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C C O  作者: 大雅
プロローグ
1/8

0話

「なぁ秋良あきらVR(ヴァーチャルリアル)のオンラインゲームやらないか?」


大学の講義が終了し、これから夏休みに入るという日にゲームオタクの悪友、御崎拓みさきたくに誘われ


拓の家に行くと其処には、ダンボール箱が1個置かれていた。


「実はな?VR用のHG(ヘッドギア)が懸賞で当たったんだが、学校のヤツにやるのも何だし


自分用のは持ってるしな。そこでお前にこれを進呈しようと思ってな」


結構前から、この悪友は妹と手を組み、俺を引き込もうと色々と画策していたらしい


この悪友がはまっているオンラインゲーム『Cross Cross Online』と言うらしいんだが


俺の妹の雪姫ゆきが同じオンラインゲームをやっているらしく、妹からもやらないかと誘われたんだが


「態々HG買ってまでやる気は無い」と言って諦めさせていた


そして今回、HGを用意までされると諦めるしかなくなってしまった次第である


「分かった。やればいいんだろ?だがそのゲームって金掛かるんじゃないのか?」


「基本料は無料だぜ。特殊なアイテムとか買う時だけ課金するようになってる」


「ふーん・・・まぁ、金が掛からないならやってもいいか」


「HGは精密機械だから、箱のまま持って帰ってくれな?設置方法や最初の設定は雪姫ちゃんが


知ってるから、そっちで教えてもらってくれ」


「分かったよ。設定とか終わったら連絡入れるからな。お前が引き込んだんだから最初のうちは色々教えろ」


「OK。OK。俺は先にログインしてるから、設定が終わってログインできたら雪姫ちゃんに言えば俺の事を


呼び出す方法を教えてくれるはずだ。教えんのはそれからでいいだろ?」


「そうだな・・・ひとまず、これはありがたく貰っとくよ」


と、HGの入っているダンボールを掲げる


「ういうい。貰っとけ。貰っとけ。そんで俺の遊び相手になるのじゃ」


拓はおどけながら返事を返してきた


「これ設置する為に帰るかな・・・んじゃ拓。また後でな」


「ういうい~。後でな~」


俺はHGの入ったダンボールを抱え帰って行った

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