2話
「おーい。ロキさーんこっちー」
雪姫が拓ことロキを見つけたらしく手を振っている
拓・・・ここではロキの方が良いのか・・・ロキは
銀色の鎧に身を包んで、金髪に髪を染めているがそこまで外見を変えていなかった
なので、俺も認識するとすぐに拓だと気付けた
「よう。来たな。名前はオータムか・・・ひとまず『フレンド登録』な?」
拓と『フレンド登録』を済ませると、どこまで聞いたのか聞かれたので
『フレンド登録』『ステータス』『アイテムBOX』あと『フレンド呼び出し』
の4つは聞いたと言うと、「後は『Job』『Skill』『Cross』かな?」
「お兄ちゃん。まずは『ステータス』を開いて?」
俺は、「ふむ」と頷くと『ステータス』を開く
【オータム・Lv1・♂・旅人Lv1】
Atk5
Spd5+1
Vit5
Dex5+1
Int5
Luk5+1
Skill
ステータス画面にはそれだけが出ており説明を待ってみる
「ん?出たか?まずは、一番上に名前・キャラのLv・性別・Jobが表示されてるな?
次に、設定の時に振り分けたP通りに出てるはずだ」
「なぁ?振り分けたPの後ろの+1とか出てるのは何だ?」
「それはね?お兄ちゃん。Jobボーナスって言って取ったJobごとにある修正値
があるの。それでJobLv10以上になると修正値を他のJobになっても残すことが
出来るようになるの。後、JobのLvが上がる事で修正値も変化するよ。
さらに、JobLvが上がると上位職と呼ばれるのになれるの
簡単なのだと・・・剣士から騎士になるとかかな?」
「まぁ、そんな感じだ。次に『Skill』だな。
これはJob事に習得できる『Skill』が違って俺みたいな戦士系のJobだと剣とかの
直接攻撃系の『Skill』を多く習得できるし、
スノウみたいな術士系のJobだと魔法とかの『Skill』を習得できるって感じだな。
その他にもこの街なら、料理とかの趣味成分の強いのも教室に習いに行って
『Skill』として習得出来るものもあるんだ」
なるほど・・・Job事に憶えれるものと憶えられないものがあると
その他に、簡単に言えば料理教室みたいなのに行って習って来いって感じか
「最後に『Cross』の説明だな。これは『Job』と『Job』を掛け合わせたり
『Job』と『Skill』を掛け合わせる事で、新たな『Job』を作る事が出来る
例えば・・・剣士と魔術師を掛け合わせると魔法剣士になるとかだな
今のが『Job』×『Job』で、『Job』×『Skill』だと・・・
槍兵と泳ぐの掛け合わせで漁師だったかな?大まかなのはこんな感じだな」