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C C O  作者: 大雅
1章
8/8

5話

門を通り抜けた先は草原だった


門から真直ぐと石畳の道が続きその道を挟み背の低い草が生え


草原には色とりどりの小さな花があちらこちらに咲きのどかな風景が


広がっていた


「おぉー、結構いい景色だなぁ」


「私はもう慣れたけど、最初見たときは、私もそう思ったよ」


雪姫ゆきが相づちをうった


「まずは、このフィールドにいるポヨンとピヨを狩るから頑張れ!」


と拓に言われ、門を離れ草原に足を踏み入れて少し行くと


水色の丸い物体がピョンピョンと跳ねていた


「あっ。お兄ちゃんいたよ!あの水色のがポヨンってモンスターだよ」


「あれはこっちから攻撃しない限り襲ってこないしリンクもしないから


まずはあれで小手調べしてみろよ」


「やってみますか」


ダガーを構えるとヌプンと寒天を包丁とかで刺した時の感触があった


感触も結構本格的に感じるんだと思っていたら


ポヨンが方向転換をして体当たりしてきた


「うぉ」と咄嗟に避けて、ダガーをもう何回か斬り付けると弾けて消えた


「お兄ちゃん。おめでとう!初狩り成功だね!」


「ついでだから、他の武器も試してみればどうだ?」


「そうだな・・・次はソード使ってみるか・・・ん?なぁ?何か落ちてたけど


これなんだ?」


ポヨンを倒した後に水色のビー玉みたいなのが落ちていた


ダガーからソードに装備を換え、落ちていた物を拾う


「青ポヨ玉だよ。それを拾って町とかにいるNPCの商人とかに売って


お金を稼ぐんだよ。他にもスキル習得でフィールドにある薬草とか


そういうのも取れるようになるよ」


それから、ポヨンを数匹狩った所で音楽が鳴りLvが上がった


【Skillステップを習得しました】


「Lv上がったんだが、Skillステップ習得とか出たんだが?」


「おめ~っと、ステップから習得したか・・・


ベースLv10まではランダムでスキルが習得できるんだが


ちなみにランダムって言ったが、取れない場合もあるんだ


リアルラックが無いと最悪1個しか習得できない場合があるらしい


ステータスのラックも影響するとかいわれてたりもするな」


「ふーん、ところでこのスキルってどう使うんだ?」


「えっとね。『スキル名』を言いながら『行動』が基本だね


お兄ちゃんが取ったステップの場合は『ステップ』って言いながら


真上以外に『跳ぶ』事で発動するよ!


ちなみに真上に『跳ぶ』のは『ジャンプ』って別スキルがあるんだよ


あとはね・・・スキルは行動によってLvが上がるから何度も使う事でLvが


上がるんだよ!」


雪姫にスキルの使い方を聞き実践してみるステップと言いながら横っ飛び


をすると普通に跳ぶより2倍近く移動した


「この『ステップ』とかは基本スキルって呼ばれるヤツで、ベースLvが上がると


習得できるんだが、さっき言ったようにLv10になるまでだ


だから街にあるスキル屋って所に行って取れなかったスキルを買ったりもできる


街の中で言ったJobLv10になる前に『Cross』させるとスキルも消えるっての


憶えてるか?さっきスノウが言ったようにスキルは行動でLvが上がるがJobのLvは


戦闘での経験値でないと基本的に上がらないものが多い


剣士のJobで剣を素振りする事で剣修練のLvをあげてってのも出来るしそういうので


スキルのLvを上げてから戦闘をするのもいるからな、だがJobが上がる前にボケて


『Cross』させて、折角上げた剣士系スキルを全部消したヤツもいるから


気を付けてくれよ」


聞きながらステップの練習をし、ポヨンを見つけたら拓から貰ったソードで斬り付ける


を繰り返していくと、またLvが上がった


【Skill格闘を習得しました】


テロップが現れ、新たなスキルを手に入れた

ステータス

オータムLv3 ♂ 旅人Lv1

旅人の帽子

旅人の服

旅人のズボン

シューズ

バックラー

ソード

【Skill】

ステップ 格闘

【所持金】

20495G

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