

「ローレンス家から出るんだ、名前は使えないよ。」

「でも、テオの名前は?無くしても良いの?」

「家を出て、この土地から離れるんだ、元の名前が良いからさ!」

「転生前の名前┅」

「シロ爺や女神達も前の名前で呼ぶし、貴族籍も失くそうと思ってるから。」

「わかった、家を出た後はヒロって呼ぶのね?私はサラ・タチバナになるのね?」

「嫌かい?」

「ううん!なんかカッコイイ!」


運ばれてきた料理を食べながら楽しく話した。

帰り道で薬草を集めてしまおうと決めて門へと歩いていると後ろから肩を叩かれた。


ポンポン


「どうして?どうして!来てくれないんですか!」

「ハイ?」

「お久しぶりですね?サラさん、テオドールさま!」


マリアだった┅はぁぁ


あの事件からマリアとは2度程しか会って無い、何だか会いづらく遠慮した。

ウリエルが勝手に魅力のスキルで取り込んだせいでマリアの圧が強くて┅

半年前に会った時はやっとの思いで逃げた。

男としては嬉しいのだが、ネタばれの誘惑は有難迷惑この上無し!


「マリアさん、お久しぶりですね?」

「サラさんもお元気そうで何よりです。」

「ええ、タニアからの手紙にもマリアさんの事が書かれていて、懐かしがってました。」

「タニアちゃん勉強励んでるみたいですね?私の所にも手紙が来ます。」

「タニアはマリアさんの事、尊敬してますから。」

「尊敬だなんて、かわいい妹だと思ってるんです。」

「これからもタニアの相談とか仲良くして下さい。」

「ええ、もちろん、王都の教会へも行ってるみたいですし、回復の魔法も使える様になったって!」

「あの子ったら、そんな事まで、マリアさん?あんまり魔法の事は言わないで下さいね?」

「ハイ、承知してます。」

「お願いしますね?では、これで。」


頭を下げ振り向き門の方へ歩きだした。


サラ!グッジョブ!


手を繋いで立ち去り、何も無かった様に話しながら歩いた。

しかし!

怖い声が聞こえた。


「テオドールさま!少しお話しがあります、お時間、宜しいでしょうか?」


冷たい汗がジワリとでた

どうしてこうなった?

女好きでは無かったのか?

魅力的な美人なのに、ナゼ?

ウリエル!お前のせいだぁ!

どうにかしろぃ!



『告 創造神様からご命令なされてる

筈です マリアを娶る事は

簡単になっております

主様は早く押し倒し契りを』


なななにを! 押し倒しですとぉ!

ウリエル?カゲキ過ぎないかい?


『解 男女の交わりは男が

主導 マリアは未経験 よって

主様の技術で契りを』


もう、いいです


「ハイ?なんでしょうか?」

「あら!いっぱいお話しがあります!」

「テオ?私は門番の詰所で待っていましょうか?」

「ハハッ、そうしてくれる?」

「わかった!じゃあ。」


そう言って1人で行ってしまった。

置いてか無いで┅


「マリアさん?」

「もう!さんはナシと言ったでしょ!私はずーっと待ってたんですから!帰り際、またね!って言ってたのはあなたですよ?」

「確かに、でも決まり文句じゃ無いですか?」

「ああっ!敬語!どうしてそんなに他人行儀なんです?命を掛けたお付き合いでしょ?私は、わたしはこんなにお慕いしてるのに┅嫌いですか?」

「イヤイヤ!好きですよ!ええ!マリアの事、好きです。」

「あ~っ、好きだなんて┅」

「どさくさ紛れにキスは駄目!どうしちゃたんです?」

「わたし、貴方の事を想うと胸がキュッと痛みます。」

「恋ですか?」

「ハイ!確かに恋ですよね?こんな気持ち初めてだから」

「俺はどうすれば?」

「お任せします、私もわからないので」

「あのぉ?じゃあ俺が貴女を好きだと思ったら貴女を好きにして良いんですね?」

「ハイ┅このままじゃ嫌です、貴方を待つだけの女じゃあ┅」

「其れでは夜、貴女の枕元へ現れる時まで待ってくれる?」

「ハイ!待ちます!きっと来ると信じて。」

「その時はちゃんと話しましょう、俺の事や貴女の事も?」

「待ってます、待ってるから┅」


そう約束して別れた。

サラと一緒に転移して屋敷ヘと戻り精霊樹の森で簡単に薬草を集め依頼を済ませた。

10本で1束の薬草を12束、違うのを8束、他にも出来たので余分に作った。

その後、これからの事を話し合った。

サラの屋敷での仕事はあまり無い。

元々、乳母として来てるのだから、俺と一緒にいる事が仕事なんだが?

冒険者としてやらなければいけないのは、強くなる事。

今でも充分強いのだが、まだ強い相手には出逢えていない。

それに、サラも一緒に旅に出ると決めている。

アンナもだ。

いつ出て行くのか?いつ頃が良いのか?

どう話したら良いのか?

出て行くと言っても何も決まらない。

いっそ、お父様が出て行けと言ってくれたら楽なのかも知れない。

成人まで5年┅

長いなぁ┅

今の生活が満ち足りているから、先の事がボヤけている。

もっと何かを?しないといけない┅






『告 スキルの統合が完了

しました』



なんだって!また勝手にぃ!







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