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俺とお嬢と旅争記  作者:
俺とお嬢と魔法使い
8/9

episode1-8

一体何が起きたんだ?なんで爆発したんだ!?

さっきまでいた、牢だったものから煙が立ちのぼる。

あの女性がやったのか?

光線玉?でも爆発したしなぁ・・・・。

とりあえずここから逃げた方がいいな。だが・・・このままあの女性が爆弾(?)を使って被害者が増えるとまずい。警備員はどうでもいいけど。

「お嬢、どう思う?これから・・・」

「よくあの人数を跳べたわね・・・」

今はそんな話してないぞ、お嬢。

ちゃんと言い直そうとした時、牢だったものから人影がゆっくり近づいてくる。

選択肢は決まった。逃げるだ。

「とりあえず逃げるぞお嬢!今は他人の面倒は見られない!」

「えぇ!?何の話!?おいてかないで!」

チュドーン、と後ろから爆発音が聞こえる。あのまま迷っていたら粉々になっていたのかもしれない。

冷静に考えているフリして、結構焦ってる。どうする、逃げてばかりじゃだめだぞ・・・・。

次々と爆発していく壁や牢獄。お嬢の髪の先が焦げているのは気のせいだろう。

「ちょっと!行き止まりじゃない!」

まずい、これはまずい。前には壁。後ろからは何故か怒っている女性。絶体絶命だ。

「私を狙う人は容赦しません。観念して粉々になってください」

あと6m、お嬢は銃をさっきの牢においてきたみたいだし・・・解決法がない。

「お嬢は俺の後ろに隠れてろ」

「え・・・?どうする気なの?」

「カバンの中になにか大きい音が出そうな物はないか探してくれ」

ガサゴソとカバンの中を探るお嬢。

「あ、縦笛!」

なんでだよ!逆になんでそんなのが入ってんだよ!

「まぁいい!かしてくれ!」

使い方は分からないが、とりあえず息を吸って笛を吹く。

乾いたおとが、響き渡る。

「一体何をしたのですか?」

「悪あがき・・・これが今精一杯だ」

俺の策が成功したら、ここは切り抜けられる。

頼む、来てくれ・・・!

「こっちだ!こっちからおとがしたぞ!」

「あれは・・・さっきの侵入者だ!捕まえろ!」

女性の後ろから、多数の警備員が向かってくる。成功だ。

「ねぇ、これが・・・・?」

「あぁ、策だ」

俺の策は、警備員をココへ呼び寄せること。そして・・・・

「落とし穴だ!第15エリアを落とせ!」

声と同時に俺とお嬢、女性の地面がパカっと割れる。

「お、落とし穴・・・!?」

「これが策ぅ!?」

「違うのを予想してたんだが、けっ、結果オーライ」

そのまま重力に引っ張られ、真下へと落ちて行く。

さて、ここからどうするか・・・な。(焦)






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