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平凡男と帰らぬ日常  作者: 甲斐優人
1/3

プロローグ

どーも!お初です!趣味で書いたもので、見苦しいならぬ読み苦しいかもしれませんが、是非皆さん読んで頂けると幸いです。

「慢心するな。所詮子供に出来る事など限られている。確かにお前は同世代では飛び抜けているかもしれない。だが、自分の力を過信するな。その過信がお前を殺す」

この頃の俺はこの言葉を初めて聞いたとき自分は違う。俺だけは特別だと有りもしない妄想にしがみついていた。確かに俺はある特定の面から見たら飛び抜けていたのかもしれない。だが、所詮俺は万能では無かった。俺は、確かに()()()()()()。この頃の俺は何も見えてなかった。俺は弱かった。弱い俺は何一つ守る事が出来ず沢山の物を失った。失敗したとかそういう次元ではなかった。そこにあったのは、事実だけがあった。いつからか俺の心が剥がれていくのを感じた。空っぽになりそうな俺のなかに残った物は、痛み、後悔、記憶それだけだった。

思えば、この時を境にして、俺は、目立たず、特別性がない人間。ようするに、個性的が何もないモブになろうとした。そして俺は、あの一件以降物語の主人公ではなくモブになった。だが、俺は気づいていなかった。愚かで傲慢な自分が傷つく事を恐れていた弱い自分。そして、変わることを恐れた自分が、表面上だけ取り繕っている事に。そう、あの日までは……

如何も何も無いかもしれませんが、これからが本番なので、次回話も是非。

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