第1話
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神話の時代に神々と邪神達との戦争が起きた。神々も邪神達も力を使いすぎた。そして神々と邪神達は考えた。神々は己を神装と呼ばれる装備にかえて、邪神達は邪獣を生み出した。
神装とは、神のちからが宿る神器。神装はランク付けされている。下から順にD、C、B、A、S、Gと枠づけされている。
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森林を歩く白銀色の目、白金色の髪、くせっ毛があるのが特徴黒いローブを着ている。太っているわけでも痩せているわけでもない体型。紅い色の十字架を首にかけた少年の名前はレイン・ハルトス。レインは今、とある場所に向かっている。ハレミヤ特殊部隊構成学園という所だ。ハレミヤと言う町にあると聞いている。その為に歩いて向かった。特殊部隊構成学園とは神装を扱える人を邪獣と戦えるように教育している学校。特殊部隊構成学園の近くで邪獣が暴れだしたら、しっかりと戦えて、戦力的にも問題はないか確認したうえで戦いに出す事になっている。
「久しぶりにハレミヤにいくな。それにしてもこの森は相変わらずだな」
《ああ、久しぶりだ。空気が綺麗な所で我は好きだな》
レインが呟くように言うと紅い色の十字架から男の声がした。神装の中でも上位に位置する神装は神の意思がある場合がある。
レインの契約した神装は『真なる破壊神の神装』。
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レインは歩いて数十分でハレミヤについた。空気が綺麗な所で田舎と言うわけでもない。ハレミヤは田舎と言うより都会だ。ハレミヤは空気が綺麗な所が有名だ。現代時代のようなバイクや車はおろか、自転車までない。その代わり魔方陣を使えば誰でも何処でもいける。距離によっては時間がかかってしまうのが欠点だ。
「よし、まずは腹ごしらえだ。ハレミヤ特製パンやアップルパイがおいしんだよな」
《はぁ、クロナの小娘の所に行かなくていいのか?》
「アイツはいいだろ。連絡してないし」
《後でどうなっても我は知らんぞ》
シヴァは心配気味で声をかけたが余り気にも止めてもいないレインに溜め息を漏らした。
ハレミヤはレインが育った場所でもある。数年前に旅に出てから一度も帰って居なかったのだ。両親はは旅立つ2年前に死んでいる。何故旅へ出たかというとレインの師にあたる人に旅え出てこいと言われたからだ。
ハレミヤでは基本的に女が神装を使いやすい。神装の適合率が元々から女の方が高かかったのと男は邪獣100年前に起きた邪獣大量発生。この事を皆大震災と読んでいる。その大震災で男の人が凄く減ってしまったのが理由だ。その為ハレミヤにある学校は殆ど女子学校だったわけだが。
クロナというのはハレミヤに住んで居たときの幼馴染みだ。クロナは背中まである紫色の髪に紫色の瞳をした少女。本名はクロナ・メルサリア。』
喫茶店にレインが入る。ローブは被ったままだった。席につき、直ぐに20歳前後のお姉さんが来た。
「ハレミヤ特製あんパン2つとハレミヤ特製クロワッサン3つとハレミヤアップルパイをください」
「はい、パンが5つパイが2つですね」
因みにここでのお金はG。Gとは日本円とほぼ一緒の価値となるが日本円と違って全てコインだ。つまり日本円で1000ということになる。