試合が終わって……
試合は勝利!
徳井は日本チャンピオン!
結果が出て何よりです。
佐伯は明日、合格発表ですけどね・・・
池本達は徳井を外で待つ。
少しすると、会長·石谷トレーナー·篠原トレーナーと徳井が出て来た。
「池、頼んでいいか?」
「はい、任せて下さい!」
「頼むぞ池本!」
「池本君、よろしくね!」
「は~い、お疲れ様です!」
会長達は帰って行った。
徳井は池本達に合流する。
「おめでとう、とっ君…………ぷっ……くくく、あっはっはっは!」
「!?……池本さん、何でその呼び方を……」
「ごめん、私が言っちゃった……」
「ええ~……ダメだよ~!」
「しょうがないじゃないか、もう聞いてしまったんだから……人間諦めが大切だよ、とっ君!」
「いや~、徳井がとっ君か?……デレデレだな!」
「日本チャンピオン、とっ君!……ちょっと笑える!」
「とっ君先輩……どこかのお笑い芸人にいそうですね!」
「みんな、からかわないでよ~!」
「ねぇ、喜多さん……喜多さんも呼び方考えようよ!」
「!?……こんな所で言う事じゃないって!」
「ええ~……ダメなの?」
「まあまあまあ……喜多、諦めろ……お前は今日から[キータン]だ!」
「!?」
「池本さん上手~い!キータンでよろしくね!」
「マジか……」
「不満?」
「いや、大丈夫です……」
「尻に敷かれてるな……この際だからはっきりさせよう。とっ君、キータン、てっつん、ふっ君な!」
「池本さん、2人は分かるけど……俺のてっつんは意味分かんねぇですよ?」
「いいじゃないか手塚、一緒にいじられようよ!」
「お前だけ蚊帳の外はずるいぞ!」
「俺のふっ君は、全然意味が分からないですよ?」
「勢いだ、気にするな!」
「池本さんは無いの?」
「池本さんも付けようよ!」
「流石2人!…池本さんに言えるのは2人しかいない……どんどん言って!」
「こうなったら、池本さんも道連れだ!」
「1人だけ逃がしませんよ!」
「みんなでいじられましょう!」
「ちょっと待て、お前等結託し過ぎだろ?」
「まあまあ、池本さん……渡辺さんに決めて貰いましょうよ!」
「渡辺さん、結構あだ名上手いんですよ!」
「諦めて下さい!」
「さぁ、渡辺さん!」
「……決まりました!池ポンです!」
「おいおい、ゆずポンじゃないんだから……」
「じゃあ、ジュンタック、もしくはイケモッチャン、更には……」
「はい、池ポンで大丈夫です。私は池ポンです……」
『流石渡辺さん!』
「とりあえず飯行くぞ、今日は奢りだ!」
『私達も?』
「勿論!」
「やった~!」
「ご馳走様です!」
「ありがとうございます!」
「流石池本さん!」
「はいはい、こういう時だけな……分かったから移動するぞ!」
10人で移動する。
居酒屋に10人で入る。
それぞれが好きな物を注文する。
「池本さん、何頼んでもいいんですか?」
「ああ、好きなだけ食べろ!酒はダメだぞ!」
「私達はお酒も飲んじゃおう!」
「それは構わないけど、飲み過ぎないでよ!」
『は~い!』
「池本さん、何頼みます?」
「唐揚げだな!」
「分かりました!」
先に飲み物が来る。
「よし、乾杯しようぜ!」
「そうだね、やっぱりここは……」
「まあ、池本さんだろう!」
「池本さんお願いします!」
「わ~い、お願い!」
「早く、池本さん!」
「なんか喋ってね!」
「お笑いはいらないからね!」
「よろしくね、池ポン!」
「!?……はいはい、分かりました……まぁ、良く頑張ったよ……乾杯!」
『カンパーイ!』
「あ、池本さん、唐揚げ来た、はい!」
「おう、ありがとう!」
「あれ、唐揚げがもう一つ?」
「もう一個唐揚げ来たぞ?」
「池本さ~ん、わざとやったでしょ?」
「……まぁ、みんなで食べようか!」
『はい!』
楽しい時間は、あっと言う間に過ぎていく。
「さて、帰るか?」
『は~い!』
池本は会計を済ませ、みんなと居酒屋から出て行く。途中の公園でみんなで寄る。
「池本さん、やりましたよ!」
「しっかり勝ちました!」
「日本チャンピオンになりました!」
「俺は明日、結果が分かりますけど……」
『みんな頑張ったよ!』
「ああ、みんな頑張ったな……これからもしっかり気を引き締めないとな!」
『はい!』
「気付いてたか?…徳井は俺を超えたんだぞ?」
「えっ、何かやりましたか?」
「何だ、分からないのか?……お前、11戦目で日本チャンピオンだろ?……俺は12戦目だぞ!」
『本当だ……』
「スゲェな徳井!」
「やったな!」
「真面目に凄いです!」
「お前等はもっと頑張って、もっと早くチャンピオンになれ!」
「「「はい!」」」
「ねぇ、みんなで写真撮ろうよ!」
『賛成!』
「池本さん、チャンピオンベルト、持って来ましたか?」
「ああ、持って来たよ!」
「じゃあ、撮ろうよ!」
「私達とも撮ってよね!」
「約束でしょ!」
「覚えてるよ、だからベルト持って来たんだよ……」
「「やった~!」」
公園に居た人に、それぞれの携帯で写真を撮って貰う。全体写真が終わると、それぞれ好きな様に、好きな面々で写真を撮った。
池本は、渡辺さん伊藤さんとの3ショット、徳井とのベルトを肩に掛けた2ショット、ジムメイトとの5人の写真を撮った。
「ねぇ、全員で撮ろうよ!」
『賛成!』
10人での写真は、全員が携帯に入れた。
「お前等、今後の目標は?」
「俺は、早い内に東洋太平洋チャンピオンですかね!」
「俺はさっさと徳井を追い抜く!」
「俺は、2人より早く世界チャンピオンですかね!」
「俺は甲斐に勝って、池本さんみたいになる!」
「おいおい、甲斐って誰だよ?」
「強いのか?」
「何かあったのか?」
「去年、県大会で何度も対戦した、俺の1つ上の男……さっき池本さんと会って、戦線布告されたんです!」
「それはしっかり勝たないとな!」
「勝って上を目指そうぜ!」
「しっかりやるだけだよ、ねぇ池本さん?」
「うん……そうだな…………それで、お前等の今後の目標は?」
『!?』
「池本さん、からかってるでしょ?」
「真面目に答えた後、いつも茶化すんだから!」
「たまには真面目に決めましょうよ!」
「悪乗りですか?」
「…………ああ、悪い……まぁ、頑張ろうぜ!」
『はい!』
「男性陣ばっかり盛り上がって……」
「ずるいよ、みんな!」
「私達も盛り上がりたい!」
「私達だって仲間なんだから!」
「仲間に入れて、池ポン!」
「…………池ポン?」
「結局、気に入らないんですね?」
「……まぁ、いいじゃないか……みんなで盛り上がろう!」
『はい!』
楽しい時間は過ぎていった。
池本はそれぞれに送って行く様に話をした。
池本は渡辺さん伊藤さん、いつもの2人と帰る。
「今日はありがとう、池本さん!」
「楽しかったし、ご馳走様でした!」
「うん?……いや、俺も楽しかったよ!」
「何か、池本さん疲れてない?」
「そんな事ないよ!」
「そうですか?…何かちょっと変ですよ?」
「はっはっは、俺は変わらないよ。それを変だと言われると、いつでも変な奴になっちゃうよ!」
「そうですか?……ならいいですけど……」
「2人はどうよ、将来の夢?叶いそうなの?」
「デザイナーの会社、最終面接まで行ったの!もう少し!」
「私は、今度2次面接……頑張らないと……」
「……そうなんだ……で、夢は叶いそうなの?」
「馬鹿にしてるな、池本!」
「いつでも茶化して、本当に適当なんだから!」
「ご、ごめんごめん、ちょっとぼけっとしちゃった……」
「もう、いつもこうなんだから!」
「またには最後までちゃんと相手して下さい!」
「……まぁ、気を付けます……」
「「よろしい!」」
池本は2人を送って行った。
楽しいひと時・・・
徳井は1つ、池本を超えました!
みんな、更なる高みを目指して頑張って欲しいですね!
熱くなって来ました!




