episode1-8
一体何が起きたんだ?なんで爆発したんだ!?
さっきまでいた、牢だったものから煙が立ちのぼる。
あの女性がやったのか?
光線玉?でも爆発したしなぁ・・・・。
とりあえずここから逃げた方がいいな。だが・・・このままあの女性が爆弾(?)を使って被害者が増えるとまずい。警備員はどうでもいいけど。
「お嬢、どう思う?これから・・・」
「よくあの人数を跳べたわね・・・」
今はそんな話してないぞ、お嬢。
ちゃんと言い直そうとした時、牢だったものから人影がゆっくり近づいてくる。
選択肢は決まった。逃げるだ。
「とりあえず逃げるぞお嬢!今は他人の面倒は見られない!」
「えぇ!?何の話!?おいてかないで!」
チュドーン、と後ろから爆発音が聞こえる。あのまま迷っていたら粉々になっていたのかもしれない。
冷静に考えているフリして、結構焦ってる。どうする、逃げてばかりじゃだめだぞ・・・・。
次々と爆発していく壁や牢獄。お嬢の髪の先が焦げているのは気のせいだろう。
「ちょっと!行き止まりじゃない!」
まずい、これはまずい。前には壁。後ろからは何故か怒っている女性。絶体絶命だ。
「私を狙う人は容赦しません。観念して粉々になってください」
あと6m、お嬢は銃をさっきの牢においてきたみたいだし・・・解決法がない。
「お嬢は俺の後ろに隠れてろ」
「え・・・?どうする気なの?」
「カバンの中になにか大きい音が出そうな物はないか探してくれ」
ガサゴソとカバンの中を探るお嬢。
「あ、縦笛!」
なんでだよ!逆になんでそんなのが入ってんだよ!
「まぁいい!かしてくれ!」
使い方は分からないが、とりあえず息を吸って笛を吹く。
乾いたおとが、響き渡る。
「一体何をしたのですか?」
「悪あがき・・・これが今精一杯だ」
俺の策が成功したら、ここは切り抜けられる。
頼む、来てくれ・・・!
「こっちだ!こっちからおとがしたぞ!」
「あれは・・・さっきの侵入者だ!捕まえろ!」
女性の後ろから、多数の警備員が向かってくる。成功だ。
「ねぇ、これが・・・・?」
「あぁ、策だ」
俺の策は、警備員をココへ呼び寄せること。そして・・・・
「落とし穴だ!第15エリアを落とせ!」
声と同時に俺とお嬢、女性の地面がパカっと割れる。
「お、落とし穴・・・!?」
「これが策ぅ!?」
「違うのを予想してたんだが、けっ、結果オーライ」
そのまま重力に引っ張られ、真下へと落ちて行く。
さて、ここからどうするか・・・な。(焦)




