表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミミちゃんのサバイバル日記【短編ホラー】  作者: さとちゃんペッ!


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/9

第2話 え?!ママのことが本気で好きなの?

ご覧いただきありがとうございます!

あなたの近くにいるかもしれない、一見そうとはわからない虐待児に救いの光があたるようにの願いを込めて書きました。

謹んでお届けします。

学校の帰り道。

リコちゃんが弾む声で言った。


「今日はね、リコの誕生日なの! 回るお寿司に行きたいって言ったら、行くことになったんだ。楽しみ~」


「ええ?  いいなあ。回るお寿司、行ったことないよ」


「ミミちゃんちってヘルシーライフだからね。外でご飯しないんでしょ?」


「うん。ママがヘルシーメニューで夕食を作ってくれる」


「いいじゃない」


「よくないよ。私だって回るお寿司行きたい」


「でも……ママのこと、好きなんでしょ?」


「えっ?!」


「リコはママがだーい好き! 一生一緒に暮らしたいよ」


……えええ?!


リコちゃんって、本気でママのこと好きなの?

この世に「ママが好き」って人がいるなんて、信じられない。

その言葉は、わたしにとって大きな《《しょうげき》》だった。

だまってだまって、小石をけとばした。


──私は、はっきり言ってママが嫌い。


家の食卓に並ぶのは、無農薬の雑穀米と無農薬野菜、天然物の小魚だけ。

テレビもない。

ゲームもない。

漫画もない。

代わりに、図書館で山ほど借りた本を「勉強が終わったら読め」と押しつけられる。

友だちの会話しようにも共通の話題が無いという辛さを、ママは理解しない。


誕生日プレゼントが日記帳ってところで、ママの異常さが分かるでしょう。

普通はゲームソフトとかだよね。


パパは仕事で帰ってこない。

学校から帰って、次の日の朝に学校へ行くまでの時間──

私はずっとママの支配下にいる。


でも、リコちゃんに話しても……きっと分かってもらえない。


【日記】6月28日 くもり


今日はリコちゃんと話した。

リコちゃんは今日が誕生日。


ママたちは同じ産院で、一日違いで生まれたふたりが仲良しになるよう願っていたらしい。

その願い通りに、私とリコちゃんは親友になった。


リコちゃんは回るお寿司でお祝いしてもらうんだって。

……ミミも行ってみたいなあ。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!

いかがでしたか?


感想をいただけるとすごく励みになります。

次回もどうぞお楽しみに!


さとちゃんぺっ!の完結済み長編歴史小説、良かったら読んでください。↓

歴史部門:なろう日間2位 週間2位 月間2位 四半期2位 (1位はとれない)

源平合戦で命を落とす安徳天皇に転生した俺、死にたくないので、未来の知識と過剰な努力で、破滅の運命を覆します

https://ncode.syosetu.com/n7575kw/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ