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ホウレンソウは大切です。

ちょっと短いですが、可愛い3人組?ぽい話。


シルヴィーが予想した通り、イザベルはウィリアムとシルヴィーの仲を誤解しており、ガーデンパーティーの席で同じ予知夢を見た為、真実になら無い様、話し合い、歩調を合わせていた事を話すとホッとした顔で自分も2人の予知夢を知りたい、と言ってきた。


2人はノーマルを共通の夢、と言いそちらは潰せたがハードはシルヴィーだけが見た予知夢だと言って、此方はまだ油断が出来ない状態だと教えた。


「そんな。私がウィリアム殿下から冤罪で断罪されるなんて……」

「酷い予知夢だろ。君を悲しませたく無かったからシルヴィーと頑張って潰していたんだ」


ウィリアムが申し訳なさそうな顔で泣きそうなイザベルの顔を覗き込んでいる。

ウィリアムがその美貌をフル活用してイザベルを溺愛しているのを周りに見せ付けている事を知っているが、シルヴィーはまるで止めない。


「シルヴィーごめんなさい。私、本当は貴女がウィリアム殿下の恋人だと思い、婚約も貴女との関係を隠す、隠れ蓑だと思ってましたの」


いまいちウィリアムの溺愛っぷりを理解していないイザベルが、ぎゅっとシルヴィーの手を取る。


「いいえ。おいそれと話せる内容では無かったので、ある程度片付くまでは、と話さなかった私にも非がありますから」


誤解も解け、これから4年後の事を3人で話し合う事になった。


「基本的にこの4年間はイザベルもウィリアム殿下もそのままで大丈夫ですが、イレギュラーな問題がありましたら報告、連絡、相談。訳してホウレンソウをして下さい」

「おう。俺の方は、隣国の動きは逐一連絡するようにする」

「私は何に気を付けたらいいかしら?」

「イザベルは出来れば令嬢達の動きを観察して、親しくなって下さい。カーボン男爵家には今の所令嬢は居ないようなので、いつ頃養女になったか判ると対処しやすいので」

「解ったわ」


シルヴィーに頼られた事が嬉しいのだろう。イザベルはウキウキしながら頷いた。


「それとウィリアム殿下。婚約式と立太子式は万全の体制で挑んで下さい。間違っても揚げ足を取られないように」

「相変わらず手厳しい」

「平穏な新婚生活、送りたいのでしたら努力を惜しまない事です」


シルヴィーはウィリアムの参謀としてのスタンスを貫くつもりで、有能で男前なシルヴィーに2人はクスクスと笑った。

訂正。可愛いのはイザベルちゃんだけみたいです。

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