007 そんなことより異世界(恋愛)ネタ考えてみた。
凝りもせず【異世界(恋愛)】考えてみました。
ただし、二次創作ものなので著作権に引っかからない慎重に……
【タイトル】
なんで私がシンデレラの義姉に? バッドエンドしかない世界へようこそ!(仮)
【出だし冒頭】
私は不幸な三十路女、瀬田律子。
いつか【白馬に乗った王子様】的なイケメンが私の前に現れるシンデレラストーリーが始まる事を信じて、今日という日を生きてきた。
そんな私は会社の飲み会でベロベロにされてしまい、今まさに中年上司に無理やりラブホテルに連れ込まれようとしていた。
「やめへ下ひゃい!私にはしょんな気はありまひぇん!」
「ふふふ、今さら何を言っているのかね。君だって本当は期待していたんだろう?」
歪んだ笑みを浮かべ、覆いかぶさりながらホテルに入ろうとする上司!
加齢臭が鼻腔を濁し、思わず吐きそうになる。
「いひゃです!」
― ドンッ!
私はこんな加齢臭漂う中年男の手籠めにされてたまるかと、思いっきり突き飛ばした!
「ぐえっ!」
こんなに力強く反撃するとは思わなかったのだろう。
上司はホテル入り口のピンク色した案内板に頭を打ち付けた!
「ぎゃああああ、いでででででで!」
打ち所が良かったのか上司は頭を抱えて転がりまくる。
へん、ざまあみなさい!
三十路女の力を甘く見ないでよね。
て、あれ?
― パパパー!パーーーーーーーーー!
けたたましいトラックのクラクションが鳴り響く。
「あ、あれ……」
酒のせいで足元が定まらない私は、上司を突き飛ばした反動で道路へスッテンコロリ……
そこへ猛スピードで迫る5トントラック!
うそ、私の人生これでおしまい?
しかも最期に見たものがラブホの看板【ホテル・シンデレラ】なんて……
そんなふざけたシンデレラストーリーあんまりだ~~~~!
― キキーッ!
トラックの急ブレーキの音が響く。
私の現実否定も空しく、ぐしゃりと不快な感覚が顔全体に広った。
同時に私の意識はこの世界から消失した。
*
「お義姉様、どうかお許し下さい!」
「煩い、ドジでノロマな亀め!私の言う事には絶対服従…………あれ?」
次に私の意識が回復した時、何故か私は歳の頃なら15歳ほどの薄汚れた少女をゲシゲシと足蹴にしていた。
この少女の名はシンデレラ!?
どうやら私はシンデレラの義姉に転生したらしい。
つまりここはシンデレラ物語の世界!
と思ったのだけど、そこは似て異なるサイコパスだらけの世界だったのだ……
【シンデレラ物語】ではなく【灰かぶり姫】の世界に転生してしまった女性主人公の物語です。
とりあえずプロット無しにツラツラと5千文字ほど書きましたが、ここからどうやって恋愛につなげればいいか見当もつきません(w)
チビチビと進められればいいな。